スズキ「チーム俊宏」に移行 修会長退任、外部人材活用 自動車・機械 2月28日 スズキを社長、会長として40年以上率いた鈴木修会長(91)が退任する。強力なトップダウンで経営を指揮してきたが、1日に62歳になる息子の鈴木俊宏社長を補佐する専務役員を1人から一気に6人に増やすなど、集団指導体制への移行を進める。こうした「チーム俊宏」が修会長の退任後もうまく機能し、電動化対応などの荒波を乗り切れるかが課題となる。 「会長を退任します」。2月24日午後、浜松市のスズキ本社で開かれ スズキ「チーム俊宏」に移行 修会長退任、外部人材活用
新生アイシン、CASE対応を加速 社長に吉田氏 愛知 自動車・機械 2月25日 アイシン精機は、電動化や自動運転といった「CASE」と呼ばれる技術革新への対応を加速する。4月1日に予定する子会社アイシン・エィ・ダブリュ(AW)との経営統合で発足する新会社アイシンの社長に、豊田中央研究所の吉田守孝会長(63)が6月に就任する。伊勢清貴社長(65)が敷いたCASEへの変革路線を推し進める。 「今までの主力の自動変速機(AT)はいずれはなくなると1番危機感を持っている」。伊勢社長 新生アイシン、CASE対応を加速 社長に吉田氏
東証寄り付き 反発し上げ幅500円に接近 景気回復期待強まる 国内株概況 株式 2月25日 25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日に比べ460円ほど高い3万0100円台前半と、3万円の大台を再び上回って推移している。新型コロナウイルスワクチンの普及期待などで前日の米国株が大幅に上昇した流れを引き継いだ。幅広い銘柄が物色され、上げ幅は一時500円に迫った。 米食品医薬品局(FDA)が24日、医薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発したコ 東証寄り付き 反発し上げ幅500円に接近 景気回復期待強まる
<東証>トヨタ紡織が反発 「プライム市場」見据えトヨタが保有株売却 注目株概況 株式 2月19日 (9時35分、コード3116)トヨタ紡織が反発している。朝方は下落して始まったがその後上昇に転じ、前日比36円(2.1%)高の1749円まで買われる場面があった。18日に2022年4月の東京証券取引所の再編を見据え、トヨタ(7203)が保有するトヨタ紡織株の一部を証券会社を通じて売却したことを確認したと発表した。トヨタ紡織の財務戦略を評価した買いが入っているもようだ。 トヨタは20年11月にもト <東証>トヨタ紡織が反発 「プライム市場」見据えトヨタが保有株売却
トヨタ紡織株、トヨタが一部売却 紡織の「プライム」上場視野 愛知 自動車・機械 2月18日 トヨタ紡織は18日、トヨタ自動車が保有するトヨタ紡織株の一部を証券会社を通じて売却したことを確認したと発表した。トヨタ紡織は東京証券取引所が2022年4月に実施する市場再編で実質的な最上位市場となる「プライム市場」への上場を目指している。上場基準である流通株式比率の充足を図るために、トヨタに売却を依頼していた。 プライム市場に入るには、一般投資家が市場で売り買いできる流通株式の比率を35%以上と トヨタ紡織株、トヨタが一部売却 紡織の「プライム」上場視野
トヨタ系メーカー、8割超ベア要求 残業減や人材確保で 愛知 中部 2月17日 2021年春季労使交渉が17日、本格的に始まり、トヨタ自動車やデンソーといったトヨタグループ各社の労働組合が会社側に要求書を提出した。全トヨタ労働組合連合会に加盟する製造系の122組合のうち、8割を超える103社の労組が賃金を一律的に引き上げるベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分を要求した。人材確保や流出防止のためにベアを求めた労組もあった。 一方、一部の労組は手当を手厚く配分するよう求めた トヨタ系メーカー、8割超ベア要求 残業減や人材確保で
「ママ大好き」AIが声日記 デンソー社員、土日に起業 地域総合 中部 スタートアップ 自動車・機械 2月17日 「おかあさん、だいすきー」。幼子の声を録音するのはウサギ型の人工知能(AI)レコーダー。開発した名古屋市のスタートアップ、ふれAIで代表を務める加納健良さん(41)は、自動車部品大手デンソーの現役従業員でもある。 「ジーター(電車)」「ビービーバ(飛行機)」。2014年、家族でタイに赴任していたころ、まだ幼かった長男が発したつたない言葉。思い出に残しておけばよかったと、悔いにも似た思いが「ふれA 「ママ大好き」AIが声日記 デンソー社員、土日に起業
ホテルREITで含み損 合併比率で小刻みに稼ぐ 日経ヴェリタス 株式投資 増やす 2月15日 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。今回は野田正紀さん(仮名、72)。運用歴は半世紀を超す。2001年に会社を退職後、運用に専念。8年ぶりの登場。 ■2020年2月~6月 不動産投資信託(REIT)に分配金の利回り狙いで投資している。ホテル運営会社にホテルの建物を貸して賃料を得ているインヴィンシブル(8963)に ホテルREITで含み損 合併比率で小刻みに稼ぐ
上場企業2割、20年10~12月の純利益最高 車・素材好調 業績ニュース 企業業績・財務 2月12日 12日は3月期企業のうち約370社が2020年10~12月期決算を発表し、ピークを迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、純利益が同期間としての最高益となった企業は5社に1社の割合にのぼる。「巣ごもり消費」が追い風になっている企業が目立つほか、自動車など製造業の急回復が関連する幅広い企業の業績改善につながっている。 11日までに10~12月期決算を発表した3月期決算の上場企業(金融など除 上場企業2割、20年10~12月の純利益最高 車・素材好調
日経平均、5日ぶり反落 42円安の2万9520円 2月12日更新 12日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前営業日比42円86銭(0・14%)安の2万9520円07銭で終えた。市場予想を上回る決算発表が相次いでいるのを材料視して朝方は買いが先行したが、最近の急ピッチの相場上昇を警戒する声も多く、間もなく売りが優勢となった。 日経平均は米国の追加経済対策などへの期待や企業業績の改善を受け、直近の4営業日で1200円超上昇していた。3万円という歴 日経平均、5日ぶり反落 42円安の2万9520円