名鉄、運賃引き上げ申請 24年3月、年71億円増収見込む 値上げラッシュ ローカル線 中部 サービス・食品 5月26日 名古屋鉄道は26日、国土交通相に対して鉄道運賃の改定を申請したと発表した。2024年3月の実施を予定し運賃を平均で10%引き上げる。新型コロナウイルス禍でテレワークが定着したことなどで、同社の鉄道利用はコロナ禍前の水準に達していない。値上げで年間71億円の増収を想定し、鉄道事業の収益回復と安全維持のための設備投資費用を確保する。 消費税率の変更とは関係なく運賃改定を申請するのは1995年1月以来 名鉄、運賃引き上げ申請 24年3月、年71億円増収見込む
名鉄都市開発、ザイマックス系に追加出資 ビル管理強化 中部 愛知 住建・不動産 サービス・食品 5月25日 名古屋鉄道は25日、子会社の名鉄都市開発(名古屋市)がザイマックス子会社で不動産サービスを手掛けるザイマックス東海(同)に追加出資すると発表した。7月をメドに出資比率を現在の10%から34%に引き上げる。出資額は非公表。人材の受け入れやコスト削減を進め東海エリアを中心としたビルマネジメント事業の競争力を高める。 あわせてザイマックス東海が名鉄都市開発子会社でビル管理を手掛ける名鉄ビルサービス(名 名鉄都市開発、ザイマックス系に追加出資 ビル管理強化
名古屋鉄道、増収増益 5月24日 【増収増益】鉄道を中心とした交通事業やレジャー・サービス事業を中心に新型コロナウイルス禍からの回復による増収が続く。利益貢献の大きな不動産事業も堅調に推移する。燃料費が増 名古屋鉄道、増収増益
日本通運、名鉄運輸と提携拡大協議 特積み統合も視野 サービス・食品 5月22日 NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は22日、子会社の日本通運と名鉄運輸の資本業務提携の強化に向けて、名鉄運輸の親会社の名古屋鉄道と協議を始めたと発表した。不特定多数の荷主の商品を1台の車両に積載して全国規模で輸送する「特積み」事業の統合も視野に入れるとしている。 日通と名鉄運輸は2015年に資本業務提携を結び、16年に日通が名鉄運輸株の20%を取得した。両社はこれまで「特積 日本通運、名鉄運輸と提携拡大協議 特積み統合も視野
中部企業の時価、グローバル銘柄躍進 33年で金融は後退 中部 企業業績・財務 5月19日 日経平均株価が19日、バブル崩壊後の高値を上回り、約33年ぶりの高値を記録した。中部3県に本社を置く上場企業の時価総額上位を前回高値の1990年と直近で比較したところ、トヨタ自動車をはじめとするグローバル企業の躍進が目立つ一方、金融や内需企業は後退した。歴史的な株高は域内企業の成長エンジンの移り変わりを鮮明に映し出す。 時価総額が4.3倍となったトヨタ自動車は生産台数が1990年時点(489万台 中部企業の時価、グローバル銘柄躍進 33年で金融は後退
中部企業の純利益コロナ前回復 23年3月期、非製造主導 企業決算 5月16日 中部企業の業績が新型コロナウイルス禍前の水準を回復した。主要な上場企業(金融、トヨタ自動車除く)の2023年3月期決算は、純利益の合計が前の期比24%増の1兆8881億円と19年3月期とほぼ同じだった。行動制限の緩和が追い風となり、鉄道など非製造業の利益が大幅に増加した。純利益は今期もさらに伸びる見込みで「アフターコロナ」が鮮明となる。 愛知、岐阜、三重に本社を置く企業が15日までに開示した決算 中部企業の純利益コロナ前回復 23年3月期、非製造主導
名鉄一宮入居ビル、25年度に改装 新商業施設に サービス・食品 5月11日 名古屋鉄道は11日、2024年1月に閉店する名鉄百貨店一宮店(愛知県一宮市)が入居するビルについて、25年度中に新たな商業施設を開店させると発表した。改装の内容は検討中としている。また24年度中に事業の方向性を出すとしている名古屋駅の再開発について、実際に建設するビルの基本設計に入ることも明らかにした。 名鉄百貨店一宮店が入居するビルは名鉄が保有している。竣工から20年以上がたっており百貨店の退 名鉄一宮入居ビル、25年度に改装 新商業施設に
中部企業、人材確保へ初任給増 物価高やコロナ後を意識 中部 5月10日 中部の主要企業や金融機関が相次いで初任給の引き上げに動いている。物価高に対応した賃上げが多くの業種で広がる中、新卒の月額賃金も引き上げて優秀な人材を確保する狙い。新型コロナウイルス禍からの経済正常化で人手不足感が強い鉄道や外食のほか、近年の人気低下から採用難が続く地方銀行などで初任給の増額が目立っている。 和食店チェーンのサガミホールディングスは「人材確保の難易度が上がっている」として、23年4 中部企業、人材確保へ初任給増 物価高やコロナ後を意識
名鉄と小牧市が連携協定 観光や市街地開発で サービス・食品 5月9日 名古屋鉄道は9日、愛知県小牧市と交通や観光にかかわる包括連携協定を締結した。名鉄は中期経営計画の重点テーマとしてグループ一体による沿線や地域の活性化を掲げている。今回の協定締結で鉄道だけでなく観光プロモーションや市街地開発も含めて連携し自治体とともに成長を目指す。 同日、小牧市役所内で同市の山下史守朗市長と名鉄の岩切道郎取締役専務執行役員が協定書を締結した。名鉄との連携について小牧市の山下市長は 名鉄と小牧市が連携協定 観光や市街地開発で
中部のGW観光盛況 新幹線26%増、訪日客はまばら インバウンド 中部 5月8日 2023年のゴールデンウイーク(GW)で中部の観光地は前年よりも多い人出でにぎわった。東海道新幹線の利用者数は前年同期比26%増え、新型コロナウイルス禍前の18年の水準を初めて上回った。ホテル各社の稼働率も上向いた。一方で訪日外国人(インバウンド)の回復は遅れており、一部の観光地では足踏みが続いている。 JR東海は8日、今年のGW期間(4月28日〜5月7日)の東海道新幹線の利用者数が356万7千 中部のGW観光盛況 新幹線26%増、訪日客はまばら