韓国、元徴用工らの名簿を公開

【ソウル=加藤宏一】韓国政府は19日、今夏の駐日韓国大使館の新築・移転作業の際に発見した日本の植民地時代の韓国人元徴用工らの名簿を公開した。同政府によると、名簿は1953年に李承晩元大統領の指示で作られ、強制徴用(徴兵含む)された22万9781人の氏名や生年月日などを記載。元徴用工の認定がしやすくなり、日本企業を相手取った今後の損害賠償請求訴訟に影響を与える可能性もある。

韓国政府によると、19年の三・一独立運動、23年の関東大震災時にそれぞれ殺害された630人、290人の名簿も同時に発見。韓国外務省報道官は同日の記者会見で名簿が日韓関係に与える影響について「膨大な量の資料であり、細かい分析作業が必要だ」と述べるにとどめた。

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