住友化学、一時6%高 銘柄診断 1月26日 25日の東京株式市場で住友化学の株価が一時、前週末比6%(30円)高の503円と昨年来高値を付けた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が前週末に投資判断や目標株価を引き上げたことがきっかけ。市況反転を背景に石油化学セグメントでの業績回復が期待されるためで、機関投資家を中心に買われた。 終値は27円(6%)高の500円だった。売買代金は107億円と1.9倍に膨らんだ。 三菱モルガンの渡辺亮一氏は2 住友化学、一時6%高
京急、一時5%安 銘柄診断 1月23日 22日の東京株式市場で京浜急行電鉄株が3日続落し、一時、前日比76円(5%)安の1605円と約2カ月半ぶりの安値をつけた。20日にJR東日本が「羽田空港アクセス線」を2029年度に開業すると発表。空港線のシェア低下による長期的な影響が懸念されて売りが広がった。 終値は70円(4%)安の1611円だった。1%安だった業種別日経平均「鉄道・バス」と比べ、下落幅が大きい。 京急は羽田空港と都心を結ぶ路 京急、一時5%安
SBG、21年ぶり9000円台 銘柄診断 1月22日 21日の東京株式市場でソフトバンクグループ(SBG)株が一時前日比345円(4%)高の9039円まで買われ、昨年来高値を更新した。9000円台乗せは約21年ぶり。最大投資先の中国アリババ集団株が上昇し、連れ高した。 SBG株は昨年12月にMBO(経営陣が参加する買収)観測から急上昇したが、アリババの経営に対する不透明感から上値が重くなっていた。中国メディアが20日に創業者の馬雲(ジャック・マー) SBG、21年ぶり9000円台
JTOWER、一時2%高 銘柄診断 1月21日 20日の東京株式市場でJTOWER株が一時、前日比260円(2%)高の1万1110円をつけた。同社は電波を建物内に届きやすくするアンテナや配線など通信設備を携帯電話各社に貸し出す。政府による携帯料金下げの要請を受けて各社はコスト削減を迫られており、設備需要が今後伸びるとの見方から買いが続いている。 株価は3日続伸、小幅高で取引を終えた。昨年9月ごろの5000円前後から大きく水準が上がっている。岡 JTOWER、一時2%高
三井E&S、一時16%高 銘柄診断 1月20日 19日の株式市場で三井E&Sホールディングスの株価が急伸し、一時前日比60円(16%)高の444円まで買われた。政府が南鳥島周辺の海域でレアメタルの掘削商業化を進める方針と一部報道で伝わり、個人投資家の買いが向かった。 終値は53円(14%)高の437円だった。報道を受け、子会社で海底資源の掘削設備を手掛ける三井海洋開発も一時4%高となった。同社は石油やガスの掘削で世界首位。「レアメタル掘削など 三井E&S、一時16%高
グローリー、8年ぶり安値 銘柄診断 1月19日 18日の東京株式市場でグローリーの株価が続落し、一時前週末比31円(1.5%)安の2031円まで下落して2013年2月以来約8年ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、キャッシュレスの流れが強まっている。同社が手がける金融機関向け現金処理機の需要が停滞するとの懸念が売り材料となっている。 終値は29円(1.4%)安の2033円。コロナ感染が拡大した昨年3月以降、株価は軟調な展開が グローリー、8年ぶり安値
セ硝子、一時6%安 銘柄診断 1月16日 15日の東京株式市場でセントラル硝子株が一時、前日比144円(6%)安の2233円をつけた。14日にAGCとの国内建築用ガラス事業の統合協議が中止になったと発表した。不振のガラス事業の統合中止で業績の先行き不透明感が強まり、個人投資家を中心に売りが膨らんだ。 終値は139円(6%)安の2238円だった。みずほ証券の松田洋氏は14日付のリポートで「株式市場では建築用ガラス事業が切り離されることは織 セ硝子、一時6%安
コナミHD、3年ぶり高値 銘柄診断 1月15日 14日の東京株式市場でコナミホールディングス株が一時、前日比170円(3%)高の6570円まで上昇し、2017年12月以来およそ3年ぶりの高値をつけた。年末商戦で家庭用ゲーム機向け新作の販売が好調で、業績の上振れ期待から機関投資家などの買いが入った。 「ニンテンドースイッチ」向けに20年11月に発売した「桃太郎電鉄(桃鉄)」シリーズの最新作は2カ月弱で累計販売本数が200万を超え、シリーズ最大級 コナミHD、3年ぶり高値
アドバンテスト、一時6%高 銘柄診断 1月14日 13日の東京株式市場でアドバンテスト株が一時前日比470円(6%)高の8730円まで上昇し、昨年来高値を更新した。高速通信規格「5G」に対応した高性能スマートフォンやデータセンター、基地局向けの半導体需要が強い。アドテストの検査装置への需要も強まるとの期待から、国内外の投資家による断続的な買いが入っている。 終値は450円(5%)高の8710円だった。 高性能スマホなどに搭載する演算チップは5G アドバンテスト、一時6%高
ルネサス、3年ぶり高値 銘柄診断 1月13日 12日の東京株式市場でルネサスエレクトロニクス株が一時前営業日比89円(8%)高の1238円まで上昇し、約3年ぶりの高値を付けた。自動車各社が半導体不足で減産しているとの報道が相次ぎ、車載向け半導体の需要拡大期待の高まりから買いが集まった。 終値は60円(5%)高の1209円。売買代金は前営業日より6割強増えた。 ルネサスは車を制御するマイコンなど車載向け半導体を手掛ける。調達難からトヨタ自動車 ルネサス、3年ぶり高値