別府「地獄蒸し工房」蒸気減り営業時間を短縮

大分県別府温泉の人気観光施設「地獄蒸し工房鉄輪」の蒸気量が突然減少し、営業に影響が出ている。6日ほど休業を余儀なくされたが、6日から営業時間を短縮して再開した。別府市の温泉課が原因を調べているが、配管に傷などの目立った不具合はなく「原因は不明。蒸気量の回復まで当面は状況を見守りたい」と頭を悩ませている。

蒸気が急減し、営業時間を短縮した地獄蒸し工房鉄輪

工房は約100度と高温の蒸気を使い、肉や野菜などを釜で蒸す「地獄蒸し料理」を体験できる観光施設。2010年に開業し、インバウンド(訪日外国人客)の人気も高く、17年度は約9万4000人が訪れた。

別府市によると、1月31日に蒸気量が減少し、釜内部の温度が約70度にまで下がったと同工房から連絡があった。食材を予定時間内に料理できなくなり、同日午後から2月5日まで休業。6日から営業時間を3時間短縮し、午前9時から午後6時までとした。

蒸気は隣接地の地下約250メートルの泉源から引いている。18年10月も似た現象が起きたが「当時は半日で回復した。これだけ長く蒸気の量が減るのは初めて」(同市温泉課)。原因が分からず、通常営業にいつ戻れるかは不明という。

アプリで開く
日経電子版に登録すると、
有料会員限定記事が毎月一定数無料で読めます。