事業創りの「コツ」、大企業に伝授 VCのジャフコ スタートアップ 6月3日 独立系ベンチャーキャピタル(VC)のジャフコグループなどは、大企業のスタートアップ連携を支援するプログラムを始める。自社の新規事業の推進力を数値化し、優先して取り組むべき課題を抽出。事業づくりのコツを伝授し、提携相手となるスタートアップも提案する。2025年までに300社の支援を目指す。 伴走型の新規事業創出プログラム「OFFROAD LEAP」を5日から始める。コンサルティング選定サービスのC 事業創りの「コツ」、大企業に伝授 VCのジャフコ
三菱食品、料理宅配のアントウェイに出資 小売り・外食 5月31日 三菱食品は31日までに、料理宅配のスタートアップAntway(アントウェイ、東京・千代田)に出資した。スタートアップへの出資は初めて。アントウェイの持つデータを飲食店向け事業などに活用する。三菱食品が卸売事業で培ったノウハウを、アントウェイの物流・決済の効率化に生かす。 アントウェイは全国26都 三菱食品、料理宅配のアントウェイに出資
新型株式報酬は「給与」、スタートアップ育成に税金の壁 Think! 法務・ガバナンス 企業業績・財務 スタートアップ 5月27日 信託型とよばれるストックオプション(株式購入権)について、国税庁は税率が最大55%になるとの見解を示す。税負担を増やす方針転換ではなく、「抜け道」的な税金対策を塞ぐ狙いがある。ただスタートアップ育成は政府の重要課題のひとつで、株式報酬は人材確保に不可欠だ。税負担が障害とならないためにも米国に見劣る使い勝手の改善は急務となる。 「従業員にどれくらい不利益が出るか計り知れず、困惑している」(建設現場 新型株式報酬は「給与」、スタートアップ育成に税金の壁
「消さない秋田」へ若者の起業支援 地元出身CVC社長 東北 秋田 愛知 中部 スタートアップ 5月26日 スタートアップに投資して経営を支えるベンチャーキャピタリストが秋田県内で起業支援に力を入れ始めた。MTGベンチャーズ(名古屋市)の藤田豪社長だ。少子高齢化が急速に進む故郷を次代につなぐには、新たな産業を興して経済基盤を広げる必要がある。「まずは若者が起業を目指す素地をつくる」と語る。 ――起業支援に力を入れています。 「我々の会社がある名古屋をはじめ、東海地方は製造業の集積地だ。学生も地元に就職 「消さない秋田」へ若者の起業支援 地元出身CVC社長
京都フュージョ105億円調達 核融合装置、欧米で拡大 環境エネ・素材 スタートアップ 5月17日 核融合関連スタートアップの京都フュージョニアリング(東京・千代田)は17日、第三者割当増資で105億円を調達したと発表した。調達資金を活用して核融合反応を促す周辺装置や機器の研究開発を進める。核融合発電は2030年代の商用化に向けて米国や英国などで研究開発が先行しており、欧米を中心に事業を広げる。 政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、三菱UFJ銀行、INPEX、関西電力 京都フュージョ105億円調達 核融合装置、欧米で拡大
材料開発をAIで支援 MI-6、クラウド上で仮想実験 スタートアップ AI 5月11日 人工知能(AI)を活用した材料開発の支援サービスを提供するMI-6(東京・中央)は、ベンチャーキャピタル(VC)のジャフコグループやディープコアなど計4社を引受先とした第三者割当増資と金融機関からの借り入れなどで6億5000万円を調達した。調達資金はクラウドサービスの開発費や営業人材の採用などに充て、2024年までに導入社数を現状の2倍となる100社の導入を目指す。実験を自動化するロボットシステ 材料開発をAIで支援 MI-6、クラウド上で仮想実験
製品ごとのESG分析、新興が実用化 デロイトなど提携 5月8日 九州大学発スタートアップのaiESG(アイエスジー、福岡市)は製品ごとにESG(環境・社会・企業統治)への関与を分析するサービスを始めた。脱炭素だけでなく人権侵害など幅広い分野で測定する。デロイトトーマツコンサルティングなどと提携しサービスを広げる。同社によると、製品ごとにESGに関連する項目を定量化するサービスは世界初という。 新サービスでは約3200のESG関連項目を定量化できる。具体的には 製品ごとのESG分析、新興が実用化 デロイトなど提携
関西起業家支援、「おせっかい」頼み脱し生態系づくりを 大阪 関西 スタートアップ ネット・IT 4月25日 大阪・西中島周辺の起業家団体「にしなかバレー」が苦闘している。中心メンバーが運営に十分な時間を割けず、活動が停滞気味だ。関西にはベンチャーキャピタル(VC)が少なく、投資家に代わって先輩起業家がボランティアで後輩を支援するケースが多い。関西スタートアップの活性化のためにも、持続可能な仕組みづくりが欠かせない。 にしなかバレーは、西中島を中心に新大阪から淀川を挟んで茶屋町にいたるエリアに本拠を置く 関西起業家支援、「おせっかい」頼み脱し生態系づくりを
仕訳記帳などを効率化 総務・労務支援のSoVa スタートアップ ネット・IT 4月11日 総務や人事労務に関わる書類の作成支援を手掛けるSoVa(ソバ、東京・中央)は、仕訳の記帳や給与計算を効率化するサービスを始める。利用企業は必要書類を提出したうえで、クラウド上の質問に「○」か「×」で答え 仕訳記帳などを効率化 総務・労務支援のSoVa
腸内細菌バンク、26年にドナー1000人 MGTx スタートアップ ヘルスケア 4月4日 東京工業大学発のメタジェンセラピューティクス(MGTx、山形県鶴岡市)は第三者割当増資で11億円を調達した。腸内細菌を凍結保管する「腸内細菌バンク」の構築に充てる。2023年内にサービス提供を始め、26年までに1000人の健康なドナー(提供者)の獲得を目指す。 国内では1月、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が発生する潰瘍性大腸炎の患者に対し、健康な人の腸内細菌を移植する治療法が先進医療として承認された。一 腸内細菌バンク、26年にドナー1000人 MGTx