老後資金の利回り改善 個人向け国債が選択肢に 家計のギモン 3月22日 妻と年金暮らしの70代の男性です。電気代など物価が上昇し、家計が厳しいです。金融資産の大半は預貯金です。リスクを抑えつつ少しでも高い利回りを得る方法を教えてください。 リタイア後の家計は赤字になりやすく、金融資産を取り崩す必要が出てきます。最近は物価上昇の影響で取り崩す金額が増えている人が目立ちます。 現役時代に資産運用の経験がなく、金融資産が全て預貯金という人は少なくありません。定期預金の金利 老後資金の利回り改善 個人向け国債が選択肢に
夫が死亡、子の学費が心配 労災なら「就学援護」活用も 家計のギモン 3月15日 会社員の夫が業務中の事故で亡くなり、労働者災害補償保険(労災保険)の給付を申請するつもりです。ただ、子どもの教育費が高く、家計が苦しくなりそうで不安です。 会社員など厚生年金の加入者だった人が亡くなれば、遺族は公的年金から遺族厚生年金などを受け取れます。さらに亡くなった原因が通勤や業務だった場合、労災保険の給付の対象です。亡くなった人に生計を維持されていた配偶者などは、遺族補償年金を受け取れます 夫が死亡、子の学費が心配 労災なら「就学援護」活用も
パートかけ持ちの社会保険 健康保険の内容で選択 家計のギモン 3月8日 収入を増やすため2つの職場で働いています。既に1社で社会保険に入っていますが、もう一方の勤務先からも加入するよう言われました。どのように対応すればいいですか。 短時間勤務の女性を中心に、パートやアルバイトのかけ持ちなどダブルワークが増えています。社会保険は2カ所以上の勤務先で加入要件を満たした場合、それぞれの勤務先で加入することになり、加入時に代表となる勤務先を自身で選ぶ必要があります。こうした パートかけ持ちの社会保険 健康保険の内容で選択
イデコ資産の相続 1人500万円まで非課税 家計のギモン 3月1日 50代会社員です。老後資金の準備として個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)を利用しています。60歳未満は資金を引き出せないので、万が一のことを考えると不安です。 イデコ加入者が途中で死亡した場合、積み立ててきた資産は「死亡一時金」として相続人に引き継げます。相続するには、イデコの口座を開設している金融機関に相続人が申し出る必要があります。申請後に金融機関からの案内に従い裁定請求書など必要書類 イデコ資産の相続 1人500万円まで非課税
注文住宅の代金 複数回支払い、融資活用も 家計のギモン 2月22日 相続した土地に家を建てる予定です。経験者に相談したら「注文住宅はまとまった金額を複数回、支払う必要がある」と聞きました。代金の支払い方法について教えてください。 住宅を建てる際は金融機関で住宅ローンを組んでいったん支払い、その後返済していくのが一般的です。住宅ローンで借りた資金は原則、建物が完成して引き渡しの際に受け取れます。 注文住宅では建築会社との請負契約や着工、上棟、引き渡しの際など複数回 注文住宅の代金 複数回支払い、融資活用も
生命保険の見直し ネット販売、保険料安く 家計のギモン 2月15日 物価高の影響で生活が厳しくなってきました。生命保険の見直しを考えています。同じような保障内容で保険料に違いがあるようですが、どんな選択肢があるのでしょうか。 生命保険の保険料は大きく2つの要素で構成されています。1つは保険会社が将来の保険金の財源とする「純保険料」です。純保険料は年齢や性別ごとの死亡・病気率である予定死亡率と運用収益によって決まる予定利率を基に計算されます。 予定死亡率は契約期間 生命保険の見直し ネット販売、保険料安く
相続した空き家を売却 条件満たせば税の優遇も 家計のギモン 2月8日 2020年6月に母が亡くなり、実家を相続しました。空き家なので売却したいと考えていますが、売却時の税金が気になります。有利になる制度はありますか。 相続した実家を売却して得た収入は譲渡所得になります。通常、譲渡所得は収入金額から物件の取得費や、売却するために支払った仲介手数料などを差し引いて計算します。また空き家は一定の要件を満たせば、譲渡所得から最高3000万円まで差し引ける特例があります。 相続した空き家を売却 条件満たせば税の優遇も
子どもが投資に興味 まず貯蓄、損失も経験 家計のギモン 2月1日 高校生の息子が、学校の授業をきっかけに投資に興味を持ちました。実際にやってみたいようですが、親の私は投資経験がありません。どのように取り組むとよいでしょうか。 2022年度から高校の家庭科で投資も含めた長期の資産形成を学ぶ金融教育が必修化されました。授業の内容は先生によりますが、株式や投資信託への投資を実践的に教える場合もあります。預金金利がほぼゼロの中、資産形成で投資を考えざるを得ないのが今の 子どもが投資に興味 まず貯蓄、損失も経験
贈与で相続節税 非課税枠超え、有利な場合も 家計のギモン 1月25日 相続税の負担を軽くするため、生前贈与を考えています。ただ、受け取る人1人につき年間110万円を超えると贈与税がかかると聞きました。効果的な節税方法を教えてください。 相続税の負担を減らすため生前贈与を考える人は多いです。贈与には年間110万円の基礎控除があり、多くの人はその範囲で毎年贈与しようとします。 ただし、人によっては基礎控除を超えて贈与をした方が有利になる場合があります。多額の財産がある 贈与で相続節税 非課税枠超え、有利な場合も
妊娠・出産の不安に備え 手ごろなミニ保険でカバーも 家計のギモン 1月18日 現在、第1子を妊娠しています。切迫早産などにならないか心配です。こうしたケースで入院するとお金もかかると聞きました。保険で備える方法はありますか。 切迫早産や切迫流産、緊急帝王切開など妊産婦特有のリスクは少なくありません。しかし、一般的な民間医療保険は妊娠週数によって新規加入ができなかったり、加入できても保障内容が制限されたりすることが多いです。一方、こうしたリスクに対応する保険が少額短期保険( 妊娠・出産の不安に備え 手ごろなミニ保険でカバーも