問いはジャングルにあり 京都大学総長・山極寿一さん

【NIKKEI The STYLE 2019年12月15日付「My Story」を再掲】

やまぎわ・じゅいち 1952年、東京都生まれ。京都大学大学院の理学研究科修了後、京都大霊長類研究所助手などを経て京都大大学院理学研究科教授。2014年から現職。日本学術会議会長を兼任。19年6月まで国立大学協会会長も務めた。問いを立て、答えを探すために冒険をする。「常識を超えたものに遭遇することがある。それが研究の醍醐味」と説いてきた。(京都市の自宅で)

世界的な霊長類学者、ゴリラ研究の第一人者として知られる京都大学総長の山極寿一さんは、30年以上、日本やアフリカでフィールドワークを重ねてきた。多様な人々と付き合い、ゴリラと向き合った視点で日本の教育研究の未来を描いている。

「ここ、アフリカだろ」。写真撮影で山極さんはいたずらっぽい笑みを浮かべた。「ここ」は京都

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