大雨で土砂崩れなど被害、静岡県 復旧対応急ぐ 静岡 中部 6月5日 静岡県内で2日、局地的な豪雨をもたらす「線状降水帯」が相次ぎ発生し、記録的な大雨となった。各地で土砂崩れや浸水被害などが起き、県によると建物被害は浜松市で全壊4件、浸水被害は県内700件を超えた(5日正午現在)。 浜松市では土砂崩れで全壊した住宅に住む男性の死亡が確認され、袋井市の海岸で行方不明者と見られる遺体が見つかった。静岡県磐田市の北部では敷地川の堤防が決壊し、住宅や農地へ土砂が流れ込んだ 大雨で土砂崩れなど被害、静岡県 復旧対応急ぐ
静岡企業、EV・脱炭素関連を訴求 横浜で車技術展示会 カーボンゼロ EV 静岡 中部 自動車・機械 5月25日 国内最大級の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2023」が24日、横浜市で開幕し、静岡県内からメーカーや部品会社が出展した。電気自動車(EV)へのシフトを軸とした電動化や、温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルに対応した展示が目立った。会期は26日まで。 日産自動車系の変速機大手ジヤトコ(富士市)はEVの駆動装置「イーアクスル」で、軽自動車や小型車向けのコンパクトタイプと、ピ 静岡企業、EV・脱炭素関連を訴求 横浜で車技術展示会
浜松ホトニクス、増収減益 5月24日 【増収減益】電気自動車用バッテリーの非破壊検査向けマイクロフォーカスX線源が伸びるほか、X線CT向けシリコンフォトダイオードの売り上げが増加。半導体製造・検査装置関連の販売の減少を補って増収。営業活動や技術強化に向けて販売管理費や研究開発費を 浜松ホトニクス、増収減益
浜松ホトニクスの23年9月期、経費増え一転最終減益 静岡 中部 企業業績・財務 5月11日 浜松ホトニクスは11日、2023年9月期の連結純利益が4%減の396億円になる見通しだと発表した。期初の増益予想から一転、28億円の下方修正で減益となる。半導体関連の販売が当初の見込みを下回る一方で、販売管理費や研究開発費を増やすことによる。 デンマークのレーザー装置メーカー、NKTフォトニクスの買収が同国政府に却下されたことに伴い、今期業績予想から同社の売り上げや買収に伴うのれん代を外したこと 浜松ホトニクスの23年9月期、経費増え一転最終減益
浜松ホトニクス、レーザー事業拡大に経済安全保障の壁 静岡 中部 エレクトロニクス 自動車・機械 ヨーロッパ 科学&新技術 5月10日 浜松ホトニクスが産業や医療向けに需要の高まるレーザー関連の事業拡大で、思わぬ壁に直面している。自動運転用などセンサー向けの増産に備え、10日には浜松市で工場新棟の建設に着手。だがカギを握るデンマーク企業の買収には同国政府が「安全保障上の脅威」を理由に待ったをかけ、戦略の練り直しを迫られる可能性がある。 「さらなる成長へレーザー事業は非常に重要な位置を占めている」。浜松ホトニクスの丸野正社長は10 浜松ホトニクス、レーザー事業拡大に経済安全保障の壁
浜松ホトニクスのレーザー企業買収、デンマークが却下 Think! 静岡 中部 企業業績・財務 エレクトロニクス ヨーロッパ 科学&新技術 5月8日更新 浜松ホトニクスは8日、デンマークのレーザー装置メーカー、NKTフォトニクスの株式取得が同国政府に却下されたと発表した。浜ホトによると「安全保障上の脅威」が理由に挙げられているという。同社は2022年6月に欧州子会社を通じてNKTを買収し孫会社化すると発表、同年11月に公表した中期経営計画でもNKT関連の収益を織り込んでいた。背景や詳しい理由も含めた情報の収集を急ぎ、今後の対応を検討する。 浜ホト 浜松ホトニクスのレーザー企業買収、デンマークが却下
浜松ホトニクス、LiDAR向けレーザー増産へ工場新棟 静岡 中部 エレクトロニクス 自動車・機械 自動運転 4月26日 浜松ホトニクスは26日、半導体レーザーの工場である都田製作所(浜松市)に新棟を建てると発表した。高性能センサー「LiDAR(ライダー)」向けの需要が自動運転などの用途で拡大するのに対応し増産に備える狙い。5月に着工し2024年7月の完成、同年10月の稼働を見込む。新棟が加わると都田製作所の最大生産能力は2.5倍に高まる。 総工費約40億円を投じて新設する「都田製作所4棟」は、鉄骨造り地上4階で延 浜松ホトニクス、LiDAR向けレーザー増産へ工場新棟
浜松ホトニクス、物理学用途で最大級の光センサー開発 静岡 中部 エレクトロニクス 科学&新技術 4月7日 浜松ホトニクスは万物に質量を与え、宇宙の成り立ちの解明につながるとされる「ヒッグス粒子」を測定する欧州の実験向けに、大面積の光センサーを開発し量産体制を整えた。実験に求められる高い放射線耐性を備え、大きさはガンマ線や電子などの放射線のエネルギーを測定する高エネルギー物理学用途では世界最大という。 開発した光センサー「8インチピクセルアレイディテクタ」は、素粒子の一つである「陽子」同士を光に近い速 浜松ホトニクス、物理学用途で最大級の光センサー開発
光産業創成大学院大学学長に浜松ホトニクス出身の伊藤氏 大学 静岡 中部 スタートアップ エレクトロニクス 教育 科学&新技術 3月30日 光産業創成大学院大学(浜松市、理事長・昼馬明浜松ホトニクス会長)は30日、次期学長に伊藤博康副学長(66)を選任したと発表した。4月1日付で就任する。任期は2026年3月末までの3年間。18年4月から5年間務め31日で退任する現学長の滝口義浩氏(65)に続き、2人目の浜松ホトニクス出身の学長となる。 伊藤副学長は浜松ホトニクスの中央研究所筑波研究センター長などを歴任。20年11月から光産業創成大 光産業創成大学院大学学長に浜松ホトニクス出身の伊藤氏
静岡主要各社の春季労使交渉、回答「満額以上」多く 賃上げ2023 静岡 中部 エレクトロニクス 自動車・機械 サービス・食品 3月15日 新しい賃金水準などを決める2023年の春季労使交渉で、静岡県内のスズキやヤマハ発動機など主要企業4社は15日までに労働組合の要求に回答した。物価高を踏まえた賃上げムードも受け、賃金改善ではいずれも要求に対し満額かそれ以上で応じた。経営の先行きには不透明さもあるが、人手不足もあり従業員の意欲を引き出したい考えだ。 スズキの労使交渉では15日、会社が組合の要求に対し満額で回答した。組合要求は賃金改善 静岡主要各社の春季労使交渉、回答「満額以上」多く