帝人、再生医療の原料調達で提携 台湾企業など2社と 環境エネ・素材 ヘルスケア 3月22日 帝人は製薬会社から再生医療の薬製造を受託する事業に関連して台湾のバイオ企業であるTFBSバイオサイエンス(台北市)など2社と提携した。免疫細胞の遺伝子を操作してがんへの働きを強める次世代治療法に使う薬の原材料を調達する。遺伝子を応用した創薬の普及をにらみ生産体制を構築する。 TFBSのほか、日本のバイオ企業のメディリッジ(東京・台東)とも提携した。2社から原材料を調達する。細胞に遺伝子を組み込む 帝人、再生医療の原料調達で提携 台湾企業など2社と
24年春の大卒採用21%増 コロナ後にらみ活発、日経調査 就活 エレクトロニクス 自動車・機械 サービス・食品 小売り・外食 3月20日 【この記事のポイント】・主要企業の24年春の大卒採用計画は2割増と高い伸び・コロナ後にらむ求人活発、構造的人手不足が改めて顕在化・初任給額の伸びも最高 世界景気後退や金融不安がリスク 日本経済新聞社が19日まとめた2024年春入社の新卒採用計画調査(1次集計)で、大卒の採用計画は23年春の実績見込みと比べて21.6%増となった。伸び率は2000年以降では景気拡大期だった06年(23.9%)に次いで 24年春の大卒採用21%増 コロナ後にらみ活発、日経調査
メルカリ、IT人材を抜てき 国籍・学歴・年齢は不問 日経産業新聞 ネット・IT 3月18日 メルカリが多様なIT人材の育成に取り組んでいる。優秀な人材の獲得を巡ってはGAFAなど国際的な競争も激しくなっている。メルカリはインドに拠点を開設し採用しているほか、人事で国籍や学歴、年齢を問わず抜てきしている。木下達夫執行役員CHRO(最高人事責任者)と若狭建執行役員CTO(最高技術責任者)に戦略を聞いた。 木下CHRO「社内公募でチャレンジの機会提供」 ――新ミッション「あらゆる価値を循環さ メルカリ、IT人材を抜てき 国籍・学歴・年齢は不問
富士フイルムホールディングス、「チェキ」好調 3月9日 【「チェキ」好調】インスタントカメラ「チェキ」などの売り上げが想定を上回って推移しており、利益率の高いチェキ用フィルムの販売増で利益を押し上げる。ヘルスケア部門では細胞培養の栄養となる「培地」事業で新型コロナウイルスワクチン向けの特需 富士フイルムホールディングス、「チェキ」好調
神戸大学発DNA合成のシンプロジェン、9.2億円調達 兵庫 関西 スタートアップ 3月2日 神戸大学発のバイオベンチャー、シンプロジェン(神戸市)は2日、富士フイルムや双日などから第三者割当増資で9億2160万円を調達したと発表した。調達資金は治療機能を持つ遺伝子を体内に運ぶウイルスベクターなどの開発を加速させるため、先端研究機器の購入や研究開発人員の増強に充てる。 シンプロジェンは2017年の設立。DNAの合成を得意とし、長鎖DNA 神戸大学発DNA合成のシンプロジェン、9.2億円調達
東北大学発のAZUL、日本化薬と提携 次世代触媒量産へ 宮城 東北 環境エネ・素材 2月28日 東北大学発のスタートアップ、AZUL Energy(アジュールエナジー、仙台市)は日本化薬と業務提携し、燃料電池や空気電池などに活用が期待される次世代触媒の量産体制を構築する。プラチナなど貴金属や希土類を使わない触媒で、低コストで生産でき大容量化や長寿命化につながる。既に日本化薬から数千万円の出資を受けており、実用化に向けて開発を加速する。 アジュール社は東北大学の藪浩研究室と、産学連携を続けて 東北大学発のAZUL、日本化薬と提携 次世代触媒量産へ
デジカメ単価8万円台、3年で2倍 AI搭載モデルも Think! エレクトロニクス 2月25日更新 デジタルカメラの平均単価が急上昇している。2022年の世界のデジカメ平均単価は8万5千円と新型コロナウイルス禍前と比べて3年で2倍超に上昇した。人工知能(AI)など先端技術を活用し高速で動く被写体を撮影・認識できるキヤノンやソニーグループなどのミラーレスの人気が高い。スマートフォンの台頭で縮小してきたデジカメだが、日常風景をこだわって撮影したいという初級者の市場を切り開いている。 26日まで横浜 デジカメ単価8万円台、3年で2倍 AI搭載モデルも
半固体電池、量産の幕開け 京セラなど要素技術を確立 日経産業新聞 京都 エレクトロニクス 環境エネ・素材 ヨーロッパ 科学&新技術 2月23日 温暖化ガスの排出が少なく耐久性の高い「半固体電池」の量産が世界で相次いでいる。京セラや日本ガイシは日本で生産を始めた。海外では大型工場の建設が進む。脱炭素を担う電池にも環境負荷の低減が急務だ。半固体は安全性も備えた電池として、電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの蓄電用に普及を狙う。 ノルウェー北部の街で17億ドル(約2300億円)を投じた巨大工場の建設が進む。ルクセンブルクのフレイル・バッテ 半固体電池、量産の幕開け 京セラなど要素技術を確立
日経スマートワーク大賞にソフトバンク 人への投資厚く 働き方改革 ネット・IT 2月22日 日本経済新聞社は22日、働き方改革を通じて成長を目指す先進企業を選ぶ「日経スマートワーク大賞2023」の表彰式を開いた。大賞はソフトバンクで、在宅勤務を中心とした多様な働き方や、人材投資の水準の高さが評価された。受賞した他の5社も、人工知能(AI)活用や外部連携などで組織の力を引き出し、新たな価値を生んでいる。 2022年の「日経スマートワーク経営調査」に基づき、外部審査委員会が選んだ。人材活用 日経スマートワーク大賞にソフトバンク 人への投資厚く
きれいと元気を支える 名古屋から「世界のアマノ」へ 人間発見 鈴木 亮 愛知 コラム ワークスタイル 2月12日 名古屋で化粧品と薬品を販売するアマノ。社長の天野信二さん(62)は「私たちは小売りではない。地域に根ざした美と健康のサービス会社だ」と言い切る。出店は名古屋駅周辺など都心部に限定。薬はもちろん、化粧品でも丁寧なカウンセリングを重ね、顧客との対話を重視する。廉価大量販売とは一線を画し、訪日観光客にも依存しない。 アマノのルーツは曽祖父が1899年に名古屋で始めた置き薬の訪問販売業です。祖父の代には中 きれいと元気を支える 名古屋から「世界のアマノ」へ