富山ローカル線、県が関与前向き 負の循環断つ戦略転換 ローカル線 富山 石川 北陸 サービス・食品 5月31日 利用減少に直面するローカル線の再構築に向けた法改正が4月に成立し、国土交通省は5月から自治体や事業者向けの説明会を始めた。全国でもいち早く改革が進みそうなのが、富山県のJR城端線・氷見線だ。事業者任せの自治体が多い中、富山県は県の戦略で公共交通に積極的に関わる方針をうたう。成功体験があり、歴史的に地元主導の交通網づくりに熱心だったことも背景にある。 「改正地域公共交通活性化再生法」は自治体や鉄道 富山ローカル線、県が関与前向き 負の循環断つ戦略転換
富山空港利用者数、22年度2.5倍 国際客増加に期待 北陸 富山 石川 サービス・食品 5月30日 富山県は30日、2022年度の富山空港(富山市)の利用者数が前年度比2.5倍の25万1509人だったと発表した。全て国内便の利用者で、ほとんどを羽田便か札幌便の利用者が占めた。新型コロナウイルス禍前の水準よりは53.9%少なく、23年度はチャーター便で運航が再開された国際便の利用者増加が期待されている。 国内線定期便のうち、羽田便は19万8818人と前年度比2.2倍に増えた。21年10月から1往 富山空港利用者数、22年度2.5倍 国際客増加に期待
福井生協、フードドライブを実施 福祉施設などに提供 北陸 5月30日 福井県民生活協同組合(福井市)は、6月5日から未開封の食料品を寄付用に持ち寄ってもらう「フードドライブ」を実施する。集めた商品は県内の子ども食堂や福祉施設などに提供する。SDGs(持続可能な開発目標)活動の一環で、顧客との接点を増やす狙いもある。 食料品などを集めるのは6月5日から11日までの1週間。同社のスーパー「ハーツ」の全10店舗で、店内に専用の箱を用意する。持ち寄ってもらう食品は、常温保 福井生協、フードドライブを実施 福祉施設などに提供
福井銀行、課題解決に企業と都市部人材をマッチング 地域金融 北陸 5月30日 福井銀行は福井県内の企業に経営課題を解決するための人材を派遣するプログラムを開始する。県や大学などと連携し、主に都市部の人材を誘致して企業とマッチングする。誘致人材にはリスキリング(学び直し)の機会も提供し、希望に応じて県内での再就職も支援する。人材不足に悩む中小企業の経営を後押しし、県内経済の活性化や投資拡大を狙う。 プログラムの名称は「ふくい企業価値共創ラボ」で、福井県や福井県立大学、協同組 福井銀行、課題解決に企業と都市部人材をマッチング
北陸財務局、5月の景気判断据え置き 地震の影響は懸念 北陸 石川 富山 5月29日 北陸財務局は29日に発表した5月の北陸経済調査で、北陸3県の景気の総括判断について「緩やかに持ち直している」と据え置いた。個人消費や生産など主要項目の判断も変えなかった。同月の石川県能登地方の地震により一部の宿泊施設で予約のキャンセルが発生していることには懸念を示した。 個人消費の判断は「緩やかに持ち直している」とした。百貨店の販売額が前年を上回るなど明るい材料が目立つ。ただ地震の影響で一部の宿 北陸財務局、5月の景気判断据え置き 地震の影響は懸念
福井―東京、北陸新幹線レールつながる 開業へ準備加速 北陸 富山 石川 サービス・食品 5月29日 2024年春に予定される北陸新幹線の福井県敦賀市延伸を控え、福井県内で開業に向けた機運が高まっている。27日にはレール締結式が福井県内で開かれ、東京から敦賀まで約580キロがつながった。残り約10カ月、ホテル・観光施設の整備やイベントの準備はラストスパートに入る。 芦原温泉駅(福井県あわら市)で同日開かれた式典には斉藤鉄夫国土交通相、福井県の杉本達治知事らが出席した。残っていたボルトを関係者がレ 福井―東京、北陸新幹線レールつながる 開業へ準備加速
銀ぶらから「虎ぶら」へ 都内初ほこみち、歩道が観光地 日経MJ インバウンド 住建・不動産 5月28日 新橋と虎ノ門ヒルズを結ぶ新虎通りが都内初の「ほこみち」として本格始動した。これまでオフィス街の色が強かった同エリアだが、2023年秋には徒歩圏内に高級ホテルや約1400戸の住宅が入る麻布台ヒルズなどが完成する見込み。周辺人口が膨らみインバウンド(訪日外国人)も戻る中、新虎は休日も人を引き寄せる「歩いて楽しい道」へと変貌を遂げようとしている。 ゴールデンウイーク序盤、新虎通り。平日はビジネスパーソ 銀ぶらから「虎ぶら」へ 都内初ほこみち、歩道が観光地
北信越企業、社員の不妊治療や子育てを支援 認定広がる データで読む地域再生 長野 新潟 富山 石川 信越 北陸 5月26日 不妊治療や子育て中の従業員を支援する企業は北信越でも増えている。男性の育児休業取得率などの基準を満たした国の認定企業数は2022年度末で、長野県が14社と北信越でトップ、全国でも5位だった。休暇取得を制度化したり、職場の啓発に励んだりと社員に寄り添う企業が目立つ。製造業や建設業の幅広い業種で取り組みが広がっている。 支援が手厚い企業を厚生労働省は「くるみん」の愛称で認定している。なかでも男性の育 北信越企業、社員の不妊治療や子育てを支援 認定広がる
「1度来れば北陸好きに」 官民共同組織が調査 北陸 石川 富山 5月26日 1度でも来れば、北陸が好きになる――。首都圏居住者で北陸に来訪経験のある人は、経験がない人に比べて北陸の観光により好印象を抱いていることが、官民共同組織の調査で分かった。移住を希望する人が北陸を候補地に選択する比率も、来訪経験があると高まる傾向が鮮明だった。 今回の調査は北陸3県と北陸電力、北陸経済連合会で構成する北陸イメージアップ推進会議が実施。首都圏居住者を対象に北陸の認知度やイメージを探っ 「1度来れば北陸好きに」 官民共同組織が調査
福井駅高架下の商業施設 臨時店舗が6月24日開業 北陸 小売り・外食 5月25日 JR福井駅高架下の商業施設「プリズム福井」の閉館を受け、新施設完成までの臨時店舗が6月24日に開業する。海産物を販売する「越前田村屋」など5店舗を福井駅のコンコース内に開く。駅の利用客の土産物などの需要に対応する。 営業時間は午前8時30分から午後7時まで。焼きサバすし店「若廣」など電車内での飲食に対応する店もある。施設を運営する金沢ターミナル開発(金沢市)は「土産で人気のある菓子店、福井県の強 福井駅高架下の商業施設 臨時店舗が6月24日開業