富山第一銀行、未利用口座に管理手数料を導入 地域金融 富山 北陸 5月30日 富山第一銀行は30日、2年以上預け入れ・払い戻しがない普通預金口座を対象に「口座管理手数料」を導入すると発表した。事前に文書で通知し、その後も3カ月程度取引がない場合に口座から手数料を引き落とす。地方銀行は低金利の長期化で収益環境が悪化している。管理手数料の導入などで経費削減につなげるほか、マネーロンダリングなど不正利用を防ぐ狙いだ。 手数料は年間1320円で、最初の引き落としは2025年1月を 富山第一銀行、未利用口座に管理手数料を導入
富山銀行、ZUUと業務提携 顧客企業の業務効率化 地域金融 富山 北陸 スタートアップ 5月25日 富山銀行は25日、業務効率化支援サービスなどを手掛けるスタートアップのZUUと業務提携したと発表した。ZUUが提供している企業経営支援サービス「鬼速」を、富山銀の顧客企業に紹介して手数料を得る。同行は提携を機に顧客企業へのコンサルティング力を強化する狙いだ。 「鬼速」はPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルを用 富山銀行、ZUUと業務提携 顧客企業の業務効率化
北陸の地銀、焦点は与信判断 ゼロゼロ融資の返済本格化 地域金融 富山 福井 石川 北陸 5月17日 北陸に本店を置く地銀の2023年3月期の焦点は、「アフターコロナ」を見据えた与信判断だ。新型コロナウイルス禍の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)で一息ついていた貸出先が、原燃料の高騰といった逆風を受けて経営が厳しくなる例も想定される。貸出先の課題や成長力を見極め、リスクを的確に織り込んで与信費用を見積もれるかが重要になる。 北陸の5社の23年3月期の連結純利益(北陸銀行は単独)は、3社が増益 北陸の地銀、焦点は与信判断 ゼロゼロ融資の返済本格化
富山銀行の22年3月期、純利益40%減 与信費用かさむ 地域金融 北陸 5月12日 富山銀行が12日に発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比40%減の3億3300万円だった。原燃料高や円安・ドル高による顧客の業績悪化懸念から、一般貸倒引当金を10億円積み増した。 単体の経常収益は9%減の70億円。有価証券関係収益が減った。本業のもうけ 富山銀行の22年3月期、純利益40%減 与信費用かさむ
富山の地銀3行、預金の相続書類など共通化 地域金融 富山 北陸 4月27日 富山県を地盤とする北陸銀行、富山第一銀行、富山銀行の地銀3行は27日、預金などの相続手続きについて書類などを5月16日から共通化すると発表した。預金の相続の取り扱いが増える中、3行で異なっている書類手続きなどを共通化することで顧客の負担を減らすとともに業務効率を高める狙いだ。 相続手続きの際に顧客が記入する書面に加え、戸籍謄 富山の地銀3行、預金の相続書類など共通化
富山経済同友会、代表幹事3人体制に 富山 北陸 4月12日 富山経済同友会は12日、幹事会を開き、代表幹事を現在の2人から3人に増員すると発表した。新たに建設会社の牧田組(富山県射水市)の牧田和樹社長を代表幹事に選任する。SDGs(持続可能な開発目標)を推進する上で、地域連携が増えることを見込んで増員を決めた。22日に開く定時総会で正式に決定する。 北陸銀行の麦野英順会長と配置薬の広貫堂(富山 富山経済同友会、代表幹事3人体制に
北陸銀行と富山銀行、ATM相互無料提携 地域金融 富山 北陸 4月8日 北陸銀行と富山銀行は8日、ATMの相互無料提携を5月16日から開始すると発表した。互いのATMでの引き出しや振り込み、預け入れの他行利用手数料(110円)が不要となる。北陸の地銀各行は管理コスト圧縮のためATMを削減しており、両行も提携によりATMの配置見直しを加速させるとみられる。 北陸銀のATM527台と富山銀の52台が対象で、平日の午前8時45分~午後6時まで相互の利用手数料がゼロになる。 北陸銀行と富山銀行、ATM相互無料提携
松屋銀座の紳士服催事、富山へ 「お堅い」企業が集積 富山 北陸 小売り・外食 3月30日 百貨店の松屋は4月、銀座本店(東京・中央)の名物紳士服催事「『銀座の男』市」を北陸の地場百貨店大和の富山店(富山市)で開く。同催事を他の百貨店で開くのは初めて。富山県は人口102万人と都道府県の中では小規模だが、電力会社や地銀3行などスーツを着る機会が多い「お堅い」企業が集まる。地方都市での集客力を見極め、他地域への展開も検討する。 「銀座の男」市は1970年ごろに始まった。オーダーメードでのス 松屋銀座の紳士服催事、富山へ 「お堅い」企業が集積
「非金融分野の事業を強化」 ほくほくFG新社長の中沢氏 地域金融 北陸 3月25日 ほくほくフィナンシャルグループ(FG)のトップが9年ぶりに代わる。25日、新社長に中沢宏取締役(59)を昇格させる人事を発表した。庵栄伸社長(65)は退任する。経営陣の若返りを図り、コンサルティングなど非金融分野の強化や、デジタルトランスフォーメーション(DX)による省力化に注力する。 「財務基盤もようやく一定のレベルまで来た。新たな経営計画のスタートに合わせて次の若い世代にバトンを渡す」。25 「非金融分野の事業を強化」 ほくほくFG新社長の中沢氏
富山銀行、イセ食品の債権取り立て不能の恐れ 3.5億円 地域金融 富山 北陸 3月14日 富山銀行は14日、取引先で鶏卵最大手のイセ食品(東京・千代田)が会社更生手続きに入ったことを受け、取り立て不能や遅延の恐れのある債権が3億5100万円生じたと 富山銀行、イセ食品の債権取り立て不能の恐れ 3.5億円