堅調日本株、戻り高値も視野 「3つの重荷」越えた先は 鈴木 亮 Nikkei Views 編集委員 8月11日 日本株相場が堅調だ。春先から収束しないコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、米国、欧州などの世界的なインフレ懸念という3つの重荷に上値を抑えられてきたが、底堅い企業業績を背景に、日経平均株価は5日、2カ月ぶりに2万8000円台を回復、8日は一時、3月29日に付けた今年安値からの戻り高値の水準にあたる2万8252円を超えた。チャートをみると次の節目は年初の2万9300円台となり、秋以降、久々の日経 堅調日本株、戻り高値も視野 「3つの重荷」越えた先は
宇宙ビジネス、1兆ドル市場に飛翔 ビリオネアらが主導 日経ヴェリタスセレクト 日経ヴェリタス Think! コラム 学ぶ 8月11日 宇宙ビジネスが急拡大している。スタートアップなどの参入により、「官主導」ではなく「民主導」で開発が進む。米国ではイーロン・マスク氏やジェフ・ベゾス氏らビリオネア(億万長者)がロケットなどで価格破壊を仕掛け、業界を変革している。一般企業も加わって宇宙関連株の裾野は国内外で大きく広がっており、投資テーマとしても注目が集まっている。 宇宙ビジネスは急速な成長が予想される。米モルガン・スタンレーの予測によ 宇宙ビジネス、1兆ドル市場に飛翔 ビリオネアらが主導
4~6月、コロナ前回復企業65%どまり 原料高など重荷 業績ニュース 企業決算 新型コロナ 企業業績・財務 8月10日 2022年4~6月期決算の発表が10日、ピークを迎え、3月期企業の2割弱にあたる約410社が発表した。同日までに発表した東証プライム上場企業のうち、22年4~6月期の最終損益が新型コロナウイルス前(19年4~6月期)を上回ったのは65%(712社)にとどまった。原材料高や供給制約などが重荷となり、前年同期に比べて回復が鈍くなっている。 東証プライム上場の約1100社(親子上場の子会社など除く)を 4~6月、コロナ前回復企業65%どまり 原料高など重荷
今日の株価材料(新聞など・10日)マツダ、4~6月純利益32%増 国内株概況 株価材料 株式 8月10日 ▽マツダ(7261)純利益32%増 4~6月、円安寄与(日経) ▽アサヒ(2502)、純利益28%減 1~6月、国内工場再編で減損(日経) ▽出光興産(5019)、純利益一転最高に 今期、原油の在庫評価益増加(日経) ▽医療機器大手で明暗 4~6月純利益 オリンパス(7733)、土地売却で増益に テルモ(4543)はインフレなど重荷(日経) ▽住友林(1911)が一転最終増益 今期、米事業で利益 今日の株価材料(新聞など・10日)マツダ、4~6月純利益32%増
京セラ、5G用コンデンサー増産 150億円で新工場棟 5G 京都 関西 九州・沖縄 エレクトロニクス 8月9日更新 京セラは高速通信規格「5G」の通信機器に使うコンデンサーの増産へ、150億円を投じて鹿児島県の主力工場に新棟を設ける。電子基板に組み込み、電気の流れを安定させる「積層セラミックコンデンサー(MLCC)」の生産能力を約2割引き上げる。2026年3月期に同製品の売上高を22年3月期比2倍の2000億円にする。 新棟は鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)で23年春に着工し、24年の稼働を予定する。フル生産 京セラ、5G用コンデンサー増産 150億円で新工場棟
コンビニでワクチン証明発行 京セラ系が複合機に新機能 京都 北海道 ネット・IT 8月9日 京セラ子会社で複合機事業などを手掛ける京セラドキュメントソリューションズ(大阪市)はコンビニエンスストアなどに設置した複合機から新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を発行できるサービスを始めた。北海道が地盤の「セイコーマート」などで利用できる。京セラドキュメントソリューションズによれば接種証明書のコンビニ交付に対応するのは全国で初めて。 厚労省が始めたコンビニ交付サービスに対応した。利 コンビニでワクチン証明発行 京セラ系が複合機に新機能
東証後場寄り 安値圏 双日は上昇に転じる 国内株概況 株式 8月2日 2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比420円ほど安い2万7500円台後半の安値圏で推移している。引き続き全体に軟調な展開。ただ、米中関係の緊迫化への警戒をきっかけとした売りに一服感もあり、一段の下落には歯止めがかかっている。昼過ぎに4~6月期決算を発表した双日が上昇に転じるなど、業績に着目した個別物色が一定の支えとなっている。 前引け後の東証 東証後場寄り 安値圏 双日は上昇に転じる
東証寄り付き 反落、270円安 米株安で利益確定売り 国内株概況 株式 8月2日 2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ270円ほど安い2万7700円台前半で推移している。前日の米株式市場では主要3指数がそろって下落。日経平均は1日に約2カ月ぶりの高値を付けており、米株安をきっかけに目先の利益を確定する売りや戻り待ちの売りが優勢となっている。 外国為替市場で円相場が上昇し、1ドル=131円近辺まで円高・ドル安が進んでいる。輸出採算の改善に歯止 東証寄り付き 反落、270円安 米株安で利益確定売り
今日の株価材料(新聞など・2日)ANAHDの4~6月期、最終黒字 国内株概況 株価材料 株式 8月2日 ▽ANAHD(9202)の4~6月期、最終黒字転換 JAL(9201)は赤字縮小(日経) ▽大ガス(9532)、経常益59%減 米フリーポート火災で795億円損失 今期下方修正(日経) ▽京セラ(6971)、純利益23%増 4~6月、半導体部品など好調(日経) ▽住友化(4005)、純利益4%減 4~9月上方修正、為替差益568億円に(日経) ▽TDK(6762)、純利益17%増 4~6月、EV 今日の株価材料(新聞など・2日)ANAHDの4~6月期、最終黒字
パナソニック再起、スピードは「コネクト」先導 日経産業新聞 大阪 関西 エレクトロニクス 8月2日 持ち株会社、パナソニックホールディングス(HD)が発足して4カ月がたった。2022年度からの3年累計で営業キャッシュフロー(CF)2兆円を目指し、7つの事業会社がそれぞれに最適な戦略を描き、競争力を磨く「自主責任経営」を掲げて改革を進めている。「Panasonic再起」第6部では、7社がそれぞれの分野で課題をみつけ、新たなビジネスにつなげようとする現場の最前線を追った。 「判断のスピードが明らか パナソニック再起、スピードは「コネクト」先導