東亜銀行 CEO再任案、総会で両省

■東亜銀行(香港の地場銀行大手) 8日の株主総会で李国宝会長兼最高経営責任者(CEO)を再任する人事案を了承した。米ヘッジファンドや議決権行使助言会社が反対していたが、反対票の割合は3割弱にとどまった。

東亜銀が同日夕に香港取引所に開示した資料によると、李氏を取締役として再任する人事案に賛成は71%、反対は29%だった。李氏一族のほか、東亜銀の大株主である三井住友銀行やスペインのカイシャバンクが賛成に回ったとみられる。

米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは東亜銀の業績低迷は経営陣の責任だとして、李氏らの再任案に反対する方針を表明。米議決権行使助言会社のインスティテューショナル・ショアホルダー・サービシーズ(ISS)やグラスルイスも企業統治の観点から反対の意向を示していた。(香港=粟井康夫)

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