母の日のカーネーション5%高、国産の品薄など響く 商品ニュース 商品 5月8日 母の日に贈られるカーネーションの卸値が上がっている。母の日向けの取引がピークを迎えた大田市場(東京・大田)で、花き卸の大田花きの平均卸値(1輪咲き、8日時点)は1本83円。昨年の同時期に比べ5%高い。安い輸入品が減ったり、国内の供給が絞られたりした影響が出ている。 流通量の約6割を占める輸入品は1本68円と、同8%高くなった。22年春はロシアのウクライナ侵攻に伴う航空輸送網の混乱を背景に、主力の 母の日のカーネーション5%高、国産の品薄など響く
切り花卸値、コロナ前比3割高 卒業式や送別会向け復活 商品ニュース マーケットニュース 商品 サービス・食品 3月17日 切り花の卸値が高い。花卉(かき)卸大手によると3月上旬の平均単価は新型コロナウイルス禍前の2019年同期に比べ3割高い。国産の生産が減り、円安で輸入品の卸値も上がっている。感染が落ち着き、卒業式や送別会がコロナ前と同じ規模で開かれ、お祝いの場に欠かせない花の需要が高まっている。 花卉卸大手の大田花きが扱った切り花全品目の平均卸値は、3月上旬時点で1本74円。前年同期比3%高く、コロナ前の19年同 切り花卸値、コロナ前比3割高 卒業式や送別会向け復活
青いスイートピーや35色の菊… 映える「染め花」繚乱 商品ニュース マーケットニュース 商品 サービス・食品 2月27日 人工的に染めた生花の流通が広がっている。花卉(かき)卸は専用の染料で青や黒に着色したスイートピーやカーネーションの取り扱いを拡大。新型コロナウイルス禍で業務需要が減った白い輪菊の産地も、染めた菊の出荷を伸ばしている。写真映えに敏感な若者の関心を呼び、「百色繚乱(りょうらん)」の時を迎えている。 花卉卸大手の大田花き(東京・大田)はスイートピー、カーネーションなど染め花の仕入れを拡大している。スイ 青いスイートピーや35色の菊… 映える「染め花」繚乱
「高値の花」が映す危機 バラなど国内外で生産直撃 志田 富雄 新型コロナ ウクライナ侵攻 値上げラッシュ Think! Nikkei Views 編集委員 2月2日 花卉(かき)市場は卒業シーズンに向けてチューリップやスイートピーなど春の花の季節を迎える。その市場にもウクライナ危機の影響は色濃く映る。ハウス栽培に使う電気や燃料、肥料などのコスト増が生産者を直撃。同時に新型コロナウイルス禍から生活が正常化するにつれ、卸値や店頭価格が上昇した。エネルギー危機に直面するオランダの生産が激減するなど国際市場も大きく変わりそうだ。 ■コロナ後需要をウクライナ危機が直撃 「高値の花」が映す危機 バラなど国内外で生産直撃
正月飾りのセンリョウ3割高 雨不足と猛暑で出荷減 商品ニュース マーケットニュース 商品 サービス・食品 12月21日 正月飾りに使うセンリョウの卸値が高い。花き卸大手の大田花きが21日に大田市場(東京・大田)で開いたセンリョウの大市で、1本あたりの卸値は200円程度と前年を3割上回った。同社の担当者によると入荷量は前年より4割少なく「過去最低の水準」という。実が多く枝ぶりがいい高品質品を中心に高値が付いた。 主産地の茨城県は梅雨が短く、その後猛暑に見舞われた。センリョウを生産する農業生産法人 正月飾りのセンリョウ3割高 雨不足と猛暑で出荷減
国産モミの木3割高く 不足の米国産からシフト 商品ニュース 商品 11月21日 店舗などでクリスマスツリーに使う国産モミの木が前年より3割ほど高い。経済活動の再開で、クリスマス商戦に向けた販促イベント用や装飾向けの需要が回復している。円安などの影響で輸入品の出回りが例年の半分程度に減り、国産への引き合いが増えた。 21日に東京・大田市場で開かれた国産モミの競りでは山梨県産や長野県産の約250本が取引された。主催した大田花きによると、競りの平 国産モミの木3割高く 不足の米国産からシフト
ハロウィーン向け観賞カボチャ、小玉卸値1割高 商品ニュース マーケットニュース 商品概況 商品 9月26日 10月末のハロウィーンに飾る観賞用カボチャが高い。花き卸大手の大田花きが26日に開いたカボチャのセリ「かぼちゃ大市」の平均単価は1個あたり約168円と前年比で5%上昇した。入荷数量は同9%増えたが、家庭向けを中心に需要が多い小玉の入荷割合が減ったことが価格を押し上げた。 手のひらに載る程度の大きさの小玉は、小さなスペースにも飾りやすく生花店や雑貨店などで売られる。セリの平均卸値は1個110円程度 ハロウィーン向け観賞カボチャ、小玉卸値1割高
正月飾りのマツ3割高、センリョウは1割安 商品概況 商品ニュース 商品 12月24日 正月飾りに使うマツの卸値が前年より高い。新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が限られているため、小売り向けなどの需要が回復している。半面、産地の天候不順の影響で大田市場(東京・大田)への入荷が少なく、長尺で形がよい高品質品に高値が付いている。 12月に大田市場で大田花きが開いた松大市の入荷量は前年に比べ3割少なかった。「主力の茨城県産は8月以降の長雨が生育に響いた」(同社)。12月中旬に1本あ 正月飾りのマツ3割高、センリョウは1割安