東京製鉄、電力需給で昼も操業 再生エネの変動に対応 環境エネ・素材 2月25日 再生可能エネルギーの活用が進むなか、工場の操業を電力需給に合わせる仕組みが広がっている。電気料金が安い夜間を中心に操業してきた東京製鉄などの電炉各社が、相次いで太陽光発電で余剰が生じやすい日中の生産に乗り出している。太陽光や風力でつくる電力は供給の不安定さが課題だが、企業が働き方を変えて対応する動きが出てきた。 独立系電炉で最大手の東京製鉄は九州工場(北九州市)で2021年度から、電力の過不足に 東京製鉄、電力需給で昼も操業 再生エネの変動に対応
福島第1原発 地震計の故障放置、規制委が経緯検証へ 2月24日 原子力規制委員会の更田豊志委員長は24日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所3号機の地震計の故障を東電が放置し、地震データを取得できなかった問題について、経緯を検証する考えを示した。「一般論として規制介入を強める議論にならざるを得ない」と述べ、地震計の設置や管理を義務付ける可能性にも言及した。 13日夜に福島県沖で起きた地震で、2011年に事故を起こした福島第1原発の1~4号機が立地する大 福島第1原発 地震計の故障放置、規制委が経緯検証へ
人事、東京電力ホールディングス 2月24日 (4月1日、Uはユニットの略)系統広域連系推進室担当、取締役兼執行役副社長文挟誠一▽JERA管理室担当、同兼執行役副社長兼最高財務責任者守谷誠二▽チーフ・スポークスパーソン兼EV推進室・渉外・広報U担当(EV推進室長)常務執行役兼最高マーケティング責任者長崎桃子▽常務執行役内部監査室・企画室・経理室・ビジネスソリューション・カンパニー担当(東京電力パワーグリッド山梨総支社長)山口裕之▽同福島復興 人事、東京電力ホールディングス
東電、福島第1の地震計の故障を放置 データ取れず 環境エネ・素材 科学&新技術 2月22日 東京電力ホールディングスは22日、福島第1原子力発電所3号機に設置した地震計の故障を放置し、13日夜に福島県沖で起きた地震のデータを取得できていなかったことを原子力規制委員会の会合で明らかにした。規制委は今回の地震を巡る東電の対応を問題視している。 東電は福島第1に関する規制委の会合で、地震への対応状況を説明した。震度6弱を記録した大熊町にある3号機には2カ所に地震計を設置していたが、故障で揺れ 東電、福島第1の地震計の故障を放置 データ取れず
電事連会長「LNG、安定供給に必要な水準まで回復」 環境エネ・素材 2月19日 大手電力で構成する電気事業連合会(電事連)の池辺和弘会長(九州電力社長)は19日の定例会見で、1月に起きた電力需給の逼迫の原因となった液化天然ガス(LNG)不足に関し「(在庫は)安定供給に必要な水準まで回復している」と述べた。気温の上昇で電力需要の伸びも一服しており、停電リスクは回避された形だ。 需給逼迫の一因として、電源構成の多くを火力発電所に依存していることが指摘されている。池辺会長は「(電 電事連会長「LNG、安定供給に必要な水準まで回復」
東電・柏崎原発、侵入検知設備を誤損傷 規定違反の可能性 新潟 信越 2月19日 東京電力ホールディングス(HD)は19日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)と福島第2原発(福島県)で発電所のセキュリティーに関わる問題を新たに1件ずつ確認したと発表した。法律に基づいて電力会社が原発での盗難対策やテロ対策などを定める「核物質防護規定」に違反する可能性がある。 東電によると柏崎刈羽原発では1月27日に、発電所への侵入検知に関わる設備を作業員が誤って損傷していた。設備の詳細な内容につい 東電・柏崎原発、侵入検知設備を誤損傷 規定違反の可能性
千曲川の治水、長丁場の「緊急プロジェクト」 川幅拡張に着手 新潟 長野 信越 2月19日 国土交通省千曲川河川事務所は22日から、長野県内を流れる千曲川の川幅を広げる河道掘削工事に取りかかる。水の流れをよくすることで、2019年10月の台風19号と同規模の雨が降っても水が堤防を越えないようにする緊急治水対策プロジェクトの一環だ。大水害から1年4カ月が経過して、河川に関わる対策が出そろうことになる。 着工するのは長野県中野市内の立ケ花狭窄(きょうさく)部と、飯山市の戸狩狭窄部の2カ所。 千曲川の治水、長丁場の「緊急プロジェクト」 川幅拡張に着手
福島第1、格納容器の水位低下 東電「外部へ影響ない」 科学&新技術 2月19日 東京電力ホールディングスは19日、福島第1原子力発電所1、3号機の原子炉格納容器内の水位が低下していると発表した。13日夜に福島県沖で発生した地震による影響の可能性があるという。敷地内に設置した放射性物質の計測データなどに異常はなく、東電は「外部への影響はない」としている。 福島第1原発は2011年3月に起きた東日本大震災に伴う津波の影響で1~3号機が炉心溶融(メルトダウン)を起こし、現在も廃炉 福島第1、格納容器の水位低下 東電「外部へ影響ない」
東電、在宅勤務手当を支給 通勤費も実費精算 環境エネ・素材 2月19日 東京電力ホールディングスは4月から、社員が在宅勤務を実施した日数に応じ、1日あたり300円の手当を支給する。支給対象は基幹事業会社を含む約2万7000人の全社員。新型コロナウイルス禍による在宅勤務に伴い、家庭での通信費や光熱費が増える社員の負担を軽減する。国内エネルギー大手が在宅勤務手当を設けるのは 東電、在宅勤務手当を支給 通勤費も実費精算
東電、柏崎刈羽原発再稼働に募る不信、相次ぐ不祥事で 新潟 2月18日 東京電力ホールディングス(HD)が目指す柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働を巡って地元が不信感を募らせている。社員の不正入室など不祥事が相次いでいるためだ。再稼働すれば1基当たり年約1000億円の利益改善効果があるとされ、同原発の運転再開は東電の経営再建に欠かせない。信頼回復に向けた取り組みが急務になっている。 「このような重大な事案を発生させたことを大変重く受け止めている」。10日、衆院予 東電、柏崎刈羽原発再稼働に募る不信、相次ぐ不祥事で