東映は嘱託を含む正社員およそ430人に50万円の一時金を一律で支給する。国内興行収入197億円を記録したアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」などヒットが相次いだことを受けて社員の努力に報いるとともに、インフレに対する支援の一環として支給する。インフレ対策などの名目で企業が社員に一時金を支給する動きが相次ぐが、これだけ多額な事例は珍しい。
東映の2023年3月期の連結純利益は前期比7
東映は14日、2023年3月期の年間配当を前期比70円増の130円にすると発表した。従来予想から70円増やす。アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」などメガヒットに恵まれたことを受け、株主への利益配分を拡充する。
22年8月公開の「ワンピース」が22年末時点で国内興行収入188億円を記録したほか、足元で「THE FIRST SLAM DUNK」も国内外でヒットしている。今期の連結純利