東和銀行

東和銀行は30日、地域企業の脱炭素化を支援する「TOWA脱炭素コンソーシアム」の勉強会を前橋市内で開いた。勉強会は2回目で、脱炭素化やリサイクル可能製品の製造などに取り組む取引先企業3社が自社の事例を紹介した。 群馬大学発スタートアップのグッドアイ（群馬県桐生市）は、間伐材などのウッドチップをセメントと混ぜた舗装材を紹介した。成長時に二酸化炭素（CO2）を吸収した木材が腐らないような舗装材にする

栃木銀行は地域の食品メーカーなどが首都圏などのバイヤーに商品を紹介する商談会を宇都宮市で10月に開催する。新型コロナウイルス禍で中止やオンライン開催が続いており、対面での開催は5年ぶり。企業の出展ブースに小さなスペースを設け、立ち寄ったバイヤーとすぐに商談ができるようにする。 筑波銀行、東和銀行と共催でJR宇都宮駅前の「ライトキューブ宇都宮」で10月11日に開催する。90団体のブースを設け、6月

東和銀行は25日、2024年度の新卒入行者の初任給を引き上げると発表した。大卒は1万5000円増、高卒は5000円増とする。金融機関は人材確保の面から初任給の引き上げが相次いでおり、同行も「優秀な人材確保の目的」としている。 大卒の総合職は22万円、転居の伴う人事異動がない大卒の総合職（エリアオプション）は21万円となる。高卒は23年度に1万円増の17万5000円に引き上げたが、24年度から18

北関東の地銀の2023年3月期決算が12日、出そろった。めぶきフィナンシャルグループ（FG）と栃木銀行、筑波銀行は最終減益だったが、群馬銀行と東和銀行は最終増益を確保した。おしなべて本業は好調で、店舗統廃合など経費削減も進めたが、含み損を抱えた外国債券の処理を巡って対応が分かれた。 24年3月期はめぶきFG、群馬銀、筑波銀が増益を見込むのに対し、栃木銀と東和銀は減益の見通しで、物価高、人手不足な

東和銀行は9日、2023年3月期の連結純利益が前の期比2.3倍の40億円になったもようだと発表した。従来予想（30億円）から上方修正した。生命保険の販売手数料やビジネスマッチングの手数料といった役務取引等利益が予想を上回った。経常利益は減益予想から一転、7%増の39億円となる見通し。 経常収益の予想は9%減の335億円とした。従来予想の330億円から引き上げた。

群馬県安中市の安中市商工会と、同市内にある群馬銀行や東和銀行、しののめ信用金庫の安中支店と群馬県信用組合は、中小企業支援で連携協定を結んだ。物価高や新型コロナウイルス禍などで厳しい経営を強いられている中小企業を支援するため、情報共有を進め、支援体制の構築で協力する。 地域企業の経営支援や補助金、融資などの要望に関して、両者が情報を共有し、紹介する。研修やセミナーの講師も相互に派遣する。 連携会議

（4月1日）吹上、小川芳樹▽篭原（吹上）蛭川浩二▽安中、太刀川洋樹▽前橋南（妻沼）金井武久▽群馬町（桐生西）落合秀彦▽妻沼、武井透▽桐生西、石塚茂幸〈地名は支店長〉

東和銀行は太陽光施工・発電のサンヴィレッジ（栃木県足利市）の100%子会社であるSVG（同）と、環境に配慮した事業に資金使途を限定する融資「グリーンローン」の契約を結んだと発表した。融資額は6億2000万円。 SVGは調達資金を、固定価格買い取り制度（FIT）を利用しない「非FIT」の太陽光発電所建設などの費用にあてる。東和銀によると、同行が非FITの太陽光発電所向けに融資をするのは初めてだ。

前橋市は28日、市の教育に対する遺贈寄付・相続寄付の受け入れに関して群馬銀行、東和銀行と協定を締結した。市に寄付の申し出があった際に両行を紹介し、無料で相談に応じてもらうことで円滑な寄付の実現につなげる。受け入れた寄付は市の教育振興基金に積み立て、寄付者の希望も踏まえながら就学支援や学校給食、教育・文化施設の充実などに役立てる。 自分の遺産を相続人以外に寄付する「遺贈寄付」や、相続人が相続した財

東和銀行が新型コロナウイルス禍や原材料価格の高騰などに苦しむ中小企業の支援に奔走している。際立つ成果が見えないSBIホールディングス（HD）との資本提携から2年5カ月たち、2009年に注入した公的資金の返済期限まで2年を切った今、停滞してはいられない。現在地と今後の展望について江原洋頭取に聞いた。 ――取引先企業が資金繰りを気にせず事業に専念できる環境をつくる「真の資金繰り支援」に力を入れていま