石川

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石川の企業、行政、社会ニュースをまとめました。金沢市や県内の地銀・スタートアップといったビジネスニュース、再開発や街づくり、鉄道など公共交通の最新情報、選挙や地域課題など行政の動向をお伝えします。

石川の企業、行政、社会ニュースをまとめました。金沢市や県内の地銀・スタートアップといったビジネスニュース、再開発や街づくり、鉄道など公共交通の最新情報、選挙や地域課題など行政の動向をお伝えします。

5月30日

富山空港利用者数、22年度2.5倍　国際客増加に期待

富山県は30日、2022年度の富山空港（富山市）の利用者数が前年度比2.5倍の25万1509人だったと発表した。全て国内便の利用者で、ほとんどを羽田便か札幌便の利用者が占めた。新型コロナウイルス禍前の水準よりは53.9%少なく、23年度はチャーター便で運航が再開された国際便の利用者増加が期待されている。 国内線定期便のうち、羽田便は19万8818人と前年度比2.2倍に増えた。21年10月から1往
富山空港は日本で唯一、河川敷にある(富山市)
 富山空港利用者数、22年度2.5倍　国際客増加に期待

金沢の主要ホテル　台湾グルメフェア　旅行機運を醸成

小松空港との国際定期便が再開した台湾との旅行機運を盛り上げようと、金沢の主要ホテル7社は6月から台湾グルメのランチフェアを開催する。石川県特産の豚肉「能登豚」を使った点心や南国果実のスイーツなど、各ホテルが独自メニューを振る舞う。期間は6月1日から8月31日。 ホテル日航金沢など主要7社が参加する誘客プロジェクトチーム「金沢八家」が企画した。金沢東急ホテルの鈴木房雄料理長は秘伝ダレの台湾唐揚げや
ホテル金沢はマンゴーなど南国果実を使ったアフタヌーンティーセットを提供する
 金沢の主要ホテル　台湾グルメフェア　旅行機運を醸成

「金沢IT部活」3年目始動、地域の課題解決にも挑戦

金沢市と石川県情報システム工業会が運営する中高生向けの「金沢IT部活」の3年目が始動した。次世代の起業家育成を目指す活動で、ゲームやホームページ、ロボットなど部員がつくりたいものを専門家が支援、指導する。中高生の課題をIT（情報技術）で解決につなげる新たな取り組みも予定する。 IT部活は新産業を創出する際に求められる様々な情報活用能力を育成する課外活動。活動拠点となっている金沢市の新ビジネス拠点
金沢IT部活の部員証を受け取る部員(金沢市)
 「金沢IT部活」3年目始動、地域の課題解決にも挑戦

5月29日

北陸財務局、5月の景気判断据え置き　地震の影響は懸念

北陸財務局は29日に発表した5月の北陸経済調査で、北陸3県の景気の総括判断について「緩やかに持ち直している」と据え置いた。個人消費や生産など主要項目の判断も変えなかった。同月の石川県能登地方の地震により一部の宿泊施設で予約のキャンセルが発生していることには懸念を示した。 個人消費の判断は「緩やかに持ち直している」とした。百貨店の販売額が前年を上回るなど明るい材料が目立つ。ただ地震の影響で一部の宿
堀田秀之局長は地震の観光面の影響について言及した
 北陸財務局、5月の景気判断据え置き　地震の影響は懸念

金沢こども応援ネット、企業サポーター第1号にバロー

金沢市が事務局となり、子ども食堂や学習支援など子どもの居場所作りのため活動する金沢こども応援ネットワークは企業サポーターの第1号として、食品スーパーのバローホールディングスを認定した。同社は金沢市内の店舗に家庭で余っている食品などを寄付できる「フードドライブポスト」を設置したほか、賞味期限が近づいた食品を子ども食堂に継続的に提供する予定だ。 企業サポーターは、同ネットワークの活動目的に賛同し、継
家庭で余った食品を寄付できるフードドライブポスト
 金沢こども応援ネット、企業サポーター第1号にバロー

福井―東京、北陸新幹線レールつながる　開業へ準備加速

2024年春に予定される北陸新幹線の福井県敦賀市延伸を控え、福井県内で開業に向けた機運が高まっている。27日にはレール締結式が福井県内で開かれ、東京から敦賀まで約580キロがつながった。残り約10カ月、ホテル・観光施設の整備やイベントの準備はラストスパートに入る。 芦原温泉駅（福井県あわら市）で同日開かれた式典には斉藤鉄夫国土交通相、福井県の杉本達治知事らが出席した。残っていたボルトを関係者がレ
つながったレールの上を工事用の車両が走行した(27日、北陸新幹線の芦原温泉駅、鉄道・運輸機構提供)
 福井―東京、北陸新幹線レールつながる　開業へ準備加速

5月26日

北信越企業、社員の不妊治療や子育てを支援　認定広がる

不妊治療や子育て中の従業員を支援する企業は北信越でも増えている。男性の育児休業取得率などの基準を満たした国の認定企業数は2022年度末で、長野県が14社と北信越でトップ、全国でも5位だった。休暇取得を制度化したり、職場の啓発に励んだりと社員に寄り添う企業が目立つ。製造業や建設業の幅広い業種で取り組みが広がっている。 支援が手厚い企業を厚生労働省は「くるみん」の愛称で認定している。なかでも男性の育
北信越企業、社員の不妊治療や子育てを支援　認定広がる

岩手銀行頭取「魅力評価してもらった」　北国銀系の出資

北国銀行を傘下に持つ北国フィナンシャルホールディングス（FHD）の出資を受けたことが明らかになった岩手銀行の岩山徹頭取は26日、日本経済新聞に対し「当行の魅力を評価してもらった」と述べた。北国FHDが投資子会社を通じ、岩手銀行の発行済み株式のうち4%を取得したことが同日明らかになった。 岩山頭取は「報道によると純投資目的とのことなので、当行もほかの株主と同じようにSR（株主への広報）をする」と語
岩手銀行の岩山徹頭取
 岩手銀行頭取「魅力評価してもらった」　北国銀系の出資

「1度来れば北陸好きに」　官民共同組織が調査

1度でも来れば、北陸が好きになる――。首都圏居住者で北陸に来訪経験のある人は、経験がない人に比べて北陸の観光により好印象を抱いていることが、官民共同組織の調査で分かった。移住を希望する人が北陸を候補地に選択する比率も、来訪経験があると高まる傾向が鮮明だった。 今回の調査は北陸3県と北陸電力、北陸経済連合会で構成する北陸イメージアップ推進会議が実施。首都圏居住者を対象に北陸の認知度やイメージを探っ
首都圏居住者の北陸観光のイメージは「食べ物がおいしい」が最上位(金沢市の近江町市場)
 「1度来れば北陸好きに」　官民共同組織が調査

北欧発スポーツ「モルック」、金沢市で初の全国大会

金沢市で27〜28日、北欧フィンランド発祥の新スポーツ「モルック」の全国大会が初めて開催される。日本モルック協会が毎年秋に開催している全国大会に並ぶ春の大規模な大会として新たに企画、参加者は1100人以上を予定する。誘致した市の外郭団体、金沢文化スポーツコミッションは「宿泊や飲食など経済効果は大きい」としている。 モルックは木の棒を投げ、ピンを倒して点数を競う。気軽に楽しめることや戦略を立てる楽
木の棒を投げ、ピンを倒して点数を競う
 北欧発スポーツ「モルック」、金沢市で初の全国大会