日曜日も朝からケイ線にらむ中井幸太郎氏

鍋島高明・市場経済研究所代表

マスコミ嫌いの中井幸太郎が経済誌「財界」のシリーズ「北浜のサムライたち」に登場するのは昭和30年7月のことだ。当時、中井は絵野証券社長として頭角を現していた。

「一向に無趣味な人である。ただ一つ熱心なものがある。それは相場だ。大井証券の大井治社長が働き虫のように全国の各支店出張所を駆け回る熱心さと、中井幸太郎が日曜日もずっと朝からケイ線ばかり眺めて相場を考えている熱心さとは、形こそ違うが実に対照

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