世界に青森のリンゴを 輸出量過去最多、県産9割占める 東北 5月31日 2022年産の国産リンゴの輸出量(22年9月〜23年4月)が前年同期比36%増の3万8554トンとなり、過去最多の15年産(3万6304トン)を上回った。財務省が発表した貿易統計で分かった。輸出金額は同43%増の188億8667万円となり過去最高を更新した。台湾向けの米国産リンゴの不作や為替の円安傾向が背景となった。 国産リンゴの輸出は9割が青森県産とされる。県国際経済課によると、22年産の青森 世界に青森のリンゴを 輸出量過去最多、県産9割占める
東北の4月の有効求人倍率、1.35倍 0.01ポイント上昇 東北 岩手 宮城 秋田 山形 福島 5月30日 東北6県の4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント高い1.35倍だった。各労働局が30日発表した。岩手県、宮城県を除く4県で上昇となった。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に変更されることを見据え、飲食や宿泊などで新規求人が増加した。 3月の求人倍率から0.04ポイント上昇した秋田県では「クルーズ船の寄港の増加やゴールデンウイークのイベントに向けて、警備会社が求人 東北の4月の有効求人倍率、1.35倍 0.01ポイント上昇
東北の上場19社、6割強が増益・黒字転換 24年3月期 企業決算 東北 岩手 宮城 秋田 山形 福島 5月30日 東北地方に本社を置く上場企業19社(3月期決算、金融を除く)のうち、6割強にあたる12社が2024年3月期の業績を増益・黒字転換になる見通しだ。23年3月期は光熱費や原材料の高騰により前の期よりも悪化した企業が多い。新型コロナ禍で落ち込んだ個人消費の回復や、旺盛な設備投資を背景に業績拡大を見込む企業が大半を占めた。 ゼビオホールディングスは純利益が23年3月期比3%増の56億円を見込む。外出機会 東北の上場19社、6割強が増益・黒字転換 24年3月期
青森県と北里研究所、獣医師など畜産の人材育成で協定 東北 5月29日 青森県と北里研究所(東京・港)は29日、畜産分野の人材育成で協定を結んだ。県は北里大学と連携を深めることで獣医師職員などの安定確保につなげる。また、県内の家畜保健衛生所などで学生のインターンシップを受け入れ現場実習の拡充につなげる。 畜産業は青森県の農業産出額の3割を占めるが、家畜の伝染病予防などを担う獣医師の不足が課題となっている。県では獣医師を志望する県内高校生を北里大学に推薦し、入学金や授 青森県と北里研究所、獣医師など畜産の人材育成で協定
青森市長選挙、4新人の争い 6月4日投開票 東北 政治 5月28日 前市長の辞職に伴う青森市長選は28日告示され、いずれも無所属新人で青森商工会議所元副会頭の西秀記氏(59)、前青森県議の関良氏(65)、医師の大竹進氏(72)=共産、社民推薦、不動産会社役員の野崎小三郎氏(44)が立候補を届け出た。投開票は県知事選と同じ6月4日。 人口減少や物価高騰への対応が争点。与党系の推薦候補はおらず、混戦になる可能性もある。 前市長の小野寺晃彦氏(47)は辞職し、青森県知 青森市長選挙、4新人の争い 6月4日投開票
山形の父親ら、有志が家事参加で連携 リサイクル業でも データで読む地域再生 山形 宮城 岩手 秋田 福島 東北 5月26日 東北でも子育て支援を手厚くする企業が増えている。山形県では父親たちが任意団体を作って家事参加で連携するほか、宮城県ではリサイクル業、青森県では建設業など業種の特性に合わせた支援の形も浸透しつつある。男性の育児休業取得促進には経営者が率先する姿勢も重要となりそうだ。 仙台銀行は2019年に国から「プラチナくるみん」の認定を受けた。17年4月に役員と支店長ら幹部職員がイクボス宣言を行い、鈴木隆頭取が 山形の父親ら、有志が家事参加で連携 リサイクル業でも
日立、青森県に洪水被害予測システム納入 エレクトロニクス 5月25日 日立製作所は25日、河川の洪水時の浸水被害を予測するシステムを青森県に納入したと発表した。同システムの納入は初めて。受注額は1420万円で、4月に本格運用を始めた。豪雨による洪水被害が増えるなか、河川の浸水被害のリスクがある自治体の防災・減災を支援する。 同システムでは国土地理院の地図データに、都道府県の保有する河川データなどを組み合わせて、浸水区域や予測時間を示す。降水量や堤防の決壊、田んぼや 日立、青森県に洪水被害予測システム納入
技能実習生の偏重脱却へ 青森発ベトナム介護人材育成 介護 東北 サービス・食品 5月23日 国内で不足する介護人材を安定確保するため、青森県の社会福祉法人や大学がベトナムで連携強化をし始めた。国立病院と介護施設を共同開設し、現地大学と人材育成する。高齢化に直面する同国では介護施設の増加が予想され、母国に受け皿を整備することで技能実習生に青森を勤務地として選んでもらう。国が実習生制度を見直す中、先行事例になりそうだ。 青森県むつ市の社会福祉法人・青森社会福祉振興団は7月、ベトナムの国立フ 技能実習生の偏重脱却へ 青森発ベトナム介護人材育成
プロクレアHD、地域ビジネス創出の会社設立へ 地域金融 東北 5月22日 青森銀行とみちのく銀行が経営統合したプロクレアホールディングス(HD)は22日、地域で新事業を創出する会社を設立すると発表した。顧客企業などが持つアイデアを基に銀行側が自ら経営に関わり、軌道に乗ったところで事業を戻す。銀行の業務範囲拡大の一環として金融庁が設ける「銀行業高度化等会社」の認可を受ける予定で、年内の発足を目指す。 設立する会社は「地域バリューアップスタジオ」で、HDの子会社とする。4 プロクレアHD、地域ビジネス創出の会社設立へ