手本は仏の付加価値税

本格的な付加価値税はフランスが54年に初めて導入した。60年代前半、大蔵省の内海孚がベルギー駐在中に英訳の報告書を日本に送ったが、シャウプ勧告以来の直接税主義が主流で、ほとんど顧みられなかったという。

70年、自民党政調会長の水田三喜男が訪欧団を組んだ。主税局課長補佐になっていた内海が同行する。主税局長の細見卓は「水田さんにあまり思い込ませないように。か

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