宮沢りえさん最優秀女優賞 東京国際映画祭

第27回東京国際映画祭は31日、米国のジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ監督による「神様なんかくそくらえ」を最高賞の東京グランプリに選び、閉幕した。両監督は最優秀監督賞にも選ばれた。吉田大八監督「紙の月」で主演した宮沢りえさんは最優秀女優賞を獲得した。

第27回東京国際映画祭の授賞式で最優秀女優賞に選ばれ、吉田大八監督と抱き合って喜ぶ宮沢りえさん(31日夜、東京・六本木)=共同

宮沢さんは7年ぶりの映画主演。授賞式で「不安と緊張があったが、監督の厳しく粘り強く、愛のこもった演出で、手ごわい役を乗り越えられた」と語った。

「神様なんかくそくらえ」はニューヨークの路上で暮らす麻薬中毒の若者の生きざまを、実際にホームレスだった主演女優の体験に基づき描き出した。「紙の月」は銀行勤めの女性が客の預金に手をつけ、日常の感覚がゆがみ始める物語。若い愛人のために巨額の横領に手を染めるヒロインを宮沢さんが演じた。

他の主な受賞結果は以下の通り。(敬称略)

審査員特別賞=クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ監督「ザ・レッスン/授業の代償」▽最優秀男優賞=ロベルト・ヴィエンツキェヴィチ(「マイティ・エンジェル」)

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