小泉・自民農林部会長、財務省提案に一定の理解

「コメから野菜へ転作」

自民党の小泉進次郎農林部会長は7日、農業の生産性向上策をめぐり財務省が提案したコメから野菜への転作案について一定の理解を示した。「財政が苦しいなかで税金を有効に使わなければいけないという発想は財務省だけじゃなく政治家としては持っていなければいけない」と指摘。一方で「その論理だけではできないことがあることも分かっていなければいけない」と述べた。

環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を受け、自民党が兵庫県加西市で開いた会合後、記者団の質問に答えた。

コメから野菜への転作案をめぐっては、財務省が4日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で説明。消費が低迷するコメから収益性の高い野菜に転換することで、生産性向上から国費による支援を減らし、財政再建につなげる狙いがある。

7日の会合では野菜農家から「私たちは水田からの潤沢な地下水を使って農業をやっている。水田がなくなれば日本で農業ができなくなる」と財務省への反論を要望する場面があった。

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