セゾン投信中野会長退任へ、親会社と経営方針巡り対立か Think! 投資信託 6月1日 セゾン投信は1日、創業者の中野晴啓会長が退任する人事を5月31日の取締役会で決めたと明らかにした。6月28日の株主総会で正式決定する。セゾン投信は大手証券や銀行に属さない資産運用会社として顧客を開拓してきた。 中野氏は経営方針を巡り、親会社のクレディセゾン側と対立していたもようだ。セゾン投信は「退任は事実だが、詳細は控える」とコメントした。中野氏は「不本意な退任だ」とした。 中野氏は1987年に セゾン投信中野会長退任へ、親会社と経営方針巡り対立か
ファンド投資先で破綻増、コロナ・物価高で計画に狂い ネット・IT 金融機関 6月1日 ファンドの投資先企業の破綻が相次いでいる。2023年に入って国内大手ファンド投資先の飲食チェーンやスマートフォンメーカーが法的整理に入った。ファンド関連企業の負債総額は破綻企業全体の4割を占める。ファンド投資先はもともと経営基盤の弱い企業が多いことに加え、新型コロナウイルス禍や物価高が直撃し、出資時の事業計画を達成するのが難しくなった。 国内大手ファンドのポラリス・キャピタル・グループ投資先のF ファンド投資先で破綻増、コロナ・物価高で計画に狂い
マネックス証券、スマホアプリで米株信用取引サービス 5月31日 マネックス証券は米国株専用のスマートフォンアプリの機能を拡張し、信用取引のサービスを追加した。日本時間の夜間や朝でも信用取引や残高管理を簡単にできるようにする。利便性を高め米国株信用取引サービスの利用拡大を狙う。 マネックス証券は1月に米国株信用取引サービスの提供を始めた。これまではパソコンでの取引のみに対応していたが、スマホからでもパソコンと同様に取引できるようになる。複数のテクニカル指標を表 マネックス証券、スマホアプリで米株信用取引サービス
投資信託「多すぎ」にメス 野村アセット、30年に半減へ 投資信託 5月31日更新 運用会社が投資信託の商品数削減に動き始めた。野村アセットマネジメントは2030年までに現在約700ある投信の本数を半分程度に絞る。日本の投信は資産規模に比べ本数が多く商品管理が不十分で、そのコストを投資家が負担しているとの見方がある。好成績が期待できる投信に経営資源を集中し、個人の「貯蓄」から「投資」を後押しする。 投信販売を販売会社に依存している運用会社は、テーマ型ファンドなど販売会社が顧客に 投資信託「多すぎ」にメス 野村アセット、30年に半減へ
金融庁、インパクト投資の4要件提示 年内めど指針策定 経済 金融機関 ESG 5月29日 金融庁は29日、環境・社会課題の解決と投資リターンの両立をめざす「インパクト投資」の検討会を開き、実務指針や方向性を盛り込んだ最終報告書案を示した。インパクト投資には市場を創出する新規性を求めるなど4つの要件を初めて定めた。投資を促し、課題解決に取り組む上場・未上場企業が資金調達しやすい環境を整える。 実務指針は意見募集を経て年内をめどに策定する。金融庁の鈴木英敬政務官は会合で「骨太の方針といっ 金融庁、インパクト投資の4要件提示 年内めど指針策定
インパクト投資で初指針 金融庁、新規性や効果開示促す 経済 金融機関 ESG 5月29日 金融庁は社会・環境問題の解決を目的とする「インパクト投資」で望ましい対応を定めた指針を初めてつくる。新規性や効果と収益性の明確化などの4つの要件を定め、客観的な指標で開示するよう促す。 効果が曖昧なのに同投資をうたった資金集めを防ぎ、投資家が社会・環境に与える効果と収益性を適切に判断できるようにする。 インパクト投資は気候変動など社会問題の解決と金銭的リターンの両立をめざす投融資を指す。投資先が インパクト投資で初指針 金融庁、新規性や効果開示促す
ユニゾ、スポンサー選定やり直し 複数の支援申し出 住建・不動産 金融機関 5月25日 民事再生手続き中の不動産会社のユニゾホールディングスが、スポンサーの選定をやり直すことが25日分かった。もともと国内投資ファンドから支援を受ける方向だったが、経営破綻後に他の複数の事業者からスポンサー支援の申し出があったという。 ユニゾは4月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。当初は国内ファンドの日本産業推進機構(NSSK、東京・港)とスポンサー支援に関する基本合意を結んでいたが、その後債権 ユニゾ、スポンサー選定やり直し 複数の支援申し出
オリックスに株主提案 取締役1人の解任求める 株主総会 金融機関 5月25日 オリックスが取締役1人の解任を求める株主提案を受けていることが分かった。25日までに開示した6月の定時株主総会の招集通知で明らかになった。オリックス取締役会は議案に反対している。 解任提案を受けているのは入江修二取締役兼専務執行役事業投資本部長。招集通知によると、提案したのはオリックスが2019年 オリックスに株主提案 取締役1人の解任求める
ソフトバンクGが異例の反論、S&P10年ぶり格下げに ソフトバンク 金融機関 5月24日 米格付け会社S&Pグローバルがソフトバンクグループ(SBG)の信用格付けを1段階引き下げた。S&Pによる格下げは10年ぶり。保有資産に占める上場株の比率が低下したことが主な要因で、SBG側は異例の反論文を出した。 「財務安全性が正しく評価されなかったことは極めて遺憾だ」。S&Pが格下げを発表した23日夜、SBGはコメントを出した。SBGは約1年にわたり、新規投資をほぼ停止 ソフトバンクGが異例の反論、S&P10年ぶり格下げに
ソフトバンクG格下げ、S&P発表 ファンド業績悪化で ソフトバンク グローバルマーケット 金融機関 5月23日 米格付け会社のS&Pグローバルは23日、ソフトバンクグループ(SBG)の信用格付けを1段階引き下げたと発表した。長期発行体格付けはダブルBフラット、劣後債の格付けはシングルBフラットとした。ファンド事業の業績が一段と悪化し、投資資産全体のリスクが従来の想定よりも高ま ソフトバンクG格下げ、S&P発表 ファンド業績悪化で