前金沢市長にイコモス賞 歴史文化都市づくり評価

日本イコモス国内委員会は12日、文化財の保存や活用への貢献を表彰する2015年の「日本イコモス賞」を、前金沢市長の山出保氏(84)に授与した。20年間の市長在任中に「歴史文化都市の基盤作りを精力的に実施し、全国の先導役を果たした」と評価した。

山出氏は1990年から10年まで金沢市長を務め、旧町名の復活や、演劇や美術など創作活動ができる工房を備えた「金沢市民芸術村」の整備、景観を守るための条例制定などに取り組んだ。

山出氏は、都内での授賞式で講演し「文化財保護の施策で理解を得るには時間がかかる。あきらめないことが大事だ」と述べた。

同委員会は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産審査に携わる国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内組織。日本イコモス賞は14年に創設された。

〔共同〕

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