[社説]日野自・ふそうは次世代技術で先手を 社説 5月31日 日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが経営統合することで基本合意した。水素燃料など互いが磨いてきた次世代技術を融合させ、カーボンニュートラルの実現といった社会課題の解決で先手を打ってもらいたい。 日野自といえば2022年に発覚した検査不正が記憶に新しい。国内のトラック出荷を全面的に停止する異例の事態に追い込まれた。三菱ふそうも、三菱自動車時代も含めて2度のリコール(回収・無償修理)隠しが大問題と [社説]日野自・ふそうは次世代技術で先手を
日産・三菱自動車、軽EV生産1年で5万台 共同で開発 自動車・機械 5月31日 日産自動車と三菱自動車は31日、両社が共同開発した軽電気自動車(EV)「サクラ」と「eKクロスEV」の累計生産台数が5万台に達したと発表した。両モデルは2022年5月から三菱自の工場で生産を始めた。手ごろな価格が支持され、1年で三菱自の年間国内生産台数の1割に相当する規模となった。 日産と三菱自の共同出資会社であるNMKV(東京・港)が中心となり企画した。車台は共通で日産が開発設計し、三菱自の水 日産・三菱自動車、軽EV生産1年で5万台 共同で開発
トヨタ「日野のリスク」負担で統合後押し 三菱ふそうと 中部 株式 企業業績・財務 自動車・機械 5月31日更新 トヨタ自動車は子会社の日野自動車と独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスの経営統合に基本合意した。日野は2022年にエンジン認証の不正が発覚し、米国で損害賠償を巡る訴訟を抱える。判決次第では多額の追加費用の発生リスクがくすぶる。それでもトヨタが早期の統合を後押しできた背景には、三菱ふそうの株主に負担が及ばないようにした「特別補償」の存在があった。 「賠償費用についてこれほど明確な記載 トヨタ「日野のリスク」負担で統合後押し 三菱ふそうと
日本車8社、4月の世界生産15%増 3カ月連続プラス 自動車・機械 5月30日 トヨタ自動車など国内の乗用車メーカー8社が30日まとめた4月の世界生産は、前年同月比15%増の188万2千台だった。前年同月は新型コロナウイルス感染拡大で生産が減っていた反動で伸びたほか、半導体不足の影響が和らいだこともあり、3カ月連続で前年実績を上回った。 生産は国内外ともに回復傾向が続く。8社合計の国内生産は24%増の68万台で、海外生産は11%増の120万1千台だった。前年4月は新型コロナ 日本車8社、4月の世界生産15%増 3カ月連続プラス
新来島どっく村上孝信社長「修繕で中国リスクに商機」 愛媛 四国 自動車・機械 5月30日 造船業界では脱炭素の波が押し寄せ、新燃料を使った環境対応船への関心が高まっている。独立系造船会社の新来島どっく(愛媛県今治市)は2021年にサノヤス造船(現・新来島サノヤス造船)を買収し、液化天然ガス(LNG)燃料タンクの内製化に乗り出す。4月に就任した村上孝信社長に足元の需要動向と今後の方針を聞いた。 ――サノヤス造船買収の狙いは。 「サノヤスの水島製造所(岡山県倉敷市)で大型船の修繕ができる 新来島どっく村上孝信社長「修繕で中国リスクに商機」
日野自動車と三菱ふそう、経営統合で基本合意 Think! 自動車・機械 5月30日更新 日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは30日、経営統合することで基本合意したと発表した。両社の親会社であるトヨタ自動車と独ダイムラートラックが株式公開を予定する新たな持ち株会社を設立し、統合する2社を完全子会社とする。両社は2024年12月までの経営統合を目指し、統合後は日野はトヨタの連結対象からはずれる見込みだ。 トヨタとダイムラートラックの持ち株会社に対する出資比率は同規模。4社で協議し、出 日野自動車と三菱ふそう、経営統合で基本合意
三菱自動車、増収減益 5月30日 【増収減益】半導体不足の改善で生産が回復する。輸送用の船舶が確保できたため、北米や欧州、東南アジア、国内の各地で販売台数増。値上げも浸透し増収。販売増に伴う販管費や資材費がかさむ。対米ドル・ 三菱自動車、増収減益
今日の株価材料(新聞など・30日)マリオ映画、国内興収100億円突破 国内株概況 株価材料 株式 5月30日更新 ▽古河機金(5715)、今期純利益2.5倍に上方修正 固定資産売却で(日経) ▽三菱電(6503)、26年3月期の売上高5兆円超に目標値引き上げ(日経) ▽富士通(6702)、業界別汎用システムの売上高4000億円強を目指す方針(日経) ▽ACCESS(4813)、2~4月期最終黒字 大型案件を受注(日経) ▽ホンダ(7267)、ソフト人材倍増 トヨタ(7203)は9000人再教育(日経) ▽ 今日の株価材料(新聞など・30日)マリオ映画、国内興収100億円突破
トヨタグループ5社目の不正 愛知製鋼が長すぎる鋼材 Think! コラム コラム 自動車・機械 科学&新技術 5月30日 トヨタ自動車グループで新たに不正が発覚した。自動車向け特殊鋼大手の愛知製鋼が2023年5月17日、許容誤差の範囲を示す寸法公差から外れた製品(公差外れ品)を顧客に納品していたことを公表した。 トヨタグループでは不正が相次いでおり、トヨタの販売店による車検不正(21年)と日野自動車のエンジン不正(22年)、豊田自動織機のエンジン不正(23年3月)、ダイハツ工業の衝突試験不正(同年4月)に次ぐ、5社 トヨタグループ5社目の不正 愛知製鋼が長すぎる鋼材