「巫」を人名漢字に追加 法務省が規則改正

法務省は7日、戸籍法施行規則を改正し「巫女(みこ)」の「巫」の字を人名用漢字に追加した。生まれた子の名前に「巫」を使った出生届を受理されなかった三重県松阪市の夫婦が不服を申し立てた家事審判で勝訴し、確定したため。

同省民事局によると、人名用漢字の追加は2009年の「穹(きゅう)」「祷(とう)」以来で、計862字となった。戸籍法は「子の名前には常用平易な文字を用いなければならない」と規定し、使える漢字は常用漢字(2136字)と、同省が規則で定めた人名用漢字に限定している。

「巫」の使用を巡っては、津家裁松阪支部が昨年3月に「明らかに常用平易な漢字だ」として夫婦の申し立てを認めた。市側は即時抗告したが、名古屋高裁は昨年8月に抗告を棄却し確定した。〔共同〕

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