王子HD、東南ア段ボール攻勢 忍び寄る中国勢の影 記者の目 企業業績・財務 2月19日 王子ホールディングス(HD)が新型コロナウイルスの逆風下でも巨額投資を続けている。2021年3月期は前期の2倍の2000億円規模の投資を実行し、東南アジアを軸に段ボールの生産設備の拡張などに充てる。用紙から段ボールへの構造転換を進めるための巨額投資だが、中国政府による1月の古紙の輸入全面禁止を受け、中国の製紙大手も東南アジアで攻勢を強めるなど競争環境は激しくなっている。 「東南アジアの経済成長に 王子HD、東南ア段ボール攻勢 忍び寄る中国勢の影
ユニ・チャーム、インド・アフリカ照準 中国からシフト Think! サービス・食品 2月16日 ユニ・チャームなどおむつ大手が中国依存からの脱却を急いでいる。現地企業の台頭で価格競争が激しく成長が見込みにくいためだ。インドやアフリカを新たな成長の足がかりとし、500億円を投じて生産能力を増強。大王製紙もトルコなどを強化する。ただ、米大手などが先行しており、品質の高さやブランドを浸透できるかが、成長を左右しそうだ。 「新興市場でできるだけ早く3分の1のシェアを取りたい」。15日に記者会見した ユニ・チャーム、インド・アフリカ照準 中国からシフト
製紙6社の20年4~12月期、5社営業減益・赤字 企業決算 業績ニュース 企業業績・財務 2月10日 製紙大手6社の業績が厳しい。10日出そろった2020年4~12月期連結決算では、最大手の王子ホールディングスなど5社が営業減益か赤字だった。新型コロナウイルス禍による印刷用紙の不振や原料として販売する紙パルプの価格下落が響いた。もっとも主力商品の違いにより業績の悪化度合いや方向感にはばらつきが出ている。 2社が営業赤字となった。三菱製紙が10日発表した連結決算は営業損益が26億円の赤字(前年同期 製紙6社の20年4~12月期、5社営業減益・赤字
人事、大王製紙 2月10日 (4月1日)副社長執行役員サステナビリティ担当、副社長経営管理本部長阿達敏洋▽副社長執行役員、副社長岡崎邦弘▽取締役兼専務執行役員(常務生産部門担当兼生産本部長)小野享志▽常務執行役員生産部門担当兼生産本部長(生産本部副本部長兼三島工場長)取締役山崎浩史▽常務執行役員兼ダイオーエンジニアリング副社長(同本部可児工場長)同篠原義幸▽常務執行役員、取締役ホーム&パーソナルケア部門海外事業部長 人事、大王製紙
コロナ下で印刷用紙大幅減 製紙大手、家庭紙など強化 日経産業新聞 コラム 環境エネ・素材 2月10日 新型コロナによる経済活動の縮小や在宅勤務の広がりによるペーパーレス化などで、印刷用紙を中心に国内の紙需要が低下している。製紙各社は印刷用紙などの洋紙事業を縮小する一方、段ボールや衛生用紙などの強化を急ぐ。 日本製紙は2021年8月をめどに釧路工場(北海道釧路市)での洋紙生産から撤退すると発表した。同社全体の洋紙事業の約6%にあたる年22万トンの抄紙機を停止する。王子ホールディングス(王子HD)は コロナ下で印刷用紙大幅減 製紙大手、家庭紙など強化
3日の逆日歩(3日分合計) 逆日歩 株式 2月4日 東京=大和東証指数1円50銭、日興東証指数15銭、野村RN小型15円、大和日経平均15円、iS日経15円、日興日経平均1円50銭、野村REIT1円50銭、日興リート隔15銭、MX225 15円、日経2倍15円、One225 15円、SMD225 15円、SMDリート1円50銭、タマホーム15銭、ベステラ15銭、大和4百レバ15円、Oneトピ1円50銭、One400 15円、iSTPX15円、MX 3日の逆日歩(3日分合計)
大王製紙、コピー用紙売り上げの一部 コロナ対策へ寄付 愛媛 四国 環境エネ・素材 2月2日 大王製紙は2月後半から、コピー用紙の売り上げの一部を日本ユニセフ協会を通じて新型コロナウイルス対策向けに寄付する。全国の企業や事務所向けに商品を販売し、売上金額の2%をユニセフの「新型コロナウイルス緊急募金」に寄付。企業の社会貢献活動の一環として取り組む 大王製紙、コピー用紙売り上げの一部 コロナ対策へ寄付
DAIGOパパに求めた優しさ エリエールの紙おむつCM 1月29日 エリエールブランドを展開する大王製紙の紙おむつ「グーンプラス」は、質の高さと価格帯で二分されがちな紙おむつに、両方を兼ね備えたハイグレードセグメントという価値を提案する。製品CMはまれな同社だが、パパになったばかりのDAIGOを起用したCMは消費者に好評で社内の士気も鼓舞しているという。 ■おむつのCMになぜ「ティッシュ」のカットが? 寝転がる赤ちゃんに「ああ、いい子だね」と声をかけながら、テープ DAIGOパパに求めた優しさ エリエールの紙おむつCM
ハンドドライヤー禁止は正解か 経団連、問われる検証力 底流 経済 コラム 1月15日 「ハンドドライヤーを禁止にした国は日本くらいだ」――。オフィスや商業施設などのトイレにあり、手を洗った後に乾かすドライヤーは新型コロナウイルスの感染拡大後に使用が軒並み禁止された。政府が2020年5月に出した感染拡大防止に向けた方針を踏まえた動きだが、経団連は「ハンドドライヤーは感染拡大につながらない」と同年秋から政府に見直しを働きかけている。 ハンドドライヤー禁止の要請後、「手を乾かす手段」を ハンドドライヤー禁止は正解か 経団連、問われる検証力
東証前引け 続伸 売買交錯、過熱警戒で上値重く 国内株概況 株式 1月12日更新 12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比47円72銭(0.17%)高の2万8186円75銭で終えた。前週末終値(2万8139円)を挟んで一進一退の展開だった。朝方は米政治混乱や米株安などが重荷となり、利益確定売りが優勢。2万8000円を割り下げ幅が200円を超える場面もあった。その後、12日午前の取引時間中に米株価指数先物が堅調に推移したことなどを手掛かりに上昇に転じた。一時2万 東証前引け 続伸 売買交錯、過熱警戒で上値重く