コープさっぽろが廃棄米活用のレジ袋 ニトリ系が供給 北海道 小売り・外食 5月30日 コープさっぽろ(札幌市)は30日、店舗のレジ袋に廃棄米を使ったバイオマス素材を採用すると発表した。同日から札幌市の「ほんどおり店」で導入し年度内をめどに全108店に広げる。全店導入でプラスチック使用量を年約10トン減らす。ニトリホールディングス子会社のニトリパブリック(札幌市)が供給する。 コープさっぽろは店舗で使うゴム手袋や梱包資材、ポリ袋など消耗品80品目をニトリパブリックから調達している。 コープさっぽろが廃棄米活用のレジ袋 ニトリ系が供給
主力企業、一転円安で利益に上振れ余地 輸入費には重荷 企業業績・財務 為替・金利 5月26日 再び進む円安で主力輸出企業の利益に上振れ余地が出ている。2024年3月期は為替レートを1ドル=130円と想定する企業が多く、足元の140円近い水準が続けば、自動車や機械、電機などで増益効果が見込めそうだ。一方、原材料や商品を海外から輸入する小売りや食品では逆風で、企業業績はなお為替に翻弄される展開が続きそうだ。 大和証券によると対ドルで1円円安になると、主要企業の経常利益が0.4%押し上げられる 主力企業、一転円安で利益に上振れ余地 輸入費には重荷
物流2024年問題、イオン北海道など倉庫や輸送網を共有へ 物流2024年問題 北海道 小売り・外食 5月25日更新 トラック運転手の残業規制が強化される「2024年問題」を前に北海道で小売り各社が動き始めた。イオン北海道などが道外企業とともに研究会を立ち上げ、共同輸送などを検討する。面積が広い北海道は物流網維持のハードルが高い。小売業界で競合同士のトラック相互利用が進む九州など、先行事例を参考に課題解決へ挑む。 研究会を立ち上げたのは、道内スーパーマーケット大手のイオン北海道、北雄ラッキーや、九州に本拠地をお 物流2024年問題、イオン北海道など倉庫や輸送網を共有へ
イオン、「子だくさん」の憂鬱 ROE向上へ再編不可避 記者の目 Think! 企業業績・財務 株式 小売り・外食 5月24日 イオンが2023年2月期に連結営業収益(売上高)で過去最高を更新した。しかし好業績とは裏腹に幹部の顔は晴れない。総合スーパー(GMS)で3年ぶりの営業黒字転換など好材料は見えたが、経営の効率性を示す自己資本利益率(ROE)は2%台と低迷が続く。積み上げた利益の大半が子会社に「流出」しているのが主因だ。子会社再編は同社の積年の課題だが、待ったなしの状況。次の一手に市場の視線が注がれる。 「GMSは イオン、「子だくさん」の憂鬱 ROE向上へ再編不可避
エディオン、横ばい圏 5月22日 【横ばい圏】省エネ性能の高い冷蔵庫などの家電販売やリフォーム事業が堅調に推移し増収。電気代の高騰や人件費の上昇などで販売管理費が増加する。増収効果でコスト増を吸収する エディオン、横ばい圏
「上の立場で思考を」 ニトリHD白井社長に○×で聞く 〇×会社研究 就活 小売り・外食 5月22日 家具の原料調達から製造、販売までを自社で行うSPA(製造小売り)モデルを強みに成長を続けるニトリホールディングス(HD)。日本経済新聞社と就職情報サイトのマイナビが2024年3月卒業予定の学生を対象に実施した就職希望企業調査では、ニトリが文系ランキングで首位になった。白井俊之社長にマル・バツ形式で質問に答えてもらい、自身の経験や価値観を示してもらった。 ――ニトリは第1志望でしたか。 「バツ。面白 「上の立場で思考を」 ニトリHD白井社長に○×で聞く
北海道経営未来塾が入塾式、8期生37人 北海道 5月19日 北海道の次世代経営者を育てる「北海道経営未来塾」(北海道商工会議所連合会など主催)は19日、札幌市内で入塾式を開き8期生37人が入った。うち17人が新規加入で20人は7期から継続する。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長らが講師を務める。少人数でのグループ講座にも力を入れる。 来賓としてあいさつした北海道の鈴木直道知事は「世界への挑戦は並大抵の努力では実現できない。入塾期間を力に変えてほしい」と 北海道経営未来塾が入塾式、8期生37人
ニトリホールディングス、減収増益 5月16日 【減収増益】巣ごもり需要の一巡や前期に5度実施した一部商品の値上げで客数減が続く。顧客を呼び戻すため、テレビCMを増やし値下げも進める。海外で商品を生産し輸入する製造小売り(SPA)モデルのため、物流費高騰が業績の下押し要因となってきたが ニトリホールディングス、減収増益
弱気派が支える強気相場 国内勢、株高乗り遅れ鮮明に スクランブル 株式 5月10日更新 日本株が粘り強さを見せている。日経平均株価は10日こそ反落したものの依然として2万9000円台を保ち、年初の安値からは1割超高い。米景気に暗雲が漂うなか目立った押し目もなく浮揚を続ける株価に懐疑的な声は多く、「弱気型」上場投資信託(ETF)の口数は過去最多に膨らんだ。ただ弱気派の売りは、将来買い戻しの形で相場の下値を抑える方向に働く。この強気相場は想定より息が長くなる可能性が出てきた。 国内市場 弱気派が支える強気相場 国内勢、株高乗り遅れ鮮明に