上場企業、原材料高の影響一巡 1800億円に縮小 環境エネ・素材 株式 企業業績・財務 自動車・機械 6月1日 企業業績を圧迫していた原材料高の影響が一巡する兆しが出てきた。主要約50社の2024年3月期の原材料高による減益額は約1800億円にとどまる見通しで、前期(5兆円のマイナス)から大幅に縮小する。ただ、原材料価格の水準そのものは高く、計画通りに値上げやコスト削減が進まなければ、再び企業業績の重荷になりかねない。 日経平均株価の採用企業のうち、23年3月期と24年3月期の原材料高(輸送費や光熱費の上 上場企業、原材料高の影響一巡 1800億円に縮小
代替シーフード広がる 大豆などで見た目再現 日経MJ 商品ニュース 商品 サービス・食品 5月28日 大豆やこんにゃく粉など多様な食材を用いて、フィッシュフライや刺し身などを再現した代替シーフードが広がっている。見た目や風味を本物に似せており、商品開発が相次ぐ。水産資源は乱獲などによる減少の懸念がある。代替シーフードは持続可能性への関心が高い消費者にとって、新たな選択肢になる可能性がある。 日本ハムは3月、大豆や海藻由来成分などで白身魚のフライを再現した「フィッシュフライ」を発売した。オーブント 代替シーフード広がる 大豆などで見た目再現
関西企業、24年3月期の純利益2%減 建設は資材高が影響 企業決算 関西 企業業績・財務 5月25日 関西の上場企業の業績は、2024年3月期に2期連続の減益となる見通しだ。純利益の合計は前期比2%減る。物価の高騰や人件費の増加により、非製造業で陸運や建設などの収益が圧迫される。一方、製造業は電気自動車(EV)関連の需要増や価格転嫁の浸透で、増益を見込む。 関西2府4県に本社を置く3月期決算の上場企業のうち、前期と比較できる24年3月期の業績予想379社を集計した。予想非開示の企業については日本 関西企業、24年3月期の純利益2%減 建設は資材高が影響
日本ハム、最終増益 5月22日 【最終増益】主力のハム・ソーセージは値上げの影響で販売数量が減る。コロナ禍が落ち着き、食肉事業では飲食店向けの販売が回復。国内・海外ともに高騰していた食肉の調達コストが下がる。新球場の稼働も利益貢献 日本ハム、最終増益
上場企業の23年3月期、1%増益 資源高・経済再開追い風 業績ニュース 企業決算 企業業績・財務 5月19日 上場企業の2023年3月期は、純利益の合計が前の期比1%増の39兆881億円と、2期連続で最高益となった。資源高を追い風に商社が好調、経済再開で空運や鉄道・バスが黒字転換するなど非製造業がけん引した。一方、製造業は苦戦が目立った。化学などが世界経済の減速による需要減の打撃を受けた。24年3月期は最高益の見通しだが、海外の利上げによる副作用など先行き不透明感は強まっている。 19日までに決算を発表 上場企業の23年3月期、1%増益 資源高・経済再開追い風
日本ハム社長「コロナ禍で消費者心理が変化」 関西 サービス・食品 5月17日 「新型コロナウイルス禍を経て、消費者心理が大きく変わった」。日本ハムの井川伸久社長は、消費者の値上げへの許容度が高まっていると見る。2022年以降3度の値上げを実施。22年10月の値上げでは、主力のソーセージ「シャウエッセン」の売り上げが一時的に落ち込んだが、全体では業績への影響は限られていたという。 24年3月期の連結純利益(国際会計基準)は前期比38%増の230億円を見込む。高騰していた食肉 日本ハム社長「コロナ禍で消費者心理が変化」
「値上げ浸透」想定以下4割 食品・日用品メーカー苦戦 日経MJ 値上げラッシュ Think! 5月13日 食品メーカーが値上げの浸透に苦戦している。消費財メーカーを対象に日経MJが3〜4月に実施した価格動向調査では、店頭価格について39%が「想定通りに上昇」とした一方、38%が「想定よりも値上げ幅が小さい」と回答した。背景には値上げラッシュで高まった節約志向がある。販売減と値上げのはざまでメーカーの苦闘が続いている。 「値上げは強烈に感じている。今まではスーパーでの1回の買い物は高くても5000円台 「値上げ浸透」想定以下4割 食品・日用品メーカー苦戦
日本ハムの24年3月期、純利益38%増 新球場も寄与 業績ニュース 企業決算 企業業績・財務 5月10日 日本ハムは10日、2024年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比38%増の230億円になる見通しだと発表した。国内・海外ともに高騰していた食肉価格が落ち着き、調達コストが下がる。今シーズンからプロ野球・ファイターズが本拠地とする新球場の稼働も利益貢献する。年間配当は2円増の112円を見込む。 売上高は前期とほぼ同額の1兆2600億円、本業のもうけを示す事業利益は48%増の380億円の見通し 日本ハムの24年3月期、純利益38%増 新球場も寄与
日経平均、米CPI控え様子見(先読み株式相場) 国内株概況 株式 5月10日 10日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。日本時間夜に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見気分の市場参加者が増えそうだ。日経平均は前日終値(2万9242円)を挟んで上下100円程度の動きにとどまるだろう。決算内容を材料にした個別物色がメインとなりそうだ。 9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比56ドル安の3万3561ドルで終えた。10日に発表される4月 日経平均、米CPI控え様子見(先読み株式相場)
今夜のプラス9 中国が反スパイ法改正、企業はどう対応? 4月27日 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)で「反スパイ法」改正案が可決、成立しました。スパイ行為の定義を広げ国家安全に関わる動きを幅広く取り締まれるようになります。今夜のBSテレ東「日経ニュース プラス9」(午後8時54分〜、https://www.bs-tvtokyo.co.jp/plus9/)は、日本国際問題研究所の津上俊哉客員研究員と日経の桃井裕理中国総局長をゲストに、中国に進出する外 今夜のプラス9 中国が反スパイ法改正、企業はどう対応?