株高持続、弱気派に修正迫る 「踏み上げ相場」本格化か 株式 6月6日 日本株の上昇が続くなか、相場が近く下げに転じると見込む「弱気派」が戦略の見直しを迫られている。株価指数と逆の値動きをする上場投資信託(ETF)はこのところ買いが急増していたが、足元では微減に転じた。弱気派の思惑が外れ、売り方の買い戻しでさらに株価が上昇する「踏み上げ相場」が本格化するとの見方も出ている。 6日の東京株式市場で日経平均株価は朝方安く始まったものの、すぐに切り返し午前の終値は前日比1 株高持続、弱気派に修正迫る 「踏み上げ相場」本格化か
株、米株安も実質賃金低下も「どこ吹く風」 新興にも買い波及 国内株概況 株式 6月6日 6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比133円高の3万2350円だった。前日に693円高と今年最大の上げ幅を記録し、前日の米株式相場は下落と、いったん調整しても不思議ではない相場環境だったが、利益確定売りをすぐに消化し、株価指数先物への断続的な買いが日経平均を押し上げた。海外短期筋が主導する日本株の「爆買い」が収まる気配はみられない。 日経平均は寄り付き直後に283円安まで 株、米株安も実質賃金低下も「どこ吹く風」 新興にも買い波及
川崎重工業、年初来高値 水素関連事業への期待膨らむ 国内株概況 株式 自動車・機械 6月5日 5日の東京株式市場で川崎重工業株が一時、前週末比220円(7%)高の3260円まで上昇し、年初来高値をつけた。政府が水素のサプライチェーン(供給網)の整備に向け15兆円の投資を行うといい、同社の水素関連事業への期待が膨らんだようだ。 終値は195円(6%)高の3235円だった。政府は2040年の水素の供給量を現状の6倍にする目標を掲げる。今後15年間で官民合わせ15兆円を投じ、供給網を整備する。 川崎重工業、年初来高値 水素関連事業への期待膨らむ
新興株「蚊帳の外」脱せるか 高まる6月反転期待 スクランブル 株式 6月2日 日経平均株価がバブル後高値の更新を続けるなか、新興市場が取り残されている。海外勢の買いは一部の大型株に集中し、新興株や中小型株を手がける個人は株高の「蚊帳の外」だ。一方で、市場では新興株に反転の兆しが見えたとの声も聞こえ始めた。「6月反転シナリオ」の成否は、株高の持続力を占ううえで大きな意味を持つ。 「『株が高いらしいね、もうかっててうらやましい』と言われる度につらい思いをしている」。新興市場を 新興株「蚊帳の外」脱せるか 高まる6月反転期待
日経平均バブル後高値 トヨタ・ソフトバンクGに資金 スクランブル・フラッシュ Think! 株式 6月2日更新 2日の東京株式市場で日経平均株価の上げ幅が300円を超え、バブル経済崩壊後の高値を更新した。米連邦議会上院が政府債務上限の効力を停止する法案を可決したことで後場に入り上げ幅を拡大した。直近の上昇をけん引した半導体関連株が売られる一方、トヨタ自動車など出遅れていた他の大型株にマネーが向かった。循環物色が広がれば、最高値を目指す日経平均の足取りも強固さを増しそうだ。 東京エレクトロンは3.5%安、ア 日経平均バブル後高値 トヨタ・ソフトバンクGに資金
信用取引の仕組み 株下落でも利益、変動大きく ゼロからわかる 株式投資 学ぶ 6月2日 株の取引では通常の取引のほかに「信用取引」と呼ばれる方法があります。元手より大きな金額の取引をしやすいのが特徴で、証券会社による口座開設キャンペーンも目立ちます。一方で信用取引はリスクの高い取引ともいわれます。どんな仕組みなのでしょう。 Q 信用取引とは、どのような取引ですか。 A 証券会社から資金や株を借りて売買をします。取引をする際には証券会社に専用の口座を開設し、担保(委託保証金)となる現金 信用取引の仕組み 株下落でも利益、変動大きく
「逆張り」個人苦境にじむ 日経Dインバ、10億口突破 NQNスペシャル コラム 株式 5月29日 日経平均株価は一時600円超高と、きょうも上昇基調を強めている。そんななか、相場の流れと反対方向の「逆張り」の取引をする傾向の強い個人投資家は売り持ち高を積み上げているようだ。相場の大幅下落を見込んだ個人は、弱気派の鉄板銘柄とされる上場投資信託(ETF)を買い続けている。前週末に10億口突破し、記録的な買いを集めている。 日経平均と逆方向に2倍の値動きをするよう設定されたNEXTFUNDS日経平 「逆張り」個人苦境にじむ 日経Dインバ、10億口突破
日経平均、高値更新も気になる手詰まり感 スクランブル・フラッシュ 株式 5月29日更新 29日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、22日に更新したバブル経済崩壊後の高値(3万1086円82銭)を上回った。米債務上限の一時停止による投資家心理の改善を受けて上げ幅は一時600円を超えたが、午後に入って伸び悩み、上げ幅を縮小する場面もあった。先物買いと期待先行の買いが主導するなかで高値への警戒感が徐々に強まり、市場には手詰まり感も漂っている。 29日は東京エレクトロンやアドバンテスト、 日経平均、高値更新も気になる手詰まり感
日経平均、午前終値409円高 米債務合意・利上げを意識 国内株概況 株式 5月29日更新 29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比409円53銭(1.3%)高の3万1325円84銭だった。22日に更新したバブル経済崩壊後の高値(3万1086円82銭)を一時上回った。米債務上限問題をめぐる基本合意を受け、米国債の債務不履行(デフォルト)の懸念が後退し、投資家が運用リスクをとる動きが強まった。ただ、債務上限の解決に向けた議会承認までに支障が生じれば、株高・円安の流 日経平均、午前終値409円高 米債務合意・利上げを意識
キヤノン、9カ月ぶり高値 株主還元・成長の両立評価 国内株概況 株式 5月25日 25日の東京株式市場でキヤノン株が一時、前日比82円(2%)高の3510円と約9カ月ぶりの高値を付けた。発行済み株式総数の上限1.8%の自社株買いを前週に発表。監視カメラなど新規事業へ積極投資の姿勢も示しており、株主還元と事業成長の両立を期待した買いが続いた。 株高に弾みをつけたのは、17日発表した最大500億円の自社株買いだ。2023年12月期の業績予想を上方修正した4月下旬に株価が急騰したが キヤノン、9カ月ぶり高値 株主還元・成長の両立評価