日系6社の米新車販売、4~6月34%減少 ホンダは半減 北米 自動車・機械 7月2日更新 【ニューヨーク=堀田隆文】トヨタ自動車、ホンダなど日本車6社が1日発表した4~6月の米新車販売台数は約116万7000台となり、前年同期比34%と大幅に減った。半導体不足の影響でクルマをつくれない状況が続き、2桁台の減少率は3四半期連続だ。トヨタが5四半期ぶりに米ゼネラル・モーターズ(GM)に販売台数を抜かれたほか、ホンダは前年同期比で半減した。 トヨタの4~6月期の販売台数は約53万1000台 日系6社の米新車販売、4~6月34%減少 ホンダは半減
値上げ42年ぶり高水準 鈍い賃上げ、景気に影 値上げラッシュ 経済 金融政策 7月2日更新 日銀が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、値上げをした企業の割合から値下げをした企業の割合を引いた指数が、大企業製造業で1980年以来、42年ぶりの高水準となった。販売価格の1年後の見通しも2.7%上昇と、調査開始以来最高を記録した。ただ、中小企業では価格転嫁の遅れも目立つ。賃上げを伴わない値上げの広がりは景気回復の逆風になりかねない。 日銀短観では、大企業製造業の景況感を示す 値上げ42年ぶり高水準 鈍い賃上げ、景気に影
上半期の国内新車販売、「リーマン」下回る低水準 自動車・機械 7月1日 半導体不足や中国のロックダウン(都市封鎖)が、自動車の販売に一段と影響を及ぼしている。自動車販売の業界団体が1日発表した2022年1~6月(上期)の国内の新車販売台数(軽自動車含む)は前年同期比15%減の208万6178台だった。部品不足などで生産が停滞しており、東日本大震災のあった11年上期(191万9千台)以来11年ぶりの低水準となる。 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の影響があった2 上半期の国内新車販売、「リーマン」下回る低水準
自動車株が大幅安 米個人消費に下振れ懸念 株式 7月1日 これまで円安の恩恵から底堅かった自動車株の売りが広がっている。米国の売上高比率が高い日産自動車やマツダの下落が目立つ。米国の個人消費の減速から自動車需要の低下が懸念されているためだ。日経平均株価も続落し、約2週間ぶりに節目の2万6000円を割り込んだ。 日経平均は1日までの3日間で1100円超(4%)下げた。下げをけん引したのは自動車株だ。3日間で日産自動車が10%安、マツダが9%安、三菱自動車 自動車株が大幅安 米個人消費に下振れ懸念
マツダ、デジタルの中途採用2年で5倍 新卒は専用コース 広島 中国 自動車・機械 6月30日 マツダは30日、2022年度に実施する中途採用のうちデジタルやIT(情報技術)に関する人材を50人ほど獲得する計画を明らかにした。20年度の採用実績に比べて5倍の水準となる。23年4月入社の新卒採用では専門コースを設ける。デジタル人材の採用を増やし、コネクテッド車(つながる車)のサービスや技術開発を強化する。 22年度中はデジタルに関連する中途採用は約50人の計画で、技術系全体の半分程度を占める マツダ、デジタルの中途採用2年で5倍 新卒は専用コース
マツダ、つながる車データでEV開発 無料期間10年に 広島 中国 自動車・機械 6月30日 マツダはコネクテッド車(つながる車)からのデータを活用した電気自動車(EV)開発の効率化に取り組む。電池が劣化しやすい使用環境を分析して開発に生かすほか、劣化を防ぐ使い方を把握できるようにする。コネクテッドサービスの一部機能を10年間無料とすることで、多くのユーザーからデータを集める体制を構築し、次世代モデルの品質を高める循環を生み出す。 マツダは30日、コネクテッドサービスの料金プランを改定す マツダ、つながる車データでEV開発 無料期間10年に
マツダ、「つながる車」関連サービス一部有料化 自動車・機械 6月30日 マツダは30日、「つながる車」(コネクテッドカー)向けサービスについて、遠隔での車両管理やエンジン起動などで有料プランを導入すると発表した。料金は毎月220~330円程度。2019年から無料で提供していたが、利用者が増えたため、将来の収益化を見据え一部の料金体系を見直す。運転者の安全につながる緊急通報などの機能は、無料期間を3年から10年に延長する。 マツダは19年の小型車「マツダ3」から車載通 マツダ、「つながる車」関連サービス一部有料化
トヨタ紡織、内装部品の商権取得 6社拡大へ 自動車・機械 6月29日 トヨタ紡織は29日、アイシン子会社のシロキ工業から主要完成車メーカー向け内装部品の商権を取得すると発表した。シート骨格機構部品の商権で、これまではスズキ、ダイハツ工業、マツダ向けの取得を進めていたが、SUBARU(スバル)や日産自動車、いすゞ自動車など6社にも広げる。トヨタ自動車以外への売上 トヨタ紡織、内装部品の商権取得 6社拡大へ
マツダ、5月の世界生産23%減 上海ロックダウンで 広島 中国 自動車・機械 6月29日 マツダは29日、5月の世界生産台数が前年同月比23%減の5万8327台だったと発表した。前年同月を下回るのは11カ月連続。中国での新型コロナウイルス感染再拡大により上海市がロックダウン(都市封鎖)した影響で物流が混乱し、部品調達に支障が生じた。 上海市は3月末の東部地域の封鎖を皮切りに、5 マツダ、5月の世界生産23%減 上海ロックダウンで
車8社世界生産、5月は微減の160万台 国内生産16%減 自動車・機械 6月29日 トヨタ自動車など国内乗用車メーカー8社が29日まとめた5月の世界生産は、前年同月比0.3%減の160万1千台だった。前年実績を下回るのは3カ月連続となる。中国・上海市などのロックダウン(都市封鎖)の影響で日本の完成車工場などへの部品が滞り、各社が減産を強いられた。ロックダウン解除後も依然、中国からの部品調達は正常化せず、低水準の車生産が続いている。 単月の世界生産台数としては、東南アジアでの新型 車8社世界生産、5月は微減の160万台 国内生産16%減