「前人未到の八冠見えた」 藤井七冠の地元・愛知も歓喜 愛知 6月1日 「地元の希望」「快挙だ」。将棋の藤井聡太六冠が過去最年少で名人戦を制し、史上2人目となる七冠を獲得する偉業を達成したのを受け、地元の愛知県瀬戸市ではパブリックビューイング(PV)会場などに集まった市民らが喜びに沸いた。前人未到の八冠に向けた期待も高まった。 瀬戸市中心部に近い「せと銀座通り商店街」には婦人服店のシャッターに描かれた将棋の大盤で、対局のインターネット中継を通じて棋戦を再現する観戦コ 「前人未到の八冠見えた」 藤井七冠の地元・愛知も歓喜
将棋・藤井聡太六冠が名人戦制す 最年少で七冠に 藤井聡太 6月1日更新 将棋の第81期名人戦七番勝負の第5局が5月31日、6月1日の両日、長野県高山村で指され、後手の挑戦者、藤井聡太六冠(20)が渡辺明名人(39)を破り、4勝1敗でタイトルを奪取した。竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖に名人を加え、七冠を達成。七冠は1996年に当時25歳4カ月だった羽生善治九段(52)に続く2人目で、20歳10カ月での達成は最年少記録となる。 谷川浩司十七世名人(61)が持つ21歳 将棋・藤井聡太六冠が名人戦制す 最年少で七冠に
藤井聡太七冠達成 写真で振り返る 基礎から日経 ビジュアルでわかる 藤井聡太 6月1日 将棋の藤井聡太六冠(20)は5月31日、6月1日の両日、長野県高山村で指された第81期名人戦七番勝負第5局で渡辺明名人(39)を破り、4勝1敗で名人のタイトルを奪取した。併せ持つ竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖と合わせ、羽生善 藤井聡太七冠達成 写真で振り返る
藤井聡太フィーバー再燃 「見届け」1局250万円、新棋戦も 藤井聡太 6月1日 最年少記録を次々と塗り替えながらタイトルを獲得、全八冠制覇まであと1つとした藤井聡太七冠。若きスターの活躍を受けてタイトル戦の関連イベントは高額化、新棋戦も立ち上がるなど将棋界は活況だ。デビュー直後の29連勝という前人未到の快挙から6年。全国に将棋ブームを巻き起こした「藤井フィーバー」が再燃している。 1局につき1人限定で250万円――。藤井七冠が菅井竜也八段の挑戦を退け3連覇を果たした叡王戦で 藤井聡太フィーバー再燃 「見届け」1局250万円、新棋戦も
ハーモニー 将棋棋士・谷合広紀 エッセー 5月31日 私の数少ない趣味の一つにピアノがある。特定の曲を練習するというよりは、その時の気の赴くままに即興で適当に弾くのが好きで、作業に行き詰まったときなどに気分転換としてよく弾いている。 ピアノを習い始めたのは小学校入学より前で、将棋よりも少し早い。最初は家にあるピアノで父から教わり、その少しあとにピアノ教室に通い始めた。はやりの音楽などを弾くことで人気者になれることが嬉(うれ)しくて、私は次第にピアノ ハーモニー 将棋棋士・谷合広紀
挑戦者の一力が2連勝 囲碁の本因坊戦第2局 5月29日 囲碁の第78期本因坊戦7番勝負の第2局は28、29の両日、秋田県能代市で打たれ、挑戦者の一力遼棋聖(25)が201手で井山裕太本因坊(34)に黒番中押し勝ちし、2連勝した。 第3局は6月6、7日に東京都千代田区で行われる。〔共同〕 挑戦者の一力が2連勝 囲碁の本因坊戦第2局
50歳以上の将棋新公式戦「達人戦」(盤外雑記) 5月29日 日本将棋連盟は立飛ホールディングスの特別協賛を得て、公式戦「第1回達人戦立川立飛杯」を創設した。今年4月1日時点で満50歳以上の現役棋士54人全員が参加する。年齢に下限を設けた公式戦は初。 6月から予選を実施する。谷川浩司十七世名人、羽生善治九段、佐藤康光九段、森内俊之九段は本戦シード。日本将棋連盟会長の佐藤九段は「同世代や年長者の方に将棋を通じて勇気、活力を与えられれば」と話す。8人による本戦 50歳以上の将棋新公式戦「達人戦」(盤外雑記)
藤井聡太六冠が叡王3連覇 将棋、2度の千日手の末に 藤井聡太 5月28日更新 将棋の第8期叡王戦5番勝負第4局は28日、岩手県宮古市で指され、2度の千日手指し直しの末、後手の藤井聡太叡王(20)=竜王・王位・棋王・王将・棋聖との六冠=が90手で挑戦者の菅井竜也八段(31)を破り、対戦成績3勝1敗で防衛、叡王3連覇を達成した。藤井叡王は六冠を堅持、通算タイトル獲得数を歴代7位の14期に更新した。 終局後、藤井叡王は「全体を通して苦しいシリーズだった。その中で結果を出せてうれ 藤井聡太六冠が叡王3連覇 将棋、2度の千日手の末に
夏日 将棋棋士・谷合広紀 エッセー 5月24日 東京はここ数日ですっかり暑くなった。夏の訪れが近づいてきているようだ。快適だった春の夜と同じように寝ていると、暑さで夜中に目が覚めてしまう。急激な気温の変化に体がついていけていないようだ。本格的な夏の到来はまだ先だというのに、今からバテていては先行きが思いやられる。 毎年夏になるとなぜこんなにも暑いのかと嫌になる。暑さに耐え切れずに思うのは、「冬のほうが良かった」ということだ。だが、冬は冬でその 夏日 将棋棋士・谷合広紀
囲碁AI、「論理的思考」に盲点 深層学習の弱点示す カバーストーリー 5月23日 囲碁の人工知能(AI)に盲点が見つかった。トップ棋士を上回る実力のAIだが、ある特殊な局面を正しく認識できないという。様々な分野で活用が進むAIにも共通する弱点のようだ。 「あっ、これで白(AI)は死にました」。囲碁AIに詳しい大橋拓文七段が、最強クラスのソフト「KataGo(カタゴ)」相手に手法を実践した。黒番の大橋七段が最終盤、左上隅から中央にかけての白の一団をすべて取り大量リードで勝利した 囲碁AI、「論理的思考」に盲点 深層学習の弱点示す