JR西日本、中途採用の年収水準引き上げ 7月から 関西 6月1日 JR西日本は5月31日、7月から鉄道車両の運転や整備などを担当する中途採用職員の年収水準を引き上げると発表した。鉄道に関連しない職業で30年の社会人経験がある人の場合、採用時の年収を340万円以上から560万円以上に、最低で220万円程度増やす。 JR西ではこれまで、鉄道運行の現場では専門性を重視して、主に他の鉄道会社で勤務した経験のある人を中途採用していた。中途採用が活発になり、鉄道運行の業務 JR西日本、中途採用の年収水準引き上げ 7月から
富山ローカル線、県が関与前向き 負の循環断つ戦略転換 ローカル線 富山 石川 福井 北陸 サービス・食品 5月31日 利用減少に直面するローカル線の再構築に向けた法改正が4月に成立し、国土交通省は5月から自治体や事業者向けの説明会を始めた。全国でもいち早く改革が進みそうなのが、富山県のJR城端線・氷見線だ。事業者任せの自治体が多い中、富山県は県の戦略で公共交通に積極的に関わる方針をうたう。成功体験があり、歴史的に地元主導の交通網づくりに熱心だったことも背景にある。 「改正地域公共交通活性化再生法」は自治体や鉄道 富山ローカル線、県が関与前向き 負の循環断つ戦略転換
JR西の新型車両「うらら」、7月運行開始 山陽本線など ローカル線 岡山 広島 中国 5月30日 JR西日本岡山支社は、岡山と広島東部エリアの新型車両「Urara(うらら)」の運行を7月22日に始めると発表した。同エリアの新型車両は20年ぶりで、2024年度にかけて101両を入れ替える。まず16両を山陽本線の岡山・三原間や瀬戸大橋線の岡山・児島間など計4線区で導入する。 現在は在来線の約9割が国鉄時代からの車両で、全体の3分の1ほどを置き換えていく形になる。記者会見で藤原乗将・岡山支社長は「 JR西の新型車両「うらら」、7月運行開始 山陽本線など
新幹線ネット予約、今秋5%値上げ 東海道・山陽・九州 値上げラッシュ 関西 中部 中国 九州・沖縄 サービス・食品 5月30日 JR東海、JR西日本、JR九州の3社は30日、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約価格を今秋をめどに引き上げると発表した。会員制の「エクスプレス予約」では平均5%の値上げとなる。ネット予約は割引率が高く設定され、2022年12月に会員数が1000万人を超えた。普及が一定の成果を上げたとみて割引幅を圧縮する。 各新幹線のネット予約は年会費のかかるエクスプレス予約と、会費無料のスマートEXの2種類が 新幹線ネット予約、今秋5%値上げ 東海道・山陽・九州
JR西日本、温暖化対策の目標引き上げ 30年度にCO2半減 カーボンゼロ 水素・アンモニア 蓄電池・再生エネ 兵庫 関西 環境エネ・素材 サービス・食品 5月29日 JR西日本が温暖化対策を一段と充実させる。グループ全体の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年度までに13年度比で50%減とし、従来の46%減から目標を引き上げた。鉄道で使う電力に再生可能エネルギーの導入を進め、30年代には水素の活用をめざす。脱炭素化を急ぎ事業の持続可能性や競争力を高める考えだが、実現には再エネの調達など課題も残る。 「新幹線の運転用電力に目標を定めて大規模な再エネ導入に取り組 JR西日本、温暖化対策の目標引き上げ 30年度にCO2半減
旅行大手の業績回復遅く 減益予想、ネットシフトも逆風 Think! サービス・食品 5月27日更新 国内旅行客が回復するなかで、旅行大手の業績の回復が遅い。国内最大手のJTBが26日に発表した2024年3月期の連結営業利益見通しは前期比60%減の134億円だった。ほかの大手も今期見通しを営業減益としている。新型コロナウイルス禍で業績を支えたワクチン接種関連事業などの特需が消失。消費者はネット申し込みに一段とシフトし、店舗型の旅行会社はコロナ後も厳しい状況が続く。 日本旅行を傘下に持つJR西日本 旅行大手の業績回復遅く 減益予想、ネットシフトも逆風
JR西日本、UR賃貸住宅入居者に定期券 兵庫で実証実験 ワークスタイル 兵庫 関西 生活 5月26日 JR西日本は6月1日から都市再生機構(UR)の賃貸住宅の入居者に定期券を配布する実証実験を始める。神戸市兵庫区の「キャナルタウンウェスト」に8月31日までに新規入居する人を対象に「きっかけエリアパス」と銘打った交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の通勤券を渡す。有効期間は6カ月でJRの明石駅―三ノ宮駅間で使える。 同賃貸住宅はJR兵庫駅から徒歩5分程度で、三ノ宮駅までは電車で約7分。三ノ宮周 JR西日本、UR賃貸住宅入居者に定期券 兵庫で実証実験
人事、JR西日本 5月26日 (6月23日)取締役(地域まちづくり本部地域共生)多田真規子▽シニアアドバイザー(取締役)田仲文郎▽専務執行役員(執行役員)地域まちづくり本部副本部長春名幸一▽常務執行役員(同)中国統括本部長蔵原潮▽執行役員鉄道本部新幹線本部長(山陽新幹線統括本部長)折中啓也▽執行役員、デジタルソリューション本部ビジネスデザイン・野々村一志▽山陽新幹線統括本部長(鉄道本部構造技術室長)村田一郎▽近畿統括本部副本 人事、JR西日本
JR西日本、「運転整理」AIを製品化へ オルツと開発 大阪 関西 サービス・食品 AI 5月24日 JR西日本の子会社でコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のJR西日本イノベーションズ(大阪市)は24日、鉄道の輸送指令員が乱れたダイヤを修正する「運転整理」をアシストする人工知能(AI)の製品化を進めると発表した。JR西がAI開発スタートアップのオルツ(東京・港)と共同開発する。オルツの「パーソナル人工知能」という技術を用いることで、鉄道ダイヤが乱れた際に、適切な運転計画案を自動で作成して JR西日本、「運転整理」AIを製品化へ オルツと開発
万博会場への来場ルート、12航路検討 USJなど結ぶ 2025年 万博 大阪 関西 5月24日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体である日本国際博覧会協会(万博協会)などが来場者の移動手段として、会場となる大阪市の夢洲(ゆめしま)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、同市)や関西国際空港(大阪府泉佐野市)を船で結ぶ12ルートの整備を検討していることが24日、分かった。海や川に囲まれた「水都・大阪」をアピールする。 万博会場への来場ルートを巡っては、万博協会や大阪府、大阪 万博会場への来場ルート、12航路検討 USJなど結ぶ