豊田合成、エアバッグ生地でスニーカー アシックスと 自動車・機械 1月19日 豊田合成は19日、エアバッグ生地の端材を使ったスニーカーをアシックスと共同開発したと発表した。耐久性の高い特徴を生かし、靴の甲部分に生地をあしらった。豊田合成はリサイクル素材を使ったエコバッグなど消費者向け製品を手がけているが、大手企業と協力するのは初めて。環境意識の高い若年層などの需要を見込む。 エアバッグ生地が採用されたスニーカーは「GEL-SONOMA 15-50」で、街からアウトドアまで 豊田合成、エアバッグ生地でスニーカー アシックスと
豊田合成社長「エアバッグ、海外EVメーカーに積極提案」 自動車・機械 1月16日 豊田合成は電気自動車(EV)向けの営業に力を入れる。EVは新しいデザインの内外装にする需要があるほか、衝撃に強いエアバッグも求められることから、小山享社長は「中国の新興企業を含め、EVを開発する海外メーカーへの提案を積極化する」と述べた。製品の開発力や競争力を高め、拡大途上の市場で足場を固めたい考えだ。 日本経済新聞の取材に応じた。小山氏は車の電動化について「燃料電池車(FCV)を含めて色々な選 豊田合成社長「エアバッグ、海外EVメーカーに積極提案」
ローム、パワー半導体に第3の矢 「GaN」量産で挑む 日経産業新聞 関西 エレクトロニクス 科学&新技術 1月7日 ロームのパワー半導体「EcoGaN」が日経優秀製品・サービス賞の日経産業新聞賞を受賞した。窒化ガリウム(GaN)を使った半導体で、従来のシリコン製と比べて電力ロスを6割減らせるのが特徴だ。日本が優位に立つとされるパワー半導体分野で、シリコン、炭化ケイ素(SiC)に次ぐ第3の矢として世界のニーズを射止めようとしている。 EcoGaNは電力の供給・制御を効率化する「パワー半導体」の一種だ。窒素とガリ ローム、パワー半導体に第3の矢 「GaN」量産で挑む
北関東の22年・産業 世界的価格高騰、地域にも波及 関東 栃木 茨城 群馬 12月28日 2月のロシアによるウクライナ侵攻で世界的な物価上昇の流れが決定的になった。エネルギーと食糧の価格高騰はさまざまな原材料に波及。産業を巡って世界情勢と地域企業、家計の強い結びつきを意識せざるを得ない1年だった。 全国的な値上げの波は北関東でも同様だ。栃木の冷菓メーカー、フタバ食品(宇都宮市)は7月、2019年以来となるアイスの販売・出荷価格の引き上げを発表した。小売価格や光熱費の上昇は家計を直撃。 北関東の22年・産業 世界的価格高騰、地域にも波及
省エネ半導体、希望の素材 「予想できることはするな」 最先端 再び挑む 大学 半導体 エレクトロニクス 科学&新技術 12月21日更新 充電器や家電から新幹線まで、電気の制御を担う「パワー半導体」。充電器が発熱するように、電力の一部は使われずに熱となってしまう。そのように使われない電力は、電気自動車(EV)時代には膨大な量になる。効率を高める鍵となるのが半導体の素材。「非常識」な手法で壁を乗り越え、技術開発に取り組む研究者たちがいる。 直径16センチメートルの基板 2022年3月、豊田合成と大阪大学が「窒化ガリウム(GaN)」と 省エネ半導体、希望の素材 「予想できることはするな」
EV市場に照準 栃木・パウデックのパワー半導体 半導体 栃木 関東 自動車・機械 環境エネ・素材 12月19日 パワー半導体研究・開発のパウデック(栃木県小山市)は、8キロワットの電力を既存製品の100倍という高速で制御できる装置を開発した。世界的にも前例がないとみられる高速を武器に、電気自動車(EV)の車載バッテリーや充電スタンドといった成長市場でのビジネスチャンスを広げる切り札として実用化に向け、準備を進める。 400ボルト×20アンペア=8キロワットの電力のオン・オフを100万分の1秒以下で切り替え EV市場に照準 栃木・パウデックのパワー半導体
今日の株価材料(新聞など・17~19日)ローソン、成城石井の株式上場を延期 国内株概況 株価材料 株式 12月19日 ▽川崎汽(9107)、液化CO2を欧州で輸送 回収・貯留に参画(日経) ▽SBI(8473)がスーパーアプリ展開へ 配車・決済一括、まず南都銀(8367)と(日経) ▽パウデックと豊田合成(7282)がパワー半導体、高速制御 EV急速充電に寄与(日経) ▽東芝(6502)、姫路工場に新棟 車用パワー半導体生産 能力2倍以上に(日経) ▽ルネサス(6723)、北京の工場停止 新型コロナ感染拡大で( 今日の株価材料(新聞など・17~19日)ローソン、成城石井の株式上場を延期
パワー半導体、大電力を高速制御 パウデックと豊田合成 半導体 地域総合 栃木 自動車・機械 環境エネ・素材 12月18日 パワー半導体の研究・開発を手がけるパウデック(栃木県小山市)と豊田合成は、8キロワットの電力を100万分の1秒以下で切り替えられるパワー半導体モジュールを共同開発した。電気自動車(EV)への急速充電や太陽光発電設備などに使う電子機器の高機能化につながる技術として普及をめざす。 環境省の支援を受け共同開発した。既存のシリコン(Si)に代わる次世代の半導体基板の素材として注目される窒化ガリウム(Ga パワー半導体、大電力を高速制御 パウデックと豊田合成
エコプロ2022、9日が最終日 脱炭素貢献の技術に注目 SDGs 環境エネ・素材 12月9日 環境に配慮した製品や技術を集めた展示会「エコプロ2022」(日本経済新聞社などが主催)が9日、最終日を迎える。東京ビッグサイト(東京・江東)で7日から催されている環境や自然災害対策などの総合展示会「SDGs Week EXPO」の中の一つで、脱炭素社会の実現に貢献する技術などが展示されている。 環境省は車体に植物由来の素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を使った自動車を展示している。環境省 エコプロ2022、9日が最終日 脱炭素貢献の技術に注目
豊田合成東日本の宮城大衡工場、QRコードで工程管理 東北 宮城 自動車・機械 12月8日 豊田合成東日本(宮城県栗原市)の宮城大衡工場(同県大衡村)が本格稼働して約4カ月。月産1万台分のペースで自動車向けの樹脂部品を製造している。豊田合成グループで初めて、QRコードを用いた一貫したトレーサビリティー(生産履歴の管理)の仕組みを導入した。ロボットなども活用し、生産性向上と省人化につなげている。 宮城大衡工場で製造するのは、新型ミニバン「シエンタ」のフロント部分に装着するラジエーターグリ 豊田合成東日本の宮城大衡工場、QRコードで工程管理