デンソー、独自技術の応用案を募集 車以外へ展開探る 中部 5月16日 デンソーは16日、QRコードなどの独自技術を利用する新事業のアイデアを社外から募ると発表した。デンソーが自ら思いつかないような技術の応用方法を集めて選考。アイデアが採用されれば、その企業と実証実験などを実施して共同で事業化する。自動車事業以外への自社技術の応用を探る。 「デンソーオープンイノベーションプ デンソー、独自技術の応用案を募集 車以外へ展開探る
温暖化ガス排出の差、捉えやすく 日経平均に気候変動型 株式 5月16日 30日に算出・公表を始める「日経平均気候変動1.5℃目標指数」は、指数に占める6分類の業種セクターごとの比率を日経平均株価に合わせた。2つの株価指数の価格差に温暖化ガス排出量の差異が反映されやすい。新指数に連動した投資信託などを通じ、温暖化対策に注力する日本企業に国内外の投資マネーが向かうのを促す。 新指数は当面、毎営業日の終値を公表。半年ごとに銘柄を見直す。単位は円で表示し、2020年10月3 温暖化ガス排出の差、捉えやすく 日経平均に気候変動型
敗訴した監視委、インサイダー取引巡り調査批判も 法務・ガバナンス 5月14日 証券取引等監視委員会が2017年にソフト会社の元役員らによる金融商品取引法違反(インサイダー取引)だとして処分勧告をした事案について、2月までに裁判所が監視委が主張した構図をほぼ否定し、裁判で争った全員の処分取り消しが確定した。監視委が描いた不正の全体像が崩れるのは異例だ。弁護士からは「ストーリーありきの調査だった」などの批判が出ている。 全員が「処分取り消し」 「調査の基本が全く実践されていな 敗訴した監視委、インサイダー取引巡り調査批判も
トヨタ、資材費上昇1.45兆円 新車に価格転嫁焦点 業績ニュース 企業決算 企業業績・財務 中部 自動車・機械 5月11日更新 トヨタ自動車は11日、2023年3月期の連結営業利益(国際会計基準)が前期より20%減り2兆4千億円になる見通しを発表した。世界の素材高を背景に原材料費が22年3月期より1兆4500億円膨らむ見込み。「原価改善」と呼ぶカイゼン活動でも補えない。業績予想の前提となる為替レートの予想こそ保守的ながら、厳しい環境に直面している。 22年3月期の営業利益は日本企業で過去最高になったが、原材料高は鋼材や非 トヨタ、資材費上昇1.45兆円 新車に価格転嫁焦点
トヨタ世界生産、23年3月期は過去最高970万台へ 中部 自動車・機械 5月11日 トヨタ自動車は11日、2023年3月期の世界生産(トヨタ・レクサス合計)を過去最高となる前期比13%増の970万台にすると発表した。国内は3期ぶりに300万台を回復する計画だ。足元ではサプライチェーン(供給網)の混乱で綱渡りの生産が続く。計画比での減産リスクを織り込み、年初に部品メーカーに提示した1100万台からは計画を引き下げた。 23年3月期の「トヨタ・レクサス」ブランドの世界生産台数の内訳 トヨタ世界生産、23年3月期は過去最高970万台へ
東証14時 小幅高で膠着 トヨタ一時5%安 国内株概況 株式 5月11日更新 11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比50円ほど高い2万6200円台前半で膠着感の強い展開となっている。11日夜に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、投資家の間で模様眺めムードが強まっているようだ。 東証株価指数(TOPIX)は午前の終値(1857.35)から小幅に下げ幅を広げ、前日終値に比べて0.6%ほど低い水準を推移している。 トヨタが11日午後に発表した2022年3 東証14時 小幅高で膠着 トヨタ一時5%安
企業、円安長期化見込まず 為替想定120円以下が8割 Think! 企業業績・財務 為替・金利 5月11日更新 上場企業が2023年3月期の為替見通しを実勢より円高に見積もっている。想定レートを開示した企業を集計すると、1ドル=120円が4割と最も多く、115円以下は3割あった。輸出企業の多くは今の水準が続けば利益を押し上げる要因になる。1年を通じた円安の長期化を見込まず利益の上振れ余地を残すのは、ウクライナ情勢や材料高など経営環境の先行きが見通しにくいことも背景にある。 日本経済新聞が9日までに今期の想 企業、円安長期化見込まず 為替想定120円以下が8割
NECやホンダなど74社、CO2データで共通ルール SDGs エレクトロニクス 環境エネ・素材 5月10日 NECやホンダなど74社は脱炭素で連携する。CO2(二酸化炭素)排出データの取得や算出方法を共通化するルールを策定し、7月にも実証実験を開始する。個別に実施していた企業の取り組みを、日本企業の連合で共通ルールを基に進めることで、サプライチェーン(供給網)全体で排出量を把握しやすくする。脱炭素で先行する欧州の団体などとの連携も視野に入れる。 複数の異なる業種が共通ルールを策定する取り組みは国内で初 NECやホンダなど74社、CO2データで共通ルール
東証後場寄り 一時下げ幅拡大 ゲーム株安い、米株価指数先物高は支え 国内株概況 株式 5月10日 10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前引けとほぼ同水準の前日比250円ほど安い2万6060円前後で推移している。再び2万6000円を下回る場面もあった。株価指数先物に断続的な売りが出て相場を下押ししている。きょうの大引け後に決算発表を控えるソニーGのほか、バンナムHDやコナミHDなどゲーム株の一部がさえない。 もっとも、米株価指数先物が日本時間10日昼の取引で上昇しており、一段安への 東証後場寄り 一時下げ幅拡大 ゲーム株安い、米株価指数先物高は支え
TDK、岩手にEV部品新工場 経済安保で広がる国内生産 Think! サービス・食品 岩手 エレクトロニクス 5月10日更新 TDKは電気自動車(EV)に使う電子部品の新工場を岩手県北上市に設ける。約500億円を投じ、2024年末に生産能力を現在の約2倍にする。電子部品や半導体は米中対立を背景に経済安全保障上の重要性が高まっている。基幹部品の生産を国内で増やす企業が相次いでおり、サプライチェーン(供給網)を国内中心に見直す動きが広がりつつある。 EVの電子基板に組み込んで電気の流れを安定させる「積層セラミックコンデンサ TDK、岩手にEV部品新工場 経済安保で広がる国内生産