バングラデシュに初の日系工業団地 住友商事が年内開所 アジアBiz 南西ア・オセアニア 8月15日 バングラデシュで初の日系工業団地が2022年内に開所する。住友商事が建設・運営を主導し総事業費は130億円。円借款で周辺の電力インフラも整備し、日系を軸に製造業が集まる「ものづくり基地」に育てる。経済特区指定を受けた数少ない国際水準の団地で、地元政府も税優遇で支援する。人口1億7千万のフロンティア市場へのメーカー進出を後押ししそうだ。 ■総事業費130億円、JICAも出資 首都ダッカから東に約2 バングラデシュに初の日系工業団地 住友商事が年内開所
不動産投資額、1~6月世界で19%増 民間調べ 8月15日 不動産サービス大手のジョーンズラングラサール(JLL)は15日、2022年1~6月の世界の不動産投資額が前年同期比19%増の5660億ドル(約75兆円)だったと発表した。アメリカを中心に住宅などへの投資が増えた。一方で、日本を含むアジア太平洋地域は前年にあった大型案件の反動もあり、投資額は前年実績を下回った。 JLLが世界のオフィスビルや 不動産投資額、1~6月世界で19%増 民間調べ
エアコンでも30度下回らない教室、埼玉で断熱リフォーム 埼玉 8月15日 埼玉県内の工務店や設計士らが創設した「さいたま断熱改修会議」は、さいたま市内の小学校教室を断熱仕様へとリフォームする。空調設備を使っても日中30度を下回らない教室で、学びの場の環境改善と同時に「断熱リフォーム」の周知も兼ねる。 夏休み期間中を利用して工事するのは、市立芝川小学校4年1組の教室。築50年近くの校舎の最上階の角部屋で窓が東側にあり、日射が直撃する。同会議の佐竹隆一事務局長は「断熱のな エアコンでも30度下回らない教室、埼玉で断熱リフォーム
東京・豊洲に屋外BBQ施設「キラナリゾート」26日開業 東京 小売り・外食 8月15日 レジャー施設などの運営を手掛けるキラナリゾート(東京・千代田)は、バーベキューが楽しめる屋外型の飲食施設「キラナリゾート豊洲」(同・江東)を26日に開業すると発表した。豊洲市場近くの臨海部に立地し、海外のリゾートをコンセプトとして集客に取り組む。 施設は約7000平方メートルで1000席ほどを用意する。手ぶらでバーベキューが楽しめる 東京・豊洲に屋外BBQ施設「キラナリゾート」26日開業
不動産「活況」の死角 迫るビル大量供給、変調の兆しは 日経ヴェリタス 日経ヴェリタスセレクト 不動産 増やす 8月14日 「日本の住宅は機関投資家のニーズが高く、リスク調整後の投資リターンも魅力的だ」。シンガポールの投資ファンド、QIPのピーター・ヤング最高経営責任者(CEO)は自信をみせる。同社は日本の大都市のマンションを投資対象とするファンドを組成し、大阪と名古屋の3物件を4000万ドル(約53億円)で取得したと6月上旬に発表した。 不動産サービス大手CBREによると、日本の不動産取引額は新型コロナウイルス感染 不動産「活況」の死角 迫るビル大量供給、変調の兆しは
パナソニックHDの配送ロボ 国内初の「無人走行」 日経産業新聞 関西 エレクトロニクス 8月14日 パナソニックホールディングス(HD)が宅配便の届け先までの「ラストワンマイル」で、配送ロボットを活用したサービスの実用化に取り組んでいる。従来はロボットの周囲で安全性を確認する人員が必要だったが、日本で初めてこの人員を配置しない無人走行が許可されたほか、7月末には野外イベントでビールを運ぶデモ走行も実施した。他社との連携も進め、配送やイベント活用などのサービスにつなげる。 ■屋外催事で初走行 パナソニックHDの配送ロボ 国内初の「無人走行」
中国に複合不況の足音 不動産苦境、金融・財政に波及 不動産 中国・台湾 8月13日 【北京=川手伊織】中国で不動産開発企業の経営難を起点に、金融と財政が同時に悪化している。銀行では不動産融資の焦げ付きが増え、工事が止まった物件で住宅ローンの返済拒否が広がる。地方政府が国有地の使用権売却で得る「土地収入」も落ち込む。7月のマンション販売は前年同月比3割減と低迷が続き、苦境の出口は遠い。 不動産の苦境は政府の規制強化が発端だ。バブル抑制のため2021年に開発企業向け融資や住宅ローン 中国に複合不況の足音 不動産苦境、金融・財政に波及
大成建設、スリランカの空港工事中止を協議へ 南西ア・オセアニア 8月12日更新 大成建設はスリランカで手掛ける空港工事について、発注者のスリランカ空港公社と中止するかどうかの協議に入る。国際協力機構(JICA)が空港公社への融資を停止するなど資金調達が難しくなっており、工事を中断して交渉する。政情不安につながったスリランカの経済危機が、日本企業の海外事業にも影響を及ぼし始めた。 両社が協議入りするのは同国最大都市のコロンボ近くにあるバンダラナイケ国際空港の第2期拡張工事だ。 大成建設、スリランカの空港工事中止を協議へ
栃木の競馬場廃止に救世主 工場進出で法人住民税増加 データで読む地域再生 税・予算 栃木 山梨 群馬 埼玉 東京 神奈川 千葉 茨城 関東 自動車・機械 小売り・外食 8月12日 関東・山梨の1都8県でも、企業の数や業績に連動する法人住民税を、2020年度までの10年間で大幅に増やした自治体が見られた。工業団地の造成や税制優遇などで企業を誘致したほか、不振の公共施設を廃止して跡地に工場進出を成功させた例もある。交通アクセスの良さも追い風になっている。 栃木県宇都宮市の南に隣接する壬生(みぶ)町。かんぴょうと「おもちゃのまち」で有名な町の法人住民税は20年度、10年度比で5 栃木の競馬場廃止に救世主 工場進出で法人住民税増加
伊藤忠、大成建設にCO2吸収コンクリート原料供給 8月12日 伊藤忠商事と大成建設は、二酸化炭素(CO2)を吸収させた環境配慮コンクリート事業で協業する。伊藤忠がオーストラリアの出資先企業を通じて生産するCO2を固定したコンクリート原料を、大成建設に供給することで合意した。伊藤忠は2022年秋にも供給を開始し、27年度をメドに数十万トンの販売を目指す。 伊藤忠が出資する豪ミネラル・カーボネーション・インターナショナル(MCi)が大成建設にCO2を固定する炭 伊藤忠、大成建設にCO2吸収コンクリート原料供給