企業が同業のM&A(合併・買収)を進める際、独禁当局による審査は大きな関門だ。それに加え、神経を使うもう一つの当局対応がある。買収完了前に、ライバル企業同士が営業上の情報交換などをすることを禁じる「ガンジャンピング」と呼ぶ規制だ。特に欧米で厳しく運用されており、国をまたぐ案件では無視できなくなっている。
売り手企業が応札企業ごとに情報の公開条件を決められる(米イントラリンクスのバーチャル・データルーム画面)
(編集委員 瀬川奈都子)
「やっと一緒に販売計画を描ける」。4月3日、チェコの最大手ビールメー