雇用流動化、秘密漏洩に警鐘 「かっぱ寿司」元社長有罪 事件・司法 5月31日更新 ライバル企業への転職時に営業秘密を持ち出したなどとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の罪に問われた「かっぱ寿司」運営のカッパ・クリエイト元社長、田辺公己被告(47)に東京地裁は31日、懲役3年、執行猶予4年、罰金200万円(求刑懲役4年、罰金200万円)の有罪判決を言い渡した。人材の流動化が進む中、営業秘密の漏洩に改めて厳しい姿勢を示す司法判断となった。 業界大手の上場企業元トップが営業秘 雇用流動化、秘密漏洩に警鐘 「かっぱ寿司」元社長有罪
「かっぱ寿司」元社長、31日午後判決 量刑判断が争点に 事件・司法 5月31日 ライバルの回転ずしチェーンの営業秘密を不正に持ち出して使用したとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の罪に問われた「かっぱ寿司」運営会社、カッパ・クリエイト元社長の田辺公己被告(47)の判決公判が31日午後、東京地裁で開かれる。業界大手の上場企業元トップが被告となった異例の事件。ライバル会社に転職する際に情報を持ち出した行為の悪質性を判決がどのように認定するかが焦点となる。 田辺元社長は起訴 「かっぱ寿司」元社長、31日午後判決 量刑判断が争点に
前職の顧客リスト、「転職先で活用」は違法の恐れ 法務・ガバナンス 5月4日 雇用の流動化で転職も当たり前になっているが、転職者を通じたビジネス情報の漏洩が問題視されている。転職者としては、新たな職場で少しでも活躍するために前職で得た人脈や知識は何でも使いたいと考えがち。だが持ち出した情報の内容によっては「営業秘密」を漏洩したとして、本人も転職先の企業も重い罪に問われる恐れがある。 競合他社から転職してきたAさん「これが私が前職で使っていた有力顧客リストです。みんなで集中し 前職の顧客リスト、「転職先で活用」は違法の恐れ
双日の本社捜索、社員が転職元から営業秘密持ち出しか 事件・司法 4月26日更新 大手総合商社「双日」の社員が同業他社から転職する際に営業秘密を不正に持ち出した疑いがあることが25日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は同日までに東京都千代田区にある双日の本社などを不正競争防止法違反の疑いで家宅捜索し、全容解明に乗り出した。 捜査関係者によると、双日に勤務する30代男性社員が昨年夏、別の総合商社から転職した際に同社の営業秘密を不正に持ち出した疑いがある。警視庁は男性社員が転 双日の本社捜索、社員が転職元から営業秘密持ち出しか
アトム社長に小島氏 山角氏はカッパ社長に専念 小売り・外食 4月26日 コロワイドグループで回転ずし店「海鮮アトム」などを手がけるアトムは、小島保幸顧問(52)が社長に就任する人事を固めた。山角豪社長(44)は退任する。社長交代は3年ぶり。6月20日の株主総会後の取締役会で正式に決める。山角氏はアトムと同じコロワイドグループで「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトの社長を兼ねている。競合会社の兼務を解消し山角氏はカッパの再建に専念する。 小島氏はコロワイド傘下で アトム社長に小島氏 山角氏はカッパ社長に専念
双日社員、古巣の情報持ち出し転職か 「営業秘密」とは Think! 事件・司法 4月26日 大手総合商社「双日」の社員が同業他社から転職する際に情報を不正に持ち出した疑いが判明した。転職時に「営業秘密」を持ち出したとして不正競争防止法違反罪に問われる事件は相次いでおり、流出した情報が営業秘密に該当するかどうかが争われる事案も少なくない。警視庁は押収資料の分析や関係者への事情聴取を通じ、流出したとされる情報が営業秘密に当たるかどうか慎重に捜査を進めるとみられる。 不競法は企業間の公正な競 双日社員、古巣の情報持ち出し転職か 「営業秘密」とは
「かっぱ寿司」元社長に懲役4年求刑 営業秘密侵害事件 事件・司法 4月25日更新 ライバルの回転ずしチェーンの営業秘密を不正に持ち出し使用したとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)罪に問われた「かっぱ寿司」運営企業、カッパ・クリエイト元社長の田辺公己被告(47)の論告求刑公判が25日、東京地裁であった。検察側は懲役4年、罰金200万円を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は5月31日に言い渡される。 検察側は論告で田辺元社長がライバルで古巣の「はま寿司」 「かっぱ寿司」元社長に懲役4年求刑 営業秘密侵害事件
すしは回り続けるか 省人化のワナ、いたずら相次ぐ 日経MJ 小売り・外食 3月13日 格安回転ずしのビジネスモデルが揺らいでいる。客による迷惑行為が後を絶たず、回転レーンでの提供を止めるなどの対応を迫られている。装置産業とも評され、他業態に先行して省人化モデルを確立した回転ずし。迷惑行為は少なくなった店員の目をかいくぐって続出した。人手不足の状況下でいたずらを防ぐため、人工知能カメラの活用などが模索される。抜本的な解決につながるか。 「(迷惑行為の続出は)回転ずし業界全体の危機。 すしは回り続けるか 省人化のワナ、いたずら相次ぐ
騒動続くスシロー、値上げで苦心も海外好調で株価回復 記者の目 企業決算 業績ニュース Think! 企業業績・財務 関西 小売り・外食 3月8日 FOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)が回転ずし「スシロー」で2022年10月に値上げしてから客数の減少に苦しんでいる。税抜き「1皿100円」に慣れ親しんだ消費者が多いため、価格を据え置いた同業他社に顧客が流れている格好だ。「おとり広告」の不祥事や迷惑動画などの問題も足を引っ張っている。ただ、各社とも魚介類を中心とした原材料価格の高騰などで国内の事業環境は厳しい。F& 騒動続くスシロー、値上げで苦心も海外好調で株価回復