浜松ホトニクス、小型ガス分析機器向けに極小受光素子 静岡 中部 エレクトロニクス 科学&新技術 1月26日 浜松ホトニクスは小型のガス分析機器向け受光素子を開発した。2月1日に発売する。ガスの成分が赤外光を吸収する性質を利用して成分の種類や量を分析する仕組みで、直径約9ミリメートルの円筒形状。手のひら大の従来製品と同等の性能を、指先ほどの極小サイズで実現した。工場周辺の現場でガスを分析する機器に採用を働きかける。 開発した受光素子は波長2.5~11マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の「中赤外 浜松ホトニクス、小型ガス分析機器向けに極小受光素子
浜松ホトニクス、EVと核融合の要に 丸野社長に聞く 日経産業新聞 EV 静岡 中部 コラム スタートアップ エレクトロニクス 自動車・機械 環境エネ・素材 コラム 科学&新技術 1月25日 浜松ホトニクスが過去最大の設備投資に乗り出す。半導体製造・検査装置や医療機器などに使われる光センサーで、2025年9月期までの3年間で1000億円程度を投じて生産能力を引き上げる。電気自動車(EV)や核融合技術開発で要となる製品を供給する。丸野正社長に今後の戦略を聞いた。 ――22年9月期は売上高、利益とも過去最高でした。 「半導体、医療、非破壊検査の3つの要素で業績を伸ばすことができた。半導体 浜松ホトニクス、EVと核融合の要に 丸野社長に聞く
浜松ホトニクス、核融合発電へレーザー基礎技術開発 静岡 中部 エレクトロニクス 環境エネ・素材 科学&新技術 1月12日 浜松ホトニクスは12日、大きなエネルギーを生む核融合発電の実用化につながるレーザー技術の研究成果を発表した。核融合燃料に照射するパルスレーザーの装置で、エネルギーが100ジュールのレーザーを10ヘルツと高い繰り返し周波数で出力することに成功。さらに高いエネルギーを出力できる技術の確立に前進したとしている。 核融合は太陽と同じ反応を地上で再現する次世代エネルギー技術。エネルギーを効率よく連続して取 浜松ホトニクス、核融合発電へレーザー基礎技術開発
静岡企業トップ 年頭所感 変化に対応、新領域に挑む 静岡 1月4日 静岡県内の多くの企業が4日、2023年の仕事始めを迎えた。ロシアのウクライナ侵攻を背景とした原燃料高や、個人消費に影響しかねない物価高など懸念は多い。一方で円安の落ち着きなど景気の安定へ明るい要素も出てきた。各企業のトップは新年の抱負で、変化への対応と新たな挑戦への意欲を示した。 しずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は「持ち株会社体制移行後、初めての新年を迎え、ここからが本当の意味でスター 静岡企業トップ 年頭所感 変化に対応、新領域に挑む
民間初の月面着陸・量子コンピューター、実現へ総力戦 正月特集2023 1月1日 2023年は日本の「月面着陸元年」になるかもしれない。スタートアップ、ispace(アイスペース、東京・中央)が4月末にも月面着陸に挑む。民間初の取り組みに挑むのは、最高経営責任者(CEO)の袴田武史さん。「2040年代に1000人が月に住む」と描く構想の実現に向けた一歩だ。月面探査計画の名称は「HAKUTO-R」。ハクトは「白兎」の意味。うさぎ年を、大きな跳躍の年にする。 月に人が住む 白兎よ 民間初の月面着陸・量子コンピューター、実現へ総力戦
静岡県内22年回顧 原材料高で苦境、将来にらみ布石 静岡 12月28日 静岡県内の企業は2022年、ロシアのウクライナ侵攻が契機となる原材料高への対応に追われた。そうした中、静岡銀行が名古屋銀行と包括業務提携を結んだり、県西部の企業が海外展開を活発化したりと、将来をにらんだ布石を打つ動きもみられた。静岡・浜松の両政令市の市長が23年春の市長選への不出馬を表明し、9月の台風15号は県内に大きな被害をもたらした。 スズキ、インド事業40周年で新工場着工 原材料高は食品 静岡県内22年回顧 原材料高で苦境、将来にらみ布石
浜松ホトニクス定時株主総会、丸野新社長が就任 株主総会 静岡 中部 エレクトロニクス 12月16日 浜松ホトニクスは16日、浜松市内で定時株主総会を開いた。剰余金の処分や取締役10人の選任など3つの議案を原案通り可決した。丸野正代表取締役専務執行役員が新社長に就任し、昼馬明社長は代表権のある会長に就いた。社長交代は2009 浜松ホトニクス定時株主総会、丸野新社長が就任
浜松ホトニクス、過去最高 12月2日 【過去最高】半導体製造関連や医療関連をはじめ多くの業界で、光源やセンサーなどの需要拡大が続く。円安効果や、23年3月末に予定しているデンマークのNKTフォトニクスの買収でレーザー関連の伸びも見込む。売上高、純利益ともに過 浜松ホトニクス、過去最高
浜松ホトニクス、頭部PETに画像補正 認知症研究促す 静岡 中部 エレクトロニクス ヘルスケア 科学&新技術 11月24日 浜松ホトニクスと一般財団法人浜松光医学財団(浜松市)は頭部の脳の状態を計測する陽電子放射断層撮影(PET)で画像補正機能を備えた装置を開発した。被検者の体が動くことでピントがずれる画像を補正して計測精度を高め、認知症や精神疾患の研究進展を促す。 「頭部用PET装置HIAS(ハイアス)―29000」で、浜松ホトニクスが薬事承認を取得した。同社は2002年に設立した浜松光医学財団を通じてPET装置に 浜松ホトニクス、頭部PETに画像補正 認知症研究促す
浜松ホトニクス、3年で1000億円超投資 中期計画発表 静岡 中部 エレクトロニクス 自動車・機械 科学&新技術 11月15日 浜松ホトニクスは15日、2025年9月期までの中期経営計画を発表した。3年間で総額1000億円を超える設備投資を柱とする。半導体製造や医療など既存市場の成長に加え、電気自動車(EV)用電池の検査向けや自動運転に必要な高性能センサー向けに光技術を活用した部品の需要が拡大。工場棟増設や生産設備の導入、更新で対応する。 設備投資額は中期計画の初年度にあたる23年9月期が401億円で、24年9月期が41 浜松ホトニクス、3年で1000億円超投資 中期計画発表