愛知製鋼社長「株主利益守る対応」 情報漏えい裁判巡り 株主総会 中部 自動車・機械 環境エネ・素材 事件・司法 6月22日 トヨタ自動車系で特殊鋼や電子部品を手掛ける愛知製鋼は22日、定時株主総会を愛知県東海市の本社で開いた。総会では取締役6人の選任など、3議案を可決した。センサー開発に関する技術情報の漏えいの有無などを巡り元専務と係争していることについて、藤岡高広社長は「株主の共同利益を守るための対応だった」と述べた。 藤岡氏は総会の質疑応答で裁判について「自社の社内 愛知製鋼社長「株主利益守る対応」 情報漏えい裁判巡り
愛知製鋼、1.4億個販売の磁気感知センサーの新製品 環境エネ・素材 中部 ヘルスケア 自動車・機械 6月21日 愛知製鋼は21日、微弱な磁気を正確に検知できる「MIセンサ」の新製品を開発したと発表した。従来品より磁気の計測範囲が広がった上、周囲に強い磁気がある環境下でも検知できるようになった。磁気共鳴画像装置(MRI)の周辺での金属検知や製造ラインの異物混入の検査、 愛知製鋼、1.4億個販売の磁気感知センサーの新製品
トヨタ系部品7社研究開発費、初の1兆円台 23年3月期 カーボンゼロ EV Think! 中部 企業業績・財務 自動車・機械 6月6日 トヨタ自動車グループの主要部品メーカー7社の研究開発費は、2023年3月期に合計で前期より10%増え初めて1兆円台に乗る見通しだ。主に車の電動化や自動運転、「脱炭素」の分野に充てる。半導体不足や原材料の高騰に直面しているが、先行投資にも力を入れ中長期の成長を目指す。 7社はデンソー、アイシン、豊田自動織機、ジェイテクト、トヨタ紡織、豊田合成、愛知製鋼。研究開発費は計1兆100億円でデンソー、アイ トヨタ系部品7社研究開発費、初の1兆円台 23年3月期
保有特許に注目 鉄鋼と非鉄金属関連の技術成長企業 日経マネー 株式投資 増やす 5月3日 技術的な観点から有望銘柄に注目する「工藤特許探偵事務所」。過去2年間におけるYK値(下囲み参照)の成長率が高い銘柄を、業種ごとに紹介していく。今回は「鉄鋼」と「非鉄金属」の2業種に着目する。 「鉄鋼」と「非鉄金属」分野で注目されているのは、高性能な鉄鋼や非鉄金属素材自体に関する技術。これに金属素材を加工する方法や、その応用製品、鉄鋼生産用の炉などに関する技術が続く。「鉄鋼」と「非鉄金属」に属する 保有特許に注目 鉄鋼と非鉄金属関連の技術成長企業
原材料高、半導体不足に不安の声 トヨタ系8社前期決算 業績ニュース 企業決算 企業業績・財務 中部 自動車・機械 4月28日 トヨタ自動車系の主要8社が28日発表した2022年3月期の連結決算は、デンソーなど6社が前の期と比べ最終増益を確保した。アイシン、豊田通商は最高益を更新した。新型コロナウイルス禍からの自動車生産の回復が利益を押し上げた。ただし先行きは不透明だ。オンラインで記者会見した各社トップからは、原材料価格の高騰や半導体など部品の供給不足の長期化などを懸念する声が相次いだ。 最終減益だった豊田合成と愛知製鋼 原材料高、半導体不足に不安の声 トヨタ系8社前期決算
愛知製鋼元専務ら無罪確定 情報漏洩、検察控訴断念 事件・司法 4月4日 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー、愛知製鋼のセンサー開発を巡る技術情報を漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)の罪に問われた同社元専務、本蔵義信氏(71)と元社員、菊池永喜氏(68)をいずれも無罪とした名古屋地裁判決について、名古屋地検は4日、期限までに控訴しなかったことを明らかにした。2人の無罪が確定した。 地検の金山陽一次席検事は「判決内容を検討した結果、原審を覆すことは困難 愛知製鋼元専務ら無罪確定 情報漏洩、検察控訴断念
愛知製鋼、22年3月期純利益9割減 原材料価格上昇で 環境エネ・素材 中部 企業業績・財務 自動車・機械 3月22日 トヨタ自動車グループで特殊鋼を手掛ける愛知製鋼は22日、2022年3月期の連結純利益が前期比90%減の3億円になりそうだと発表した。従来予想(51%減の15億円)を下回り、6年ぶりの低水準となる。原材料高による費用増が主因。期末の配当予想も10円と、これまでの見通しより15円引き下げた。 売上高は前期比27%増の2600億円、営業利益は44%減の20億円。それぞれ予想より 愛知製鋼、22年3月期純利益9割減 原材料価格上昇で
愛知製鋼元専務らに無罪 技術情報漏えい巡り 事件・司法 3月18日更新 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー「愛知製鋼」のセンサー開発を巡る技術情報を漏らしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)の罪に問われた同社元専務、本蔵義信被告(71)と元社員、菊池永喜被告(68)に、名古屋地裁は18日、無罪判決を言い渡した。 板津正道裁判長は判決理由で「情報は抽象化、一般化されすぎていて、ありふれた方法を選択して単に組み合わせたものにとどまる。営業秘密を開示したとはいえ 愛知製鋼元専務らに無罪 技術情報漏えい巡り
愛知製鋼、EV駆動装置 素材メーカー異例の挑戦 EV 自動車・機械 中部 環境エネ・素材 3月3日 トヨタ自動車グループの愛知製鋼が電気自動車(EV)に搭載する駆動装置「イーアクスル」を開発している。モーターやインバーターを一体化したEVの主要部材で、独ボッシュや日本電産を交えた開発競争が進む。素材メーカーの参入は異例だ。鋼材のノウハウを生かして2030年までに高機能品で実用化を目指す。 「21年に高速回転に成功したが『本当に減速できるのか』といった声があった。実証できてよかった」。愛知製鋼は 愛知製鋼、EV駆動装置 素材メーカー異例の挑戦