ベトナム、コロナ下で新空港 ASIA政策ナビ 2月16日 ベトナム南部の最大都市、ホーチミン市近郊で新国際空港の建設が始まった。同市の既存の国際空港でも拡張事業が近く始まる見通しだ。2020年代中盤に同市周辺の旅客受け入れ能力は2.5倍になる。新型コロナウイルスの感染拡大前から決まっていた計画だが、過剰投資との見方が出ている。 新設するロンタイン国際空港(ドンナイ省)は、ホーチミン市中心部から約40キロメートルの場所にある。15年に国会が承認した。1期 ベトナム、コロナ下で新空港
インドネシア、禁酒法案 ASIA政策ナビ 1月19日 11日に開会した2021年のインドネシア国会で日本を含む外国人駐在員が動向に気をもんでいる法案がある。20年秋に提出され、継続審議になっている禁酒法案だ。 法案はアルコール飲料の生産、流通、販売、消費の原則禁止を柱とする。飲酒した人には最長2年の禁錮刑あるいは最大5000万ルピア(約37万円)の罰金刑を科す。 イスラム色が強い与野党の3党が共同で提出した。15年にも提出の動きがあったが、外国人を インドネシア、禁酒法案
シンガポール「食品テック」育む ASIA政策ナビ 1月5日 【シンガポール=中野貴司】シンガポールが最新技術を活用する「食品テック」企業の集積地として台頭している。政府が研究開発から生産・販売まで一貫支援し、培養肉などの人工食品を開発する新興企業の進出を促している。人工食品は環境負荷の低減が期待される。シンガポールは新たな産業に育成し、技術開発でアジアを先導する。 「シンガポールは消費市場として魅力的なだけでなく、世界の中で最も都市型農業の環境整備が進ん シンガポール「食品テック」育む
豪・NZ、厳格な出入国制限 ASIA政策ナビ 12月8日 新型コロナウイルスの流行を比較的小規模に押さえ込んでいるオーストラリアとニュージーランド(NZ)。ウイルス流入防止では厳しい出入国管理が奏功したが、厳格な水際対策で海外との往来再開はメドが立っていない。経済界からは柔軟な対応を求める声が出る。 豪州とNZはいずれも3月、新型コロナ感染拡大を受け、外国人の入国を原則として禁止にした。累計感染者は人口2500万人の豪州で約2万8千人、同500万のNZ 豪・NZ、厳格な出入国制限