トヨタ、在庫1年で1兆円増 供給網乱れ部品確保を優先 中部 自動車・機械 5月19日 トヨタ自動車は2023年3月期の世界生産台数(トヨタ・レクサスブランド)が970万台になる見通しを示した。前期より13%増えるが、22年初めに示した1100万台の旗は下ろす。トヨタ経理本部の山本正裕本部長は11日の決算記者会見で「これを基準に1年間進めるが、先々はどうなるか分からない」とし「970万台」にも不透明感をにじませた。 山本氏がこう話すのは、サプライチェーン(供給網)の混乱が自動車の生 トヨタ、在庫1年で1兆円増 供給網乱れ部品確保を優先
トヨタ世界生産、23年3月期は過去最高970万台へ 中部 自動車・機械 5月11日 トヨタ自動車は11日、2023年3月期の世界生産(トヨタ・レクサス合計)を過去最高となる前期比13%増の970万台にすると発表した。国内は3期ぶりに300万台を回復する計画だ。足元ではサプライチェーン(供給網)の混乱で綱渡りの生産が続く。計画比での減産リスクを織り込み、年初に部品メーカーに提示した1100万台からは計画を引き下げた。 23年3月期の「トヨタ・レクサス」ブランドの世界生産台数の内訳 トヨタ世界生産、23年3月期は過去最高970万台へ
マクアケ、製品化の「死の谷」越える 相次ぎ大手企業と 日経産業新聞 新型コロナ スタートアップ ネット・IT 4月30日 購入支援サービスを手掛けるマクアケと大手企業とのコラボが相次ぐ。新型コロナウイルス禍でますます消費の先行きが見えづらくなるなか、大手各社の技術やアイデアを「新結合」し、数々のヒット商品を世に送り出している。その過程からは、日本の大手企業が抱えるイノベーション創出の課題が浮き彫りになってくる。 2021年11月、キヤノンの自動撮影カメラ「パワーショットPICK」の発表会では、大人の手のひらに載るサ マクアケ、製品化の「死の谷」越える 相次ぎ大手企業と
原材料高、半導体不足に不安の声 トヨタ系8社前期決算 業績ニュース 企業決算 企業業績・財務 中部 自動車・機械 4月28日 トヨタ自動車系の主要8社が28日発表した2022年3月期の連結決算は、デンソーなど6社が前の期と比べ最終増益を確保した。アイシン、豊田通商は最高益を更新した。新型コロナウイルス禍からの自動車生産の回復が利益を押し上げた。ただし先行きは不透明だ。オンラインで記者会見した各社トップからは、原材料価格の高騰や半導体など部品の供給不足の長期化などを懸念する声が相次いだ。 最終減益だった豊田合成と愛知製鋼 原材料高、半導体不足に不安の声 トヨタ系8社前期決算
デンソー含む3社が最高益予想 トヨタ系8社の23年3月期 中部 企業業績・財務 4月28日更新 デンソーは28日、2023年3月期の連結純利益が前期比64%増の4340億円になる見通しだと発表した。18年3月期の3205億円を上回り、5年ぶりに最高益を更新する。電動車向けの部品の販売が伸び、工場のデジタル化を通じた採算改善も貢献する。想定為替レートは1㌦=115円とし、実勢(130円)とは開きがある。 売上高は15%増の6兆3500億円、営業利益は64%増の5600億円を見込む。営業益も5 デンソー含む3社が最高益予想 トヨタ系8社の23年3月期
中部、23年春大卒採用15%増 東建はコロナ前水準に回復 中部 4月26日 日本経済新聞社がまとめた2023年春入社の採用計画調査(最終計画)によると、愛知、岐阜、三重県に本社を置く104社の大卒の採用予定人数は22年春に比べ15%増える見込みだ。伸び率は全国平均の19%を下回った。新型コロナウイルスの影響が落ち着きを見せ始め、東建コーポレーションが2倍に増やすなど、採用を抑制していた企業がコロナ前の水準に戻すケースが目立つ。 製造業は22年度と比べ14%増えた。電機が 中部、23年春大卒採用15%増 東建はコロナ前水準に回復
EV部品に秘伝の技 デンソーや豊田織機、効率化で競争力 EV 自動車・機械 中部 4月14日 トヨタ自動車初の量産電気自動車(EV)「bZ4X」の5月の発売に合わせ、トヨタ系部品大手各社が対応する製品を発表した。高効率化や小型化など、蓄積した技術を生かしEV関連部品の拡大をめざす。2030年に350万台のEV販売を目指すトヨタだけではなく、米テスラなどとの取引も視野に入れる。EV時代の生き残りをかけ、部品各社の戦略が本格的に動き出す。 EVでは熱源のエンジンがなく、暖房用の熱を電池から生 EV部品に秘伝の技 デンソーや豊田織機、効率化で競争力
アイシンとデンソー、EV装置が初採用 トヨタの量産車で EV 中部 自動車・機械 4月13日 アイシンとデンソーなどが共同出資するブルーイーネクサス(愛知県安城市)は13日、電気自動車(EV)の専用駆動装置「イーアクスル」が初めて採用されたと発表した。トヨタ自動車が5月から国内に投入するEVに搭載される。イーアクスルはギアと電力変換装置のインバーター、モーターを組み合わせた基幹部品。日本電産が先行する市場で、小型化や効率性を売りに攻勢に出る。 トヨタの初の量産EV「bZ4X」に採用された アイシンとデンソー、EV装置が初採用 トヨタの量産車で
<東証>アイシンが2%安 みずほ証が目標4600円に下げ 注目株概況 株式 4月4日 (13時15分、プライム、コード7259)アイシンが軟調。朝方に前週末比105円(2.5%)安の4090円まで下落し、午後も引き続き安い。みずほ証券が1日付で目標株価を5250円から4600円に引き下げたことを受け、売りが優勢となっている。投資判断は3段階で真ん中の「中立」に据え置いた。 みずほ証の坂口大陸シニアアナリス <東証>アイシンが2%安 みずほ証が目標4600円に下げ
アイシン、CO2をコンクリートに 大成建設と技術で提携 環境エネ・素材 愛知 東京 自動車・機械 3月31日 アイシンと大成建設は二酸化炭素(CO2)をコンクリート原材料として活用する技術開発で提携する。CO2とカルシウムを化学反応させてできる炭酸カルシウムを利用する技術を2030年までに実現させる。温暖化対策で削減が急がれているCO2の有効活用につなげる。 製鉄工場で産出される鉄鋼スラグなどに含まれるカルシウムと、CO2を含む排ガスを、アイシンが開発した「アミノ酸水溶液」に溶かすことで炭酸カルシウムを アイシン、CO2をコンクリートに 大成建設と技術で提携