日野自再出発、幹部3分の1で現場に近く 再建の道険し 自動車・機械 3月4日 自らの部署にしか関心がない――。日野自動車は外部の弁護士らによる特別調査委員会で指摘されたように、多すぎる役員や幹部と縦割りの組織が現場との距離を広げ、不正の主因の一つとなった。2月に部署トップ以上の幹部や役員を約60人から18人と不正前の3分の1に減らしようやく再出発体制が整った。 小木曽聡社長は各分野に最高責任者(CXO)を置くチーフオフィサー制の導入などを柱とする新たな執行体制も同時に発足 日野自再出発、幹部3分の1で現場に近く 再建の道険し
モリタHD、EVモーターズに出資 電動消防車を開発 関西 自動車・機械 2月22日 消防車大手のモリタホールディングス(HD)は22日、商用の電気自動車(EV)を開発するEVモーターズ・ジャパン(北九州市)と資本業務提携すると発表した。第三者割当増資の一部を引き受け、3月7日付で2億円を出資する。電気自動車(EV)の消防車を共同で開発し、2026年度ごろまでの市場投入を目指す。 モリタHDは消防車の国内シェア約6割を占める。EV消防車は国内でまだ流通していないが、脱炭素化に向け モリタHD、EVモーターズに出資 電動消防車を開発
モリタHD、23年3月期純利益50%減 日野自不正が響く 関西 企業業績・財務 12月16日 モリタホールディングス(HD)は16日、2023年3月期の連結純利益が前期比50%減の27億円になる見通しだと発表した。日野自動車のエンジン不正による出荷停止や半導体不足の影響で、消防車のベースとなる車台の調達に支障が出ている。生産や供給が停滞し、収益を悪化させる。 売上高は11%減の740億円、営業利益は54%減の37億円を見込む。モリタHDはこれまで、車台の調達困難により23年3月期の業績予 モリタHD、23年3月期純利益50%減 日野自不正が響く
モリタHD会長「車台の入荷、動き始めた」 自動車・機械 関西 11月2日 「半導体不足が解消し始めたように見える。これから(生産は)プラスに動く」と話すのはモリタホールディングス(HD)の中島正博会長。同社は車台を調達して設備を取り付け、消防車やゴミ収集車といった特装車を販売する。 2023年3月期に入ったころから、半導体不足で大型車メーカーからの車台の供給が停滞。下半期の生産状況が見通せず23年3月期の業績予想は従来通り非開示としたが、「(ゴミ収集車など)環境車両で モリタHD会長「車台の入荷、動き始めた」
日野自動車の不正、モリタHDの消防車供給などにも波及 関西 自動車・機械 8月25日 日野自動車の不正問題は自治体が運用する消防車やごみ収集車など特装車の供給にも波及しそうだ。モリタホールディングス(HD)は特装車のベースとなる車台の多くを日野自から調達しており、出荷停止が長期化すれば半導体不足も相まってさらに納期が見通せないと懸念する。自治体の特装車の調達計画にも支障をきたしかねない。 特装車メーカーは車両の骨格となる車台を大型車メーカーから調達する。車台に消防設備やダンプカー 日野自動車の不正、モリタHDの消防車供給などにも波及
消防車のモリタHD「総合防災企業に」 IoTトイレカーも 関西 自動車・機械 7月7日 モリタホールディングス(HD)が水害など自然災害時に使う新製品を相次ぎ投入している。主力の消防車両は更新需要が中心で、国内市場の伸びが期待できない。近年頻発する台風や豪雨、地震などの災害に総合的に対応する企業として多様な製品をそろえ、中長期的に事業の柱の一つに育てる考えだ。 モリタHDは6月、水害時に建物などへの浸水を防ぐ止水板や、避難所などで使う移動式トイレ「トイレカー」など5製品の販売を始め 消防車のモリタHD「総合防災企業に」 IoTトイレカーも
人事、モリタホールディングス 5月20日 (6月28日)取締役グループコーポレート本部長(総務・人財開発本部長)常務執行役員村井信也 ▼機構改革=〔グループコーポレート本部〕①グループコーポレート本部を新設②総務・人財開発本部の総務部、人事部を移管③経理・情報管理本部の経理財務部、情報管理部を移管 総務・人財開発本部、経理・情報管理本部を廃止 人事、モリタホールディングス
モリタホールディングス社長に金岡氏 4月28日 ◇モリタホールディングス 金岡 真一氏(かなおか・しんいち)82年(昭57年)関西大法卒、森田ポンプ(現モリタホールディングス)入社。18年取締役、20年常務。兵庫県出身。62歳 (6月28日就任。尾形和美社長は退任) モリタホールディングス社長に金岡氏