キリンHD、国内飲料事業で統括会社 ビールや清涼飲料で連携

キリンホールディングス(HD)は3日、ビール類や清涼飲料など国内の飲料事業を統括する新会社「キリン」を2013年1月に設立すると発表した。新会社はキリンビールなど主要3社を傘下に収め、国内市場での事業連携や効率化を進める。少子高齢化で市場が縮小するなか、国内事業に特化した新会社の設立で再成長を目指す。

キリンの資本金は5億円で、キリンHDが全額を出資。磯崎功典・キリンビール社長がトップを兼務する。

キリンHDは新会社にキリンビール、キリンビバレッジ、ワイン大手のメルシャンをそれぞれ移管した上で、海外戦略に専念する。

新体制への移行を機に、成長に向けた事業計画を立てるほか、商品開発などで3社の事業連携を進める。物流など後方部門の重複業務を一元化することを検討している。事業会社同士の統合は「現時点では予定はない」(三宅占二・キリンHD社長)としている。

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