奈良・唐招提寺で新たな鑑真像の開眼法要

没後1250年を記念した開眼法要が行われる講堂へ運ばれる鑑真和上坐像の模像(5日、奈良市)

奈良市の唐招提寺で5日、日本に戒律を伝え同寺を創建した鑑真の没後1250年を記念し、国宝・鑑真和上坐像(ざぞう)の「お身代わり」として制作した像に魂を入れる開眼法要が営まれ、約千人の参列者が儀式を見守った。

新たな像は輿(こし)に乗せられ、雅楽奏者や僧侶らに先導されて、南大門から法要が行われる講堂まで運ばれた。

開眼の儀では、同寺の石田智圓(ちえん)長老が大きな筆を手に、像に眼を描く所作を行った。筆には御利益が広まるよう、5色の布で編んだ5本の長い綱がつながれ、参列者は綱を握って儀式に見入っていた。

新たな像は美術院国宝修理所(京都市)で、2010年から3年近くをかけて、国宝像と同じ技法で制作された。7日から境内の開山堂で一般公開される。

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