ジョン万次郎とユニタリアン 社会学者 橋爪大三郎

ジョン万次郎の話をしよう。

一八四一年、土佐(高知県)中濱の万次郎は、漁に出て嵐のため遭難。無人島(鳥島)に数人で漂着し、半年して捕鯨船に救助された。船長は一四歳の万次郎を気に入り、アメリカに連れ帰った。鎖国の時代に渡米した、最初の日本人である。

捕鯨船の母港はマサチューセッツ州ニューベッドフォード。隣のフェアヘーブンに船長の家があった。そこから小学校に通い、英語を覚え、進学して航海術も学んだ。

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