中古iPhone8、4年落ちでも1万5千円 新機種高騰で人気 値札の経済学 エレクトロニクス 5月16日更新 米アップルのスマートフォン「iPhone」の中古価格が底堅い。発売から4年半たつiPhone8の平均価格は約1万5000円。発売時の新製品価格の約2割と、競合機種より値下げ幅が小さい。その背景には新型モデルの高額化がある。上位機種は10年で約3倍となり、必要機能を備えた割安な中古が見直されるようになった。在宅勤務の定着による2台目需要の増加も人気を後押しする。 川崎市にある中古スマホ専門店「にこ 中古iPhone8、4年落ちでも1万5千円 新機種高騰で人気
温暖化ガス排出の差、捉えやすく 日経平均に気候変動型 株式 5月16日 30日に算出・公表を始める「日経平均気候変動1.5℃目標指数」は、指数に占める6分類の業種セクターごとの比率を日経平均株価に合わせた。2つの株価指数の価格差に温暖化ガス排出量の差異が反映されやすい。新指数に連動した投資信託などを通じ、温暖化対策に注力する日本企業に国内外の投資マネーが向かうのを促す。 新指数は当面、毎営業日の終値を公表。半年ごとに銘柄を見直す。単位は円で表示し、2020年10月3 温暖化ガス排出の差、捉えやすく 日経平均に気候変動型
航空機リース、コロナ後見据え再編 三井住友系2位に 金融機関 5月14日 航空機を購入して航空会社などに貸し出す航空機リース業界の再編が活発になってきた。三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は新型コロナウイルス後の需要回復をにらんで、欧州の航空機リース会社を買収する方針を固めた。機体数で世界2位のグループとなり、コスト競争力を高める。ただ、機体数で3倍の規模がある首位との開きは大きい。業界全体に企業数が多く、日本勢を含む再編が加速する可能性がある。 SMF 航空機リース、コロナ後見据え再編 三井住友系2位に
丸紅、最終減益 5月13日 【最終減益】 23年3月期は原料炭や鉄鉱石などの相場上昇が一服。カタール液化天然ガス(LNG)の契約満了や北海油田の事業売却でエネルギー事業も減収。非資源分野では肥料価格の下落見込 丸紅、最終減益
大林組、福島でグリーン水素供給網構築 AIで効率搬送 カーボンゼロ 東日本大震災 水素・アンモニア 福島 東北 環境エネ・素材 5月12日 大林組は再生可能エネルギー由来の水素のサプライチェーン(供給網)構築に向けた実証事業を福島県浪江町で始めた。町内4カ所に水素燃料電池などを設置。各地の水素の利用量や配送トラックの運行などを一元管理し、効率よく搬送できる独自のシステムを導入した。 実証は環境省の委託事業。浪江町にある福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で太陽光発電によりつくられた「グリーン水素」を無償で調達する。複数の水素 大林組、福島でグリーン水素供給網構築 AIで効率搬送
住友商事、環境債100億円を発行へ 環境エネ・素材 5月11日 住友商事は11日、環境に配慮した事業に資金使途を絞ったグリーンボンド(環境債)を5月に100億円発行すると発表した。環境債の年限は10年で、主幹事は大和証券が務める。金利などの詳細は5月中旬にも決定する。 ES 住友商事、環境債100億円を発行へ
6商社の「ロシア」関連、損失・純資産減額2700億円 ウクライナ侵攻 企業業績・財務 環境エネ・素材 5月11日更新 総合商社7社の2022年3月期連結決算は、7社全ての純利益が最高益となった。ただ、最高益の裏側ではロシア関連事業の損失処理も相次いだ。純資産のみを減額した分を含めると7社のうち6社で総額2700億円のマイナス影響があった。各社のロシア向け投融資保証残高の割合は全体の数%以下にとどまるが、地理的な近さや政府間の経済協力を背景に多くの事業を手掛けてきた。 極東ロシアの液化天然ガス(LNG)・石油開発 6商社の「ロシア」関連、損失・純資産減額2700億円
東証14時 下げ渋る 先物売り一服、決算発表の住友商安い 国内株概況 株式 5月10日 10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り、前日比160円ほど安い2万6100円台後半で推移している。株価指数先物への売りが一服しており、ここから積極的に持ち高を傾ける動きはみられない。 商社株には売りがかさんでいる。13時に2022年3月期決算を発表した住友商が一時前日比9%安まで売られたのをはじめ 東証14時 下げ渋る 先物売り一服、決算発表の住友商安い
ロシア石油禁輸へ問われる道筋 政府サハリン対応に矛盾 ウクライナ侵攻 G7首脳会議 Think! 経済 環境エネ・素材 ヨーロッパ 5月10日更新 岸田文雄首相は石炭に続き、石油についてもロシアからの輸入を原則禁止する方針を示した。2021年に輸入した原油のうちロシア産の比率は3.6%で、輸入額は約2570億円だった。当面は他国産への切り替えを進める。原油は輸入量の9割を中東に頼り、一段の依存はエネルギー調達のリスクを高める。日本は脱炭素の観点からも、エネルギーの需給構造を根本から見直すべき時にきている。 ロシアからの原油の調達ルートは大き ロシア石油禁輸へ問われる道筋 政府サハリン対応に矛盾
東証前引け 大幅反落し一時660円安 中国動向を不安視、ファストリ6%安 国内株概況 株式 5月9日 9日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。前週末比593円26銭(2.20%)安の2万6410円30銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めを受けた米長期金利の上昇が重荷となった。一部地域でのロックダウン(都市封鎖)が続く中国経済の先行き不透明感も悪材料視され、前場を通して軟調だった。下げ幅は一時660円に達した。 先週末6日に発表された4月の米雇用統計では、労働市場の逼 東証前引け 大幅反落し一時660円安 中国動向を不安視、ファストリ6%安