イラクのアブドルマハディ暫定首相は6日、駐留米軍の撤退への協力を米国の駐イラク大使に要請した。イラク議会が5日、駐留米軍を含む外国部隊の駐留を終わらせる決議を採択したのを受けた措置だ。ロイター通信が伝えた。
イラク首相府の声明によると、アブドルマハディ氏は米側に現在の状況がいかに危険かを説明した。そのうえで「戦争回避のため、イラクはできることは何でもする」と強調した。
イラクは国内で米軍がイラン革命防衛隊の精鋭部隊のソレイマニ司令官を殺害したことに「主権侵害だ」として反発している。国民の間に反米感情が広がっている。
イラクには5000人程度の米兵が駐留し、イラク軍への助言などで支援・協力している。トランプ米大統領は5日、イラク政府が米軍撤収を一方的に要求した場合は「前代未聞の制裁を科す」と警告していた。
