100年後の人類は海上生活? 将来有望な意外な会社 コラム(ビジネス) 12月10日 今から100年後を展望する上で、より正確な予測が可能な要素の1つは人口だ。「人口は『出生』『死亡』『移動』というわずか3つの独立的要因の総合効果で決まる。このため社会現象などに比べて圧倒的に正確な予測が可能」。国立社会保障・人口問題研究所の担当者はこう話す。 例えば国際連合は1963年、2000年の世界人口を61億2973万人と試算したが、実際は61億2412万人。0.09%の誤差しかない。 100年後の人類は海上生活? 将来有望な意外な会社
<東証>東海カが上昇 「黒鉛電極値下げ」は織り込み済みとの見方 12月9日 (9時30分、コード5301)東海カが3日続伸している。前週末比17円(1.5%)高の1132円まで上昇する場面があった。7日付の日本経済新聞朝刊は、東海カについて「黒鉛電極を値下げする方針を固めた」と報じた。鉄鋼市況の悪化による需要低迷を背景に、2020年1~6月納入分の価格交渉で全体で1~2割程度の値下げをするとしている。値下げは既に織り込み済みとして改めて嫌気する動きは目立っておらず、国内外 <東証>東海カが上昇 「黒鉛電極値下げ」は織り込み済みとの見方
ポリエチレン、米の輸出増勢 3割アジアへ 下落要因に 12月4日 レジ袋やフィルムをはじめ幅広く使われる代表的な合成樹脂、ポリエチレンの米国からの輸出が増えている。シェールガス由来の割安な原料を使ったプラントが相次いで立ち上がり、輸出拠点の整備も進む。輸出量の3分の1はアジア市場に向かう。中国など世界景気の減速で需給が緩む中、アジアでの取引価格を下押しする一因になっている。 米国ではシェールガスを原料に使った基礎原料のエチレンや合成樹脂のポリエチレンの生産能力 ポリエチレン、米の輸出増勢 3割アジアへ 下落要因に
住友化学、サウジ2兆円プラントの誤算 ヘルスケア 環境エネ・素材 11月29日 住友化学が社運をかけてサウジアラビアで進めてきた世界最大級の石油化学コンビナート計画に懸念が浮上している。1兆円を投じた第2期の商業運転が11月から始まった。だが、設備費の膨張など運営面の誤算に加え、世界的な供給過剰で石化製品の市況が悪化。中東の割安な原料を生かし、早期に収益貢献させるシナリオは揺らぐ。稼ぐ力を増したうえで農薬など高付加価値品にシフトし、競争力を高める戦略にも影響しそうだ。 紅海 住友化学、サウジ2兆円プラントの誤算
人事、昭和電工 11月29日 (2020年1月6日)秩父事業所管掌、専務執行役員デバイスソリューション事業部長石川二朗▽最高戦略責任者カーボン事業部管掌、常務執行役員高橋秀仁▽常務執行役員財務・経理部管掌(執行役員財務・経理)最高財務責任者竹内元浩▽産業ガス事業部・情報電子化学品事業部・機能性化学品事業部・東長原事業所・伊勢崎事業所・龍野事業所管掌(産業ガス事業部長)執行役員西村浩一▽生産技術部管掌(生産技術)同海宝益典▽執 人事、昭和電工
日立 約1年半ぶり高値 親子上場の解消を好感 11月28日 28日の東京株式市場で日立製作所の株価が5日続伸した。一時前日比99円(2.3%)高の4367円と2018年5月以来、約1年半ぶりの高値(株式併合考慮後)を付けた。25日に上場子会社で化学大手の日立化成を昭和電工に売却する方針と伝わった。事業の選択と集中が進むとの期待感が広がり、海外投資家などからの買いが続いた。 終値は1.8%高の4346円。売買代金は182億円と3割増え、東証1部で6位に入っ 日立 約1年半ぶり高値 親子上場の解消を好感
今日の株価材料(新聞など・28日)パナソニック、半導体撤退へ 11月28日 ▽ネット閲覧情報の第三者提供 利用者の同意義務化(日経) ▽商船三井(9104)、海上で高速通信 ソフトバンク(9434)と組む遠隔操船に道(日経) ▽パナソニック(6752)、半導体撤退へ 台湾企業に売却(日経電子版) ▽7~9月期の米GDP改定値 2.1%に上方修正(日経電子版など) ▽アラムコIPO、個人が87億ドル応募 割当枠埋まる 幹事銀行(ロイター) ▽キャッシュレス利用増4割 コンビニ45% 今日の株価材料(新聞など・28日)パナソニック、半導体撤退へ
日立金属、最後の「御三家」に交錯する思惑 11月27日 日立グループで「御三家」の一角である日立金属の株価上昇が止まらない。26日は一時前日比4%高を付け、年初からの上昇率は34%に達する。2020年3月期に過去最大となる470億円の最終赤字を計上することからみても異様だ。市場の批判を受けていた投資一辺倒を改め、構造改革を本格化させていることが背景にあるが、それが今度はグループ再編の思惑を誘っている。 「体内に持っているウミを出す必要がある」。モータ 日立金属、最後の「御三家」に交錯する思惑
昭電工、退路断つ大型買収 日立化成の優先交渉権獲得 エレクトロニクス 環境エネ・素材 11月26日 総合化学メーカーの一角を占める昭和電工が大型買収に打って出る。日立製作所のグループ子会社である日立化成の買収を巡り、日立側から優先交渉権を得た。買収額は昭和電工の連結売上高(約9900億円)に近い巨額になる可能性があり、リスクもにじむ。それでも「不退転」の決意で挑む背景には、日立化成が強みを持つ半導体や電池向けの先端材料を獲得し、次世代型の企業に脱皮したいとの思惑がある。 「企業価値向上を目的に 昭電工、退路断つ大型買収 日立化成の優先交渉権獲得
親子上場解消に注目 日立再編、資本効率に関心 11月26日 日本株市場の特有の課題である「親子上場」への関心が高まっている。日立製作所や三菱ケミカルホールディングスなど大手企業が、中核子会社の売却や完全子会社化に動いたためだ。企業の多くは2019年度の下半期以降に業績の「V字回復」を目指しているが、世界景気には不透明感が募る。おのずと資本効率を高める取り組みが注目を集めやすい。 26日に大きな話題となったのが、日立グループ企業の株価だ。かつて「御三家」と 親子上場解消に注目 日立再編、資本効率に関心