自殺対策基本法

有志議員と民間の連携実る

2005年2月、参院厚生労働委員会は自殺に関し学識者への意見聴取会を開いた。委員会の日程に比較的余裕のある2月に「何かできる仕事を」と考えていた与党自民党の武見敬三が筆頭理事間の話し合いで野党民主党の山本孝史にテーマ設定を相談。山本が「自殺を」と提案したのがきっかけだった。

民間団体からの請願書と署名を受け取る扇千景参院議長(06年6月)

日本の自殺者数は1997年から98年にかけ急増。毎年3万人を上回る状況が続いていた。しかし、政府内の担当部署も曖昧で、自治

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